サンゴ
ポリプ1つ1つが大きくふっくらと膨らみ成長することが特徴。体色はオレンジ、赤、緑、ピンクと豊富なカラーバリエーションを持ち、青色の光を当てると発光しているように見える。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
肉厚な共肉に包まれていて、なんだか暖かそうだと思いませんか?
海水魚
一般的に魚はイソギンチャクの毒に麻痺するが、本種はこの毒に対する免疫性をもっている。外敵が現れるとイソギンチャクに逃げ込み身を守る。雄性先熟である本種は、群れの中で一番大きなメスが死ぬと一番大きなオスがメスに生まれ変わる。
オレンジと白の縞模様がきれいなお魚です!イソギンチャクの中から外の様子を探る様子もかわいいです!
幼魚の時はタイドプールなどの浅場で見られるが、成魚は沿岸の浅い岩礁域から水深150m以浅に生息する。見た目からチョウチョウウオの仲間に見えるが、メジナやイスズミの近縁種となる。
黄色の体色に黒いしま模様が美しい魚です。水槽の厄介者カーリー(イソギンチャクの仲間)を食べてくれます。
幼魚は銀白色で、成魚になると金色の体色となり鮮やかな青色の背びれと尻びれをもつ。サンゴ礁域や岩礁域に生息し、食欲が旺盛で魚類や甲殻類を捕食する。
銀色の身体に青い背びれと尻びれが映える綺麗なお魚です!沖縄ではガーラと呼ばれていますよ!
淡水魚
口で人間の皮膚に吸い付き、角質を食べることから「ドクターフィッシュ」という名でよく知られている。ドイツでは本種を用いたフィッシュセラピーが医療行為として認定されている。石につく藻や微生物を食べる。
たま~に「角質しかあげてないの?」と尋ねられることがあります。しっかり普通のエサも与えていますのでご安心ください。
鳥類・その他
ヤギというサンゴの仲間で、硬い骨格をもつ。本種は黄色、オレンジ、赤などの色のバリエーションがある。暗い所に生息しているため、光を必要としない代わりにプランクトンなどのエサから栄養を摂取している。
本種は暗いところに生息していますが、当館では明るい水槽にいるのでしっかり観察することができます。飼育している色はオレンジに赤の水玉模様です。元気な時は赤いところからポリプ(餌を捕まえるところ)が出てきます。写真映え間違いないなし!
柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。形は樹状で小さなポリプが開いているのが特徴。体色はグリーンや褐色の個体が存在する。沖縄県近海にも生息し、岩場や枝サンゴのがれきの上などに群生する。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
水の流れに揺られている姿がとても可愛らしく、癒されます!
全身に茶褐色の斑点が広がる。ハタ科の中では小型で25㎝程度の大きさ。サンゴ礁域に生息し甲殻類や小魚を食べる。沖縄ではイシミーバイと呼ばれる。
沖縄では全身に広がる斑点を石に見立てて、イシ(石)ミーバイ(ハタ)と呼びます。
名前の通り黄色の体色で体長が3cmほど。サンゴ礁域のミドリイシ類の枝の隙間に生息する事が多い。
黄色の小型のハゼで愛嬌ある見た目をしています。基本的にサンゴの上で生活しています。
名前の通り体色は鮮やかな黄色となり、尾部にある白いトゲが目立つ。体高が高く大きな背びれと尻びれが特徴。吻(ふん)はやや突出し、吻先に小さな口がある。主に海藻などの藻類をエサとしている。
綺麗な黄色の体がチャームポイントのお魚ですが、尾びれ近くにはトゲももっています!
エサを食べる時、吻(ふん)を前方に長く伸ばしサンゴの隙間にいる甲殻類などを一瞬で吸い込む様子が特徴的である。また体色の変異が多く、同じ個体でも環境によって黄色から茶褐色や暗色に変色し、別の魚に見えるほど大きく変わる。
顔の下にあるトゲにも見える部分は実は顎です!ご飯を食べるときは口が一気に伸びちゃいます!
板状の骨格が特徴で覆い被さるように成長するサンゴ。体色はグリーン、オレンジ、パープルなどバリエーションが豊富。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」になる部分。
実はサンゴの水槽は飼育員がウェットスーツを着て中に入ってお掃除しています。 お掃除の時に体が当たって、キッカサンゴの様な平べったいサンゴを割ってしまわないかドキドキしながら作業しています…!!
爬虫類
名前の通り青色の舌をもち頭部から胴体までが太く、手足や尾は短い。草原などの暖かく乾燥した地域に生息しており、日中にエサを求め行動し夜間は岩陰や木の下などに隠れている。雑食性で昆虫類や小型の爬虫類、果実などを食べる。
名前の通り青い舌が特徴のトカゲで、餌を探すときや補色の時に見られる青い舌もとっても可愛らしいのですが、飼育員的推しポイントは前あし!体の大きさに対して前あしがとっても小さくてキュートなのでぜひ見てみてください!
哺乳類
体長は40cm~60cmほど。サルの仲間であるスローロリスなどの原猿類に容姿が似ているがアライグマの仲間に分類される。夜行性で1日を木の上で生活し、地上にあまり降りてこない。雑食性で果実や花の蜜、昆虫などを食べる。長い舌をもち、はちみつをなめとって食べる姿からハニーベアとも呼ばれている。
昼間は寝ていることが多いから、顔が見れたらとってもラッキー!大好物のバナナがあればどこへでもついていきます笑
オレンジ~黄色の体色に白~淡青色の縦帯が入るテンジクダイの仲間。他のテンジクダイと同様に口内で卵を育てる口内保育をする。
オレンジに白のストライプがかわいいお魚です。受精卵が孵化するまで口の中で卵を守り続ける献身的な一面も。
円盤状で山のような形をしている単体性のサンゴ。骨格は中央から放射状に広がって延びる。名前の「クサビラ」はキノコの古語で、見た目とその形が由来になっている。体色はオレンジ、グリーン、紫などカラーバリエーションも豊富。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
サンゴは基本的には固着した後は動くことができない種類が多いですが、クラビライシの仲間は動くことができるタイプもいます! もしかしたらゆっくり移動するところが見られるかも?
鮮やかな赤い体色が特徴的なベラの仲間。オスがメスにアピールする際にひれを広げ、体色を婚姻色に変えてメスに求愛する『フラッシング』という行動を行うことがある。
鳥のクジャクのようにクジャクベラの雄は雌にアピールするためにひれを広げます。
管のように長く前に突出した吻(ふん)が名前の由来。体色は赤色で細い網目模様を形成している。赤色のため目立つように見えるが、枝サンゴなどの間に隠れると保護色となり敵に見つかりにくい。
赤いチェック柄のような体色と長くとがった口がチャームポイント!細長い口で岩の隙間などにいる甲殻類を食べています!
たくさんの花が密集しているような見た目をしている。八放サンゴ類としては特異な骨格を持ち、その骨格がパイプオルガンの気管に似る為、英名でオルガンパイプのサンゴと名前になっている。
まるでお花のような見た目をしているのが特徴で可愛らしいサンゴです。
サンゴ礁に多く、大きな群れを作って生息する。体色は周囲の明るさによって変わり、昼間は青く、夜間など暗い場所では赤くなる。
周囲の明るさで体の色を変える器用なお魚です。しかもこれ、ちゃんと理にかなっているんです。自然ってすごい。
赤や黄、茶など体色の変異が多く、周囲の環境に擬態する。頭の上のイリシウム(竿部分)とエスカ(疑似餌部分)と呼ばれる器官を使って小魚をおびき寄せ捕食する。
イロカエルアンコウと似ていますが、一番の違いは各ヒレが別の色でふちどりされているところです。歌舞伎の化粧の「隈取」に似ていることから名付けられています。
主に樹上棲で昼間に活動する。食性は草食性で木の葉や花、果実などを食べtるが、幼体のうちは昆虫なども食べている。水中でも尾の推進力で遊泳も優れている。
DMMかりゆし水族館で出会える2匹のイグアナはどちらも同じグリーンイグアナのアルビノ。でも大きさが全然違うんです。小さなイグアナもいずれ成長すると2メートル近くになるんですよ~!これからの成長が楽しみです!
2本の後肢を使い水上を走ることが出来る。頭部の大きな突起や大きな背びれはオスにしか見られない特徴で、メスにアピールするためと言われている。
とっても食いしん坊です。ゴキブリが大好物!
パナクエ系プレコの一種。野生下では朽木を主に食している。本種は他主にはない鮮やかな緑色が特徴的である。
ロイヤルプレコは木を削り食べるので、この魚の入っている水槽は小さな木くずが舞ってしまいます。木の隙間から顔を出しているので探してみてください。
大きな群れを作って泳ぐ回遊魚。捕食方法が特徴的で、口を大きく開けたまま泳ぎ、海水ごと取り込んだ小魚やプランクトンをエラで濾(こ)しとりながら食べる。
群れを作って泳いでいるお魚で、口を大きく開けて海水ごとプランクトンなどを食べています!
タツノオトシゴの仲間で、体色は黒色や茶色、黄色など生息環境によって変化している。細長い管状の吻(ふん)の先端に小さな口があり、小魚やプランクトンを吸い込んで捕食する。
海藻などにつかまって休憩したり、ゆっくり泳いでいる姿がとても癒されます!ご飯の時は餌を素早く吸い込みます!
大きな輪っかの模様が特徴的で、別名で「ゴールドリングスティングレイ」とも呼ばれている。
このエイたちはなかなかお腹側を見せてくれません。見れたらラッキー!
幼魚の時は色彩豊かな体色をしているが、成長するにつれて黒色に変わる。
幼魚と成魚でだいぶ見た目が違う魚です。タッチプールには色彩豊かな体色の幼魚が泳いでいます。ぜひ探してみてください!
体色は黒っぽく目の周辺や胸びれが黄色い。尾びれの付け根に可動棘がある。雑食性で藻類や甲殻類などを食べる。
黒というよりは淡いブルーが印象的なお魚。幼魚の時はちゃんと真っ黒です。
砂漠やサバンナなどの乾燥した地域に生息しており、草食性で野草や多肉植物などを食べる。世界で3番目に大きいカメで、甲長40cm・体重40kgに達する。名前の由来は後ろ足の付け根周辺にある突起する部分が「蹴爪(けづめ)」のように見えることから。
「コーラ」という名前の女の子と、「ラムネ」「トニー」という名前の男の子、計3匹のケヅメリクガメが暮らしています。よく見るとそれぞれ甲羅の模様や形がしっかり違うんです!餌やり体験では、大迫力で餌を食べる様子を観察できます!
高い体高と赤い体色が特徴のレインボーフィッシュの仲間。オスはより体高が高くなる。レインボーフィッシュの仲間は元々海で生活していたが、海から川に徐々に進出し、淡水に適応したと言われている。
「レインボー」と名前につきますが、レインボーにはならない魚。でもギラギラ具合では他の種類に負けないぞ!
幼魚のときはコケを食べるが、成長するとコケを食べなくなり、気性が荒くなる。口は吸盤のようになっている。本種はアルジイーターの黄変種を固定した改良品種であり、原種は淡い灰色の体色をしている。
口が吸盤のようになっており、色んなところに引っ付いてもぞもぞしている様子が見られます。ユニークでかわいいですね。
パナクエ系プレコの一種。野生下では朽木を主に食している。本種は乱れた白いラインが特徴的である。
ロイヤルプレコの仲間は、大きくなると口の横に立派な髭が生えてきます。ですが水槽内での成長スピードは遅いため、髭が生えるまで地道に見守っていきます。
生息地のインドでは神の魚と呼ばれており、大きくなると2mを超える大型の鯉の仲間。
一見地味な体色をしていますが、よく見ると綺麗な黄色がうっすらと発色し始めています。成長した個体はアロワナやピラルクと同じくらい見応えがあり、大きくてとてもかっこいいです。
触手の先端が複雑に枝分かれしており、見た目がタコ足のように見えることから別名「タコアシサンゴ」とも呼ばれる。豊富なカラーバリエーションを持ち、褐色や蛍光グリーンなど様々な色が存在する。
蛍光グリーンに見える部分は、サンゴが紫外線や青色の光を受けて発光しているんです! これはサンゴのもつ緑色蛍光タンパク質の働きによるものです。 自然の綺麗な色を観察してみてください!
群体の枝は細長く伸び、全体的に樹枝卓上に広がる。ミドリイシの中でも成長スピードが速い。
以前は沖縄でも見られたのですが、温暖化の影響により姿を消した過去があります。
体に黒い点が散在するのことが名前の由来。体色は個体によっては青・黄・白など変化があり、強い毒をもつ。サンゴ礁に生息し甲殻類や軟体動物を捕食する。
英名ではドッグフェイス・パファー(犬顔フグ)と呼ばれているほど、かわいらしいお顔です。
小川やマングローブなどの水辺に数頭の群れで生息している。水中では長い尾を使って素早く泳ぎ、小魚や甲殻類を捕食する。尿・糞でなわばりをマーキングする習性がある。カワウソの中でもっとも体が小さく、名前の由来は手足の爪が小さいことから。
プール大好き!お魚大好き!!お昼寝大好き!!! 可愛いところ盛りだくさんですが、実は白目を剥いて寝ていることも…(笑) いろんなキュートな一面をぜひご覧ください。
「グゥグゥ」という鳴き声が、琴の音に似ていることからこの名前が付いた。銀白色の体色に、黒色の縦線が3本あり、最大50cmにもなる個体もある。
琴の音を鳴らすからコトヒキ。なんとも雅な名前です。これがもしグゥグゥだと、また違った印象になりますね。
直径が20cmを超える大型のヒトデ。名前の通り体の表面に大きなコブが多数並んでいるのが特徴。
タッチプールの代表的な生き物です!魚たちの食べ残しなども食べてくれるお掃除屋さんでもあります!
全長20cmほどになる大型のヒトデで水深20m以浅の岩礁や砂地に生息する。岩や砂の表面などに付着しているコケや、生き物の死骸などを食べる。
赤いトゲのようなコブがイカしたヒトデです。モドキというほど、コブヒトデとはあんまり似ていない気がします。
体色が変異的な個体が多く、黒が強い/黄色みが強い等の個体もいる。サンゴ礁域に生息し藻類などを食べる。
真っ黒な個体から真っ黄色な個体まで、個体差が非常に大きいお魚です。本当に同じ魚?
波当たりの強い礁縁から礁斜面の浅所に生息。枝の先端が白くなることが多い。大潮干潮時に露出する場所にも大きな群落を形成する。
名前の通り、小指のような枝が並んだサンゴです。波が強い場所で育つと枝が短くなるという特徴があります。
眼の後ろにある白線が襟(えり)に見えることから、ラテン語で襟を意味するコラーレが名前の由来になっている。また、眼の上の眉毛のようになっている模様も特徴的。サンゴのポリプなどを捕食している。
黄色と黒色のグラデーションカラーがとても美しいチョウチョウオの仲間になります。丸みのあるひれがとても可愛いです!
赤みを帯びた体色と背中に通るグリーンのバンドが特徴的な南米に生息するナマズ。性格は温和である。
ころころとした体形が可愛らしいナマズで、底に落ちてきた餌に必死に食らいつく姿がイチ押しです。給餌のタイミングでしか見ることが出来ない姿なのですが、ぜひ見ていただきたいです。
背びれに発色する水色と真っ赤な尾びれが特徴的なテトラ。
小さいころは地味な体色だったのですが、成長に伴いメタリックな青色の体色と鮮やかな赤色のヒレがとても綺麗に発色しました。体の高さも出ており、小型魚ならではの魅力にあふれています。
幼魚期はサイコロのような形で愛らしい姿をしているが、成長すると眼の上や尾ひれに長いトゲをもつ特徴的な姿となる。刺激やストレスに反応し、皮膚から粘液性の毒を出し外敵から身を守っている。
頭に生えた二本のトゲが特徴的なお魚です!普段は折りたたまれている尾びれは扇のように開きます!
インド原産の中型のコイの仲間。おとなしい性格だが泳ぐ力は強く、群れで活発に泳ぎ回る。体の形が魚雷(トーピード)に似ていることからこう呼ばれている。
光の反射によって青や緑など様々な色に輝いて見えます。好きな角度を探してみましょう。
名前のコンビクトとは囚人という意味であり白と黒にストライプ模様からこの名前が付けられている。
現在展示を行っている2匹はオスメスのペアになっているため、2匹でくっついて泳いでいることが多いです。よかったら観察してみてください。
成長すると体長40cmほどになり淡水フグの中では大型となる。固い貝などを食べるために鋭く強い歯をもつ。小型の甲殻類や小魚、貝類などを捕食する。
飼育員が水槽の前に来ると、エサを求めて前まで来てくれます。体の模様と赤い目がとてもきれいなフグの仲間です。