やんばるの森

爬虫類

分類
ワニ目アリゲーター科
分布
南アメリカ北部・中部

ブラジルカイマン

学名
Paleosuchus trigonatus
英名
Smooth-fronted caiman

特徴

成長すると最大で1.8mほどになる、コビトカイマンよりもやや大きな種類。主に水深の浅い小川に生息するが、成長すると水から離れた陸上での生活時間が長くなる。魚類や両生類、小型の哺乳類などを捕食する。獲物を捕まえる瞬間は非常に素早いが、普段はほとんど動かない。

飼育スタッフより

日光浴をするので陸に上がってる際は、優しく見守ってくださいね。

淡水魚

分類
スズキ目カワスズメ科
分布
アマゾン川流域

エンゼルフィッシュ

学名
Pterophyllum scalare
英名
Freshwater angelfish

特徴

体高が高く、背びれ・腹びれ・尻びれが長く伸びているのが特徴。名前は大きなひれで天使のように美しく泳ぐ姿に由来する。水流がほとんどない水域に生息しており、甲殻類や小魚、昆虫を捕食する。

飼育スタッフより

子育てを行う魚です。普段は温厚ですが、産卵すると気が荒くなります。卵を守るために飼育員の手に噛みついてきます。

淡水魚

分類
カラシン目アレステス科
分布
インド

コンゴテトラ

学名
Phenacogrammus interruptus
英名
Congo tetra

特徴

インド原産の中型のコイの仲間。おとなしい性格だが泳ぐ力は強く、群れで活発に泳ぎ回る。体の形が魚雷(トーピード)に似ていることからこう呼ばれている。

飼育スタッフより

光の反射によって青や緑など様々な色に輝いて見えます。好きな角度を探してみましょう。

淡水魚

分類
カラシン目カラシン科
分布
アマゾン川流域、オリノコ川流域

ブラックコロソーマ

学名
Colossoma macropomum
英名
Cachama

特徴

とても丈夫な歯をもっているため、雑食魚でありながら主に水面に落ちてくる硬い木の実などをすりつぶして食べる。外見はピラニアによく似ているが、本種はおとなしく普段は単独で生活している。

飼育スタッフより

丸っこい体型で少し可愛らしさのある魚です。ほかの大型魚にも負けない食欲の持ち主です。

淡水魚

分類
コイ目コイ科
分布
インド、東南アジア

レッドライントーピードバルブ

学名
Puntius denisonii
英名
Denison barb

特徴

体側全体に入る黒いラインと頭部から腹部まで入る赤いラインが特徴。体の形は魚雷(トーピード)に似ているのが名前の由来。

飼育スタッフより

常に泳ぎ回っているので、写真を撮るのは至難の業です。彼らに負けずに頑張りましょう。

淡水魚

分類
ナマズ目ピメロドゥス科
分布
アマゾン川流域、オリノコ川流域

レッドテールキャットフィッシュ

学名
Phractocephalus hemioliopterus
英名
Redtail catfish

特徴

大型のナマズの仲間で夜行性の熱帯魚。体側の白く太い帯と名前の由来となる赤みのある尾ひれが特徴。魚類やカニ類の他、果実なども食べる。巨大な口は自身と同じくらいのサイズのエサでも飲み込める。

飼育スタッフより

基本、水槽の底面で休んでいることが多いのですが、エサやりの時間にはよく泳ぎます。

淡水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
奄美大島以南、西太平洋

ミナミトビハゼ

学名
Periophthalmus argentilineatus
英名
Barred mudskipper

特徴

河口付近の泥干潟やマングローブに生息している。エラ呼吸だけでなく皮膚呼吸ができるため、陸上で生活することも多い。体の乾燥を防ぐため全身粘液で覆われている。陸上では胸びれを使い移動するが、驚いたときに尾ひれで跳ねることもある。

飼育スタッフより

たまに水槽を覗くと流木の上で餌を待っていたり、水中に手を入れると手に上ってきたり。見ているだけで癒されます。

淡水魚

分類
トビエイ目アマゾンタンスイエイ科
分布
ラプラタ川流域、アマゾン川流域

モトロスティングレイ

学名
Potamotrygon motoro
英名
South american freshwater stingray

特徴

淡水に生息するエイの仲間で、尾の付け根に強力な毒針をもっている。黄色がかった茶色の体色にドーナツ型の模様か入るのが特徴。

飼育スタッフより

口が体の下にあるので、覆いかぶさってもぞもぞエサを食べるところがかわいいです。

淡水魚

分類
トウゴロウイワシ目メラノタエニア科
分布
ニューギニア島のクトゥブ湖とその周辺河川

ブルーレインボー

学名
Melanotaenia lacustris
英名
Lake kutubu rainbowfish

特徴

青い体色が特徴のレインボーフィッシュの仲間。オスは成熟すると頭部が黄色く染まり、体側には黄色いラインが現れる。野生の個体は絶滅の危機にあるとされている。

飼育スタッフより

レインボーフィッシュの仲間には様々な色や形の種類がいます。この種類は名前の通りの青色がとても綺麗です。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
コスタリカ、ニカラグア

パロットファイヤー・シクリッド(フラミンゴシクリッド×スリースポットシクリッドの交雑個体)

学名
Amphilophus citrinellus
英名
Red devil

特徴

河川や湖に生息する淡水魚。全身が赤味がかった体色をしている。オスは成長に伴い頭部に大きなコブが現れる。性格が荒いため他の魚に顔を突き合わせ威嚇する場合がある。甲殻類や小魚などを捕食する。

飼育スタッフより

おちょぼ口がかわいい本種ですが性格はかなり悪く、新しく魚が来ると大抵追いかけてしまいます。しかし口の形状が攻撃に適していないため攻撃力はほとんどありません。

淡水魚

分類
アロワナ目アロワナ科
分布
アマゾン川流域

ピラルク

学名
Arapaima gigas
英名
Arapaima

特徴

世界最大級の淡水魚の一種。その姿は1億年以上ほとんど変化していないため、生きた化石と呼ばれる。名前の「ピラ」は魚、「ウルク」は赤い顔料が採取できる木の実という意味で、体の後半部と尾ひれに赤い斑が入ることに由来する。成長すると体長2~3m程になるが、過去には5mにも及ぶ個体が確認されている。

飼育スタッフより

世界最大級の淡水魚で有名な魚。大きな口でエサを丸呑みにします。当館の個体はまだ小さい個体なので、これからが楽しみな魚です。

淡水魚

分類
カラシン目カラシン科
分布
アマゾン川流域

ピラニア・ナッテリー

学名
Pygocentrus nattereri
英名
Red piranha

特徴

危険な魚というイメージがあるが人間を襲うことは滅多になく、性格は臆病で群れを形成して生活する。鋭い歯をもち、腹部の鮮やかな赤色が特徴。肉食性で魚類や昆虫類などを捕食する。

飼育スタッフより

怖い一面もあるが、顔を横から見るとちょこっとお口が出ているのがまた可愛らしいお魚です。

淡水魚

分類
ナマズ目ナマズ科
分布
メコン川流域、チャオプラヤ川流域、東南アジア

トランスルーセントグラスキャット

学名
Kryptopterus bicirrhis
英名
Glass catfish

特徴

頭部以外は色素がほとんどなく体に鱗(うろこ)もないため、ガラスのように透明な体から内臓や骨が透けて見える。ナマズの仲間で2本の長いヒゲをもち、底層ではなく中層付近を群れで泳ぐ。小さな甲殻類や水生昆虫などをエサとしている。

飼育スタッフより

体にうろこが無く透明な体から内臓や骨などが見えます!スケルトンな魚です! 内臓は透けてないからエサが透けたることはありません!

淡水魚

分類
スズキ目ダトニオイデス科
分布
インドネシア

ダトニオ・プラスワン

学名
Datnioides microlepis
英名
Finescale tigerfish

特徴

植物の多い水域に生息する。白色と黒色のしま模様が特徴であり、その見た目から「タイガーフィッシュ」と呼ばれる。小型の魚類や甲殻類、昆虫類を捕食する。

飼育スタッフより

臆病な個体が多く、水槽の隅っこによくいます。ですがエサやりの時は、大型魚にも負けじと食べています。

淡水魚

分類
ナマズ目ピメロドゥス科
分布
アマゾン川流域

タイガーシャベルキャット

学名
Pseudoplatystoma fasciatum
英名
Barred sorubim

特徴

大型のナマズの仲間。細長く平たい体型をしており、ヒゲを6本もつ。名前は体の背面から体側にかけて黒い虎模様が入ることに由来する。魚類や甲殻類などを大きな口で吸い込むようにして捕食する。

飼育スタッフより

本来はもう少し薄い体型の魚なんですが、当館の個体はとても食いしん坊で…。少し体の厚みのある固体になりました。

淡水魚

分類
スズキ目テッポウウオ科
分布
スリランカ、東南アジア

セブンスポットアーチャーフィッシュ

学名
Toxotes chatareus
英名
Spotted archerfish

特徴

名前の通り体に7つの黒いスポットが入っており、マングローブや河口周辺の汽水域に生息している。口から水を発射し水面上にいる昆虫などを撃ち落とし捕食する習性がある。

飼育スタッフより

少し臆病な性格ですがとても目が良く、エサがあると分かると水槽の前まで近づいてきます。

淡水魚

分類
アロワナ目アロワナ科
分布
アマゾン川流域

シルバーアロワナ

学名
Osteoglossum bicirrhosum
英名
Silver arowana

特徴

1億年以上前に存在する古代魚と言われる大型の淡水魚。あごの先端にヒゲが2本生えており、水面や水上にいるエサを捕食するため口が上向きに開くユニークな形をしている。木の枝に止まった虫を捕食するため水面から1m以上ジャンプすることもある。

飼育スタッフより

上から覗いていたら、エサの時間と勘違いして寄ってくることもあります。皆判断が早いです。

淡水魚

分類
ポリプテルス目ポリプテルス科
分布
アフリカ

ポリプテルス・ビキール

学名
Polypterus bichir bichir
英名
Nile bichir

特徴

※現在展示はしておりません。
古代魚の一種。ポリプテルスの中で最も大きな種類の一つで、背鰭の数が多いのが特徴。河川や湖に生息しており、昼間は隠れていることが多い。夜になると活発に動きだし、小魚や甲殻類、昆虫などを捕食する。

飼育スタッフより

魚のようでいてヘビのようでカエルっぽくもあり…。不思議な魅力のある魚です。

淡水魚

分類
ガー目ガー科
分布
中央アメリカ、カリブ海、太平洋

トロピカルガー

学名
Atractosteus tropicus
英名
Tropical gar

特徴

古代魚の一種で約1億年前から姿をほとんど変えてない。他のガーと異なり、鼻が短くて幅が広いのが特徴。肉食で甲殻類や魚類をエサとして食べる。

飼育スタッフより

プラチナのアリゲーターガーと違い、真っ黒なガーの仲間。体は小さいですが、ほかの大型魚にも負けずエサを食べています。

淡水魚

分類
デンキウナギ目アプテロノートゥス科
分布
ベネゼエラ、ペルー

ブラックゴーストナイフフィッシュ

学名
Apteronotus albifrons
英名
Black ghost

特徴

真っ黒な体表で、ナイフのような体型が特徴である。目が退化しているが、体から微弱な電気を流すことで障害物をよけたり、エサを感知したりすることができる。夜行性なので、日中は岩陰などに隠れていることが多い。

飼育スタッフより

ゆらゆら動く幽霊のような魚。エサをあげるとすごい勢いで食べに来ます!ぜひ見てみてください!

淡水魚

分類
トウゴロウイワシ目メラノタエニア科
分布
ニューギニア島北西部の周辺湖

ハーフオレンジレインボーフィッシュ

学名
Melanotaenia boesemani
英名
Boeseman's rainbowfish

特徴

体が青とオレンジ色に染まるレインボーフィッシュの仲間。性格は温厚だが、繁殖期にはオス同士が「フィンスプレッディング」という縄張りやメスを巡ってひれを大きく広げ合う威嚇行動を頻繁に行う。

飼育スタッフより

オスは背中が盛り上がります。でも盛りすぎてない?ちょっと心配なくらいです。

淡水魚

分類
スズキ目カワスズメ科
分布
アフリカのマラウイ湖

スキアエノクロミス・フライエリー

学名
Sciaenochromis fryeri
英名
Electric blue hap

特徴

アフリカのマラウイ湖に生息する固有種。オスの成魚は全身の体色が鮮やかな青色となる。マウスブルーダーとして知られ、産卵後メスは口に卵をくわえ、孵化後もしばらくの間は稚魚を口内で保育する。

飼育スタッフより

シクリッドの仲間には卵や子を守って育てる種類が多くいます。愛です。

淡水魚

分類
トウゴロウイワシ目メラノタエニア科
分布
ニューギニア島のセンタニ湖とその周辺河川

コームスケールレインボー

学名
Glossolepis incises
英名
Red rainbowfish

特徴

高い体高と赤い体色が特徴のレインボーフィッシュの仲間。オスはより体高が高くなる。レインボーフィッシュの仲間は元々海で生活していたが、海から川に徐々に進出し、淡水に適応したと言われている。

飼育スタッフより

「レインボー」と名前につきますが、レインボーにはならない魚。でもギラギラ具合では他の種類に負けないぞ!

淡水魚

分類
スズキ目カワスズメ科
分布
南アメリカのアマゾン川

オスカー

学名
Astronotus ocellatus
英名
Oscar

特徴

体長は最大で30cm~40cm程度で体色や模様のバリエーションが豊富。体には目玉のような模様があり、目を狙ってくる水鳥やピラニアなどの天敵を欺くものだといわれている。肉食性で小魚や甲殻類などを食べる。繁殖時は一度に卵を1000個~3000個産み、魚の世界では珍しく親が子供の世話をする。

飼育スタッフより

本種は体色のバリエーションが生息地でかなり変わってくる魚です。マニアックな話ですが、個人的にはブラジルのアラグアイア川のオスカーが好みです。

淡水魚

分類
フグ目フグ科
分布
ナイル川、ニジェール川

テトラオドンリネアートゥス

学名
Tetraodon lineatus
英名
Globe fish

特徴

成長すると体長40cmほどになり淡水フグの中では大型となる。固い貝などを食べるために鋭く強い歯をもつ。小型の甲殻類や小魚、貝類などを捕食する。

飼育スタッフより

飼育員が水槽の前に来ると、エサを求めて前まで来てくれます。体の模様と赤い目がとてもきれいなフグの仲間です。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
アフリカのマラウイ湖

ラビドクロミス・カエルレウス

学名
Labidochromis caeruleus
英名
Blue streak hap

特徴

小型のシクリッドの仲間で、地域によって白や青の体色のものが存在する。食性は肉食寄りの雑食性。本種を含むアフリカンシクリッドの仲間は縄張り意識が強く、同種間でよく争う。

飼育スタッフより

なによりこの真っ黄色がチャームポイント!ちなみにこの子たちはオスメス関係なく鮮やかな黄色です。

淡水魚

分類
カダヤシ目アダヤシ科
分布
ナイジェリア、カメルーンなどのアフリカ大陸中部

アフリカンランプアイ

学名
Aplocheilichthys normani
英名
Norman’s lampeye

特徴

体長3.5cmほどのメダカの一種で群れを作って泳ぐ。目の上部が光を反射し青く輝いているように見えるため、「ランプアイ」と名付けられる。成魚になるとオスは背びれと尻びれが角ばって黄色くなる。水草やその根本に粘着質の卵を産み付ける。

飼育スタッフより

シンプルですが目を引く色合いの綺麗な魚です。小さくてもしっかりアピールしてくれます。

鳥類・その他

分類
フクロウ目フクロウ科
分布
沖縄本島、屋我地島

リュウキュウオオコノハズク

学名
Otus lempiji pryeri
英名
Sunda scops owl

特徴

日本各地に生息する留鳥(りゅうちょう)として分布するオオコノハズクの亜種で、黄色い眼をもつのが特徴。木の洞や森林の地表面にある穴に住み、バッタやヤモリなどを食べる。

飼育スタッフより

水族館内のどこかに隠れています。館内の木の穴の中をぜひ探してみてください!

鳥類・その他

分類
チョウ目タテハチョウ科
分布
喜界島、沖縄諸島以南の琉球諸島

オオゴマダラ

学名
Idea leuconoe
英名
Tree nymph butterfly

特徴

日本に生息している蝶の中で最も大きい種。サナギの時は黄金色をしており、蝶になると白地に黒い斑模様が入っている。自然環境保全・再生の象徴として沖縄県の県蝶に選ばれた。

飼育スタッフより

いつも出現するわけではありません!!
どこからともなく華麗なシルエットで現れます。
あなたは彼らを見つけられるか…!?

淡水魚

分類
コイ目ギュリノケイルス科
分布
改良品種、原種はメコン川、チャオプラヤ川、マレー半島北部

ゴールデンアルジイーター

学名
Gyrinocheilus aymonieri var
英名
Gold chinese algae eater

特徴

幼魚のときはコケを食べるが、成長するとコケを食べなくなり、気性が荒くなる。口は吸盤のようになっている。本種はアルジイーターの黄変種を固定した改良品種であり、原種は淡い灰色の体色をしている。

飼育スタッフより

口が吸盤のようになっており、色んなところに引っ付いてもぞもぞしている様子が見られます。ユニークでかわいいですね。

淡水魚

分類
トビエイ目アマゾンタンスイエイ科
分布
コロンビア

クロコダイルスティングレイ

学名
Potamotrygon sp
英名
-

特徴

大きな輪っかの模様が特徴的で、別名で「ゴールドリングスティングレイ」とも呼ばれている。

飼育スタッフより

このエイたちはなかなかお腹側を見せてくれません。見れたらラッキー!

淡水魚

分類
トビエイ目アマゾンタンスイエイ科
分布
アマゾン川流域

ポルカドットスティングレイ

学名
Potamotrygon leopoldi
英名
White-blotched river stingray

特徴

ブラジルのシングー川流域の固有種で最大70cmほどまで成長する。 「ポルカドット」はミズタマ、「スティングレイ」はエイの意味を持つ。

飼育スタッフより

座布団みたいで可愛らしい柄とフォルムですが、尾に毒針を持っています。南米の河川を歩くときは気を付けましょう。

淡水魚

分類
コイ目コイ科
分布
ミャンマー、タイ

ブルーマハシール

学名
Neolissochilus stracheyi
英名
-

特徴

1メートルを超えるコイの仲間。 うろこは大きく銅色をしており、ヒレは名前の通り青みがかっている。主に小魚などを捕食するが、水草を食べることもある。

飼育スタッフより

コイの仲間は繁殖期になると口の周りに「追星」と呼ばれる白い突起物が出来るのですが、このブルーマハシールにも追星が出来ています。ぜひ探してみてください。

淡水魚

分類
ナマズ目パンガシウス科
分布
メコン川流域

パールン

学名
Pangasius sanitwongsei
英名
Giant pangasius

特徴

大型のナマズの仲間で2メートル、200㎏ほどまで成長する。 一見するとサメのような体つきをしていることから「Paroon Shark」と呼ばれることもある。

飼育スタッフより

サメっぽい体つきのナマズの仲間です。個人的には、可愛らしい顔つきだと思います。これから大きくなるのが楽しみな一匹です。

淡水魚

分類
スズキ目カワスズメ科
分布
タンガニーカ湖

フロントーサ

学名
Cyphotilapia frontosa
英名
Humphead cichlid

特徴

シクリッドの一種。オスは成長に伴って頭部にコブが発生する。アフリカのタンガニーカ湖の固有種であり、小魚や甲殻類を捕食する。

飼育スタッフより

横から見るオスの大きなこぶがとてもかっこよくて迫力があるお魚です。

淡水魚

分類
カダヤシ目カダヤシ科
分布
メキシコ

アルビノサンタクロースソードテール

学名
Xiphophorus hellerii
英名
-

特徴

メダカの仲間。オスの尾びれが剣のようにとがっていることからソードと名前につく。

飼育スタッフより

オスからメスへ、メスからオスへ変わることが可能です。そのたびに尻尾の先も伸びたり縮んだり。

淡水魚

分類
アロワナ目モルミルス科
分布
コンゴ川流域

エレファントノーズ

学名
Gnathonemus petersii
英名
Elephantnose fish

特徴

下あご部分が象の鼻のように長く伸びているのが特徴。眼があまりよくないため、鼻のような部分から微弱な電気を発してエサを探す。

飼育スタッフより

鼻っぽいけどよくみると伸びたアゴ。初見で気づいた人はそういないのではないでしょうか。ちなみにご飯が大好きで、全員大慌てで食べます。

淡水魚

分類
ナマズ目ピメロドゥス科
分布
アマゾン川流域、オリノコ川流域

ピクタスキャット

学名
Pimelodus pictus
英名
Pictus

特徴

銀色の体に黒色のスポット模様が入るナマズの仲間。長いヒゲでエサを探し小魚や甲殻類を捕食する。ナマズの仲間では珍しく活発に泳ぐ。

飼育スタッフより

普段は水槽の中心の岩の後ろに隠れてしまっていますが、給餌のタイミングでたまに出てくることがあります。飼育員でもあまり見ることが出来ない魚です。

淡水魚

分類
分布
東インド

チャンナバルカ

学名
Channa barca
英名
Barca snakehead

特徴

本種は蛇のような顔立ちからスネークヘッドとよばれ、鰓呼吸だけでなく空気呼吸を行うことが可能であり、定期的に水面に空気を吸いに来る。

飼育スタッフより

美しさなど、スネークヘッドの中でも最高峰と呼ばれているお魚です!正面から見るお顔はとても愛くるしく、かわいいときれいを兼ね備えたお魚だと思います。

淡水魚

分類
ナマズ目ドラス科
分布
タパジョス川、シングー川、パラナイーバ川

メガロドラス

学名
Megalodoras uranoscopus
英名
Giant talking catfish

特徴

体に棘のあるナマズ。産地でのバリエーションが豊富で柄や色味など個体によって違う。成長スピードはおそいが最大で80㎝程になる大型のナマズ。

飼育スタッフより

普段は石のように動かずジッとしていますが、餌を食べるときは結構動きます。底に沈んだ餌を豪快に吸い込みます。

淡水魚

分類
スズキ目カワスズメ科
分布
アフリカのマラウイ湖

オトファリンクス・リトバテス

学名
Otopharynx lithobates
英名
Sulphurhead hap

特徴

頭部が黄色になるシクリッド。野生下では岩場を好み、水底に落ちた食べ残しや魚の死骸を食べると言われている。性質の荒い種の多いアフリカンシクリッドの中では比較的おとなしい。

飼育スタッフより

この水族館のシクリッドの仲間はだいたい食いしん坊です。エサのときは全員でスタッフの方に付いてきます。

淡水魚

分類
ガー目ガー科
分布
北米南部、ミシシッピ川

アリゲーターガー(プラチナ)

学名
Atractosteus spatula
英名
Alligator gar

特徴

北アメリカに生息する最大の淡水魚で2m~2.5mまで大きくなる。吻はワニのように突き出しており、鋭い歯が並んでいることが名前の由来となっている。

飼育スタッフより

危険生物として有名な魚。普通は灰色などの体色ですが、この個体はプラチナと呼ばれる真っ白な体色の個体です。とても綺麗ですが、鋭い牙で獲物を捕食します。

淡水魚

分類
ナマズ目ロリカリア科
分布
コロンビア、ペルー

グリーンロイヤルプレコ

学名
Panaque sp.
英名
Peru green royal pleco

特徴

パナクエ系プレコの一種。野生下では朽木を主に食している。本種は他主にはない鮮やかな緑色が特徴的である。

飼育スタッフより

ロイヤルプレコは木を削り食べるので、この魚の入っている水槽は小さな木くずが舞ってしまいます。木の隙間から顔を出しているので探してみてください。

淡水魚

分類
ナマズ目ロリカリア科
分布
コロンビア、ペルー

ゴールデンサンダーロイヤルプレコ

学名
Panaque nigrilineatus
英名
Royal pleco

特徴

パナクエ系プレコの一種。野生下では朽木を主に食している。本種は乱れた白いラインが特徴的である。

飼育スタッフより

ロイヤルプレコの仲間は、大きくなると口の横に立派な髭が生えてきます。ですが水槽内での成長スピードは遅いため、髭が生えるまで地道に見守っていきます。

淡水魚

分類
コイ目コイ科
分布
インド、ヒマラヤ

ゴールデンマハシール

学名
Tor putitora
英名
Golden Mahseer

特徴

生息地のインドでは神の魚と呼ばれており、大きくなると2mを超える大型の鯉の仲間。

飼育スタッフより

一見地味な体色をしていますが、よく見ると綺麗な黄色がうっすらと発色し始めています。成長した個体はアロワナやピラルクと同じくらい見応えがあり、大きくてとてもかっこいいです。

淡水魚

分類
ナマズ目ギギ科
分布
ミャンマー

ビルマサカサナマズ

学名
Mystus leucophasis
英名
Burmese upside down catfish

特徴

逆さに泳ぐ様からビルマサカサナマズと呼ばれている。最大で30㎝程になる中型のナマズでかなり荒い魚でほかの魚を攻撃する。

飼育スタッフより

逆さで泳ぐ奇妙な魚!ご飯を食べるときも逆さになって食べているのでぜひ見てみてください!

淡水魚

分類
カラシン目カラシン科
分布
コロンビア

コロンビアレッドフィンテトラ

学名
Hyphessobrycon columbianus
英名
Red tail mirror blue tetra

特徴

背びれに発色する水色と真っ赤な尾びれが特徴的なテトラ。

飼育スタッフより

小さいころは地味な体色だったのですが、成長に伴いメタリックな青色の体色と鮮やかな赤色のヒレがとても綺麗に発色しました。体の高さも出ており、小型魚ならではの魅力にあふれています。

淡水魚

分類
ナマズ目ピロメディア科
分布
コロンビア、ベネズエラ

オレンジキャット

学名
Cephalosilurus apurensis
英名
Orange catfish

特徴

※現在展示はしておりません。。

南米に生息する最大体長70㎝程になる中型ナマズ。日中は物陰に隠れており近づいてきた小魚を捕食する。

飼育スタッフより

泳ぎ回るのは得意じゃないけど、餌やりのときは水面まで来てくれます。食べるの大好き!

淡水魚

分類
ナマズ目ロリカリア科
分布
南米、アマゾン川

ブッシープレコ

学名
Ancistrus sp
英名
Bushymouth catfish

特徴

口にある髭状の突起が特徴的な草食性のナマズでコケなどを好んで食べている。

飼育スタッフより

沖縄の川には靴みたいな大きさのプレコが定着していますが、この子は違う種類の小さいプレコです。水槽のコケを食べてお掃除を手伝ってくれています。

淡水魚

分類
ナマズ目カリクティス科
分布
ブラジル、ペルー

コリドラスラバウティ

学名
Corydoras rabauti
英名
Rust corydoras

特徴

赤みを帯びた体色と背中に通るグリーンのバンドが特徴的な南米に生息するナマズ。性格は温和である。

飼育スタッフより

ころころとした体形が可愛らしいナマズで、底に落ちてきた餌に必死に食らいつく姿がイチ押しです。給餌のタイミングでしか見ることが出来ない姿なのですが、ぜひ見ていただきたいです。

淡水魚

分類
ナマズ目カリクティス科
分布
ペルー、エクアドル

ブロキススプレンデンス

学名
Brochis splendens
英名
Common brochis

特徴

体色がメタリックグリーンで近縁の多種と比較すると体高が高くなる種である。

飼育スタッフより

コリドラスの仲間の中では大きいほうです。よく見比べると口元が他種よりも長く、とてもユニークな見た目をしています。

淡水魚

分類
フグ目フグ科
分布
タイ、カンボジア

ミドリフグ

学名
Chelonodon nigroviridis
英名
Green spotted pufferfish

特徴

緑色の体色に黒い模様が入るフグ。河口に生息しており成体は主に海に生息している。

飼育スタッフより

飼育員のことを認識しているようで、担当が餌を持って水槽の近くに行くと、大抵近寄って来てくれます。また、びっくりしたときなどにはこんなに小さくてもちゃんと膨らみます。

淡水魚

分類
アロワナ目モルミルス科
分布
ナイジェリア、タンガニイカ湖

ドルフィンモルミルス

学名
Mormyrus rume longirostris
英名
Eastern bottle-nosed mormyrid

特徴

※現在展示はしておりません。
イルカのようなシルエットからドルフィンと名前につくモルミルスの仲間。野生下では約50㎝ほどまで成長するが成長速度は極めて遅い。

飼育スタッフより

よ~く探すと違う種類が隠れていますね。エレファントノーズの子供と間違われやすいですが、別の種類です。

淡水魚

分類
カラシン目カラシン科
分布
ベネズエラ

ダイヤモンドテトラ

学名
Moenkhausia pittieri
英名
Pittier's tetra

特徴

ダイヤモンドの様な輝きからダイヤモンドテトラと呼ばれるテトラの仲間。この輝きはウロコの構造によって生み出している。

飼育スタッフより

ダイヤモンドのように、キラキラと輝いている魚です。ヒレも大きく、目の上が赤いのが特徴です。

淡水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
静岡県~屋久島の太平洋沿岸、琉球列島

ツムギハゼ

学名
Yongeichthys criniger
英名
Yellowfin Toxic Goby

特徴

河口域周辺、マングローブ内の浅場に多く見られるハゼ。体内にフグ科の生物の持つテトロドトキシンを持っておりハゼとしては特異的である。

飼育スタッフより

河口域で本種を探していると、3cm前後の個体に混じってたまに7cm前後の個体が現れます。大きい個体は体表の模様が大きくてとてもかっこいいです。

淡水魚

分類
スズキ目カワスズメ科
分布
南アメリカ、アマゾン川

ディスカス

学名
Symphysodon
英名
discus fish

特徴

南アメリカのアマゾン川原産で、横から見ると円盤(ディスク)型の体を持つことから、この名がつけられた。円盤状の体型に鮮やかな模様が入り「熱帯魚の王様」と呼ばれている。

飼育スタッフより

熱帯魚といえばディスカス!その中でも、担当はブルー系が推しです。とても美しい青色の中に赤い模様があるので、ぜひよく観察してみてください。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
グアテマラ、コスタリカ、パナマ

コンビクトシクリッド

学名
Amatitlania nigrofasciatus
英名
Convict cichlid

特徴

名前のコンビクトとは囚人という意味であり白と黒にストライプ模様からこの名前が付けられている。

飼育スタッフより

現在展示を行っている2匹はオスメスのペアになっているため、2匹でくっついて泳いでいることが多いです。よかったら観察してみてください。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
ニカラグア、コスタリカ

フラミンゴシクリッド

学名
Amphylophus citrinellus
英名
Red devil cichlid

特徴

成長したオスの頭部には大きく特徴的なコブが現れる。名前にフラミンゴとつくのは鮮やかな白桃色が由来になっている。

飼育スタッフより

シクリッドの一部のオスは、成長に伴いコブが発達します。現在展示している個体はかなりコブが出てきており、とても迫力のあるシクリッドです。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
メキシコ、グアテマラ

ヴィエジャ・ハートウェギ

学名
Vieja hartwegi
英名
Tailbar cichlid

特徴

丸みを帯びた頭部に小さめの口を持つ中米原産のシクラソマの一種。成長に伴い体色が変化していく。また多種と比べても気の荒い種である。

飼育スタッフより

本種はメキシコに生息するシクリッドの仲間で、派手な体色が特徴的です。また食欲もあり、給餌の際は水槽の水位ぎりぎりまで泳いで来てとても可愛らしいです。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
メキシコ

ヴィエジャ・フェネストラータス

学名
Vieja fenestrata
英名
Vieja fenestrata

特徴

ピンクの頭部に青みのある体色に入る黒い模様が特徴的な中米原産のシクラソマの一種。野生下では砂や泥の沈殿した湖に生息し主に草を好んで食べるが水生昆虫なども食べている。

飼育スタッフより

現在水槽に2匹入っています。この2匹を見比べても分かるように、個体ごとに体色の入り方が違うため個体識別が容易です。また、丸みを帯びた体型ですが、オスはコブが出ていてかっこいいです。

淡水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
インドネシア

ナイトゴビー

学名
Stigmatogobius sadanundio
英名
Knight goby

特徴

東南アジアに生息する小型ハゼ。白い体色に黒いスポットが入っており目はよく見ると澄んだ青色をしている。普段は川底にいるがよく水中でホバリングを行う。

飼育スタッフより

水玉模様が綺麗な小型のハゼの仲間で、オスはピンと伸びた背びれが特徴的です。また、その背びれが騎士に見えることから「ナイト」が名前に入っています。

淡水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
沖縄県、中・西部大西洋

ハスジマハゼ

学名
Cryptocentroides insignis
英名
Insignia prawn-goby

特徴

河口域の砂泥底に穴を掘り巣にしている。褐色の体表に青い斑点模様のハゼ。また、オスとメスで模様の違いがある。

飼育スタッフより

正面から見た顔つきが少し気が抜けた感じで可愛らしいハゼです。野生で見かけるときはほとんどの個体がテッポウエビと共生しているような気がします。

淡水魚

分類
カラシン目カラシン科
分布
コロンビア、ベネズエラ

ブラントノーズガー

学名
Ctenolucius hujeta
英名
Silver pike-characin

特徴

古代魚のガーの仲間に似ているが全くの別種であり、本種は南米に生息する中型カラシンの仲間。飛び出た口で小魚を捕食する。

飼育スタッフより

給餌の際、明らかに自分の口よりも大きなエサでも必死に食べる食いしん坊です。細く尖った口先がとてもかっこいいです。

淡水魚

分類
カラシン目アノストムス科
分布
コロンビア

レポリヌス モラレシ

学名
Leporinus moralesi
英名
Leporinus rips

特徴

コロンビア原産の中型カラシンの仲間で体に不規則な黒い斑点がある。野生下では群れを成して生息する。

飼育スタッフより

大きさの割に臆病な性格で、給餌の時に他の魚に餌をとられてしまうこともあります。水族館に来たときはほとんど模様がありませんでしたが、日につれて模様が濃くなってきていて嬉しいです。

淡水魚

分類
カラシン目セラサルムス科
分布
コロンビア

ブラックバンデットメチニス

学名
Myleus schomburki
英名
Disk tetra

特徴

南米に住んでいる中型カラシンの仲間。円盤形の丸い体型が特徴的で体の中央に入るラインは成長するに従い、黒く太くなっていく。

飼育スタッフより

本種は成長に伴い体の一部が赤くなるのですが、まだまだ小さいため成長が楽しみな魚です。

淡水魚

分類
カラシン目アノストムス科
分布

バンデッドレポリヌス

学名
Leporinus fasciatus
英名
Banded leporinus

特徴

アマゾン川流域に分布しており、現地ではアラク・フラメンコと呼ばれている。体色は黄色く吻から尾柄にかけて8~12本の黒い横帯があり全長30~35㎝程度まで成長する。

飼育スタッフより

もともと他の草食性の魚用として水槽に小松菜を入れていたのですが、本種が一番おいしそうに小松菜を食べています。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
南メキシコ

シクラソマサルビニー

学名
Cichlasoma salvini
英名
Tricolor cichlid

特徴

オスとメスで模様や大きさが異なる中南米のシクラソマの仲間。体色は地域によって異なり黄色が濃い個体と青色が濃い個体がいる。

飼育スタッフより

搬入したての頃はあまり発色しておらず、性格も控え目でした。ですが時間が経つにつれて、腹部に綺麗な赤色が乗り、性格も荒くなってきています。今では自分より大きな魚にも喧嘩を仕掛けています。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
ニカラグア、パナマ

パラクロミスロイズリー

学名
Parachromis loisellei
英名
Loiselle's cichlid

特徴

体高があり全体的に丸みを帯びているシクラソマの仲間。オスは体色の黄色が強くなりコブが出てくる。

飼育スタッフより

性格がかなり悪く、他の魚によくちょっかいを出しています。ですが顔つきは顎が少ししゃくれていてかわいいです。

淡水魚

分類
スズキ目シクリッド科
分布
メキシコ南部、グアテマラ、ベリーズ

ヴィエジャメラヌラ

学名
Vieja melanura
英名
Redhead cichlid

特徴

中南米に生息しているシクラソマの仲間。尾鰭周辺は黄色で頭部はピンク色の派手な体色が特徴的で成長すると体高が出てくる。

飼育スタッフより

かなり毒々しい見た目でカラフルな本種。毎日少し体色が変化しているような気がしてつい眺めてしまいます。

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