ちゅらみなも

海水魚

分類
スズキ目ヒメジ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

オジサン

学名
Parupeneus multifasciatus
英名
Manybar goatfish

特徴

下あごに2本の長いヒゲがあり、正面から見ると人間の「おじさん」に見えることが名前の由来。ヒゲには味覚を感じることができる器官があり、普段は折りたたんで隠しているが、海底でエサを探すときには素早く動かし捕食する。

飼育スタッフより

口元にあるひげのような器官がチャームポイント!ご飯を探すときはこのひげを一生懸命に動かします!

海水魚

分類
トビエイ目トビエイ科
分布
沖縄県以南、インド洋、太平洋

ウシバナトビエイ

学名
Rhinoptera javanica
英名
Flapnose ray

特徴

頭部の腹側にある頭鰭(とうき)と呼ばれる特殊なひれが牛の鼻に見えることから名前がつけられた。この頭鰭を用いて海底の砂を巻き上げながら、甲殻類や貝類などの底生生物を見つけ出し捕食する。

飼育スタッフより

どこか愛嬌のある顔をしているお魚です!口元も笑っているように見えるかも…?

海水魚

分類
キンメダイ目イットウダイ科
分布
小笠原、琉球諸島以南、インド洋、太平洋

アカマツカサ

学名
Myripristis berndti
英名
Blotcheye soldierfish

特徴

鮮やかな赤色の体色に大きな目が特徴。夜行性で昼間は岩やサンゴの隙間に身を潜め、夜になると獲物を求め活発に活動する。肉食性で小魚や甲殻類を捕食する。

飼育スタッフより

少し暗い赤色の体と大きな目が特徴です!BYツアー最後の大水槽餌やり体験でとても目立ちます!

海水魚

分類
スズキ目サバ科
分布
沖縄県以南、インド洋、太平洋

グルクマ

学名
Rastrelliger kanagurta
英名
Indian mackerel

特徴

大きな群れを作って泳ぐ回遊魚。捕食方法が特徴的で、口を大きく開けたまま泳ぎ、海水ごと取り込んだ小魚やプランクトンをエラで濾(こ)しとりながら食べる。

飼育スタッフより

群れを作って泳いでいるお魚で、口を大きく開けて海水ごとプランクトンなどを食べています!

海水魚

分類
スズキ目アジ科
分布
南日本、インド洋、太平洋

カスミアジ

学名
Caranx melampygus
英名
Bluefin trevally

特徴

幼魚は銀白色で、成魚になると金色の体色となり鮮やかな青色の背びれと尻びれをもつ。サンゴ礁域や岩礁域に生息し、食欲が旺盛で魚類や甲殻類を捕食する。

飼育スタッフより

銀色の身体に青い背びれと尻びれが映える綺麗なお魚です!沖縄ではガーラと呼ばれていますよ!

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
千葉県以南、インド洋、太平洋

ヨスジフエダイ

学名
Lutjanus kasmira
英名
Common bluestripe snapper

特徴

黄色い体色に、名前の通り体側に4本の縦帯があるのが特徴。沿岸の岩礁域やサンゴ礁域に大きな群れで生息しており、時には何万匹もの群れを形成する。小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。

飼育スタッフより

名前の通りに4本の白い線の模様をもっています!沖縄ではビタローとも呼ばれています!

海水魚

分類
トビエイ目トビエイ科
分布
南日本、世界の熱帯・亜熱帯海域

マダラトビエイ

学名
Aetobatus narinari
英名
Spotted eagle ray

特徴

ひし形の体型と背中側の白色斑点模様が特徴。頭部の先にある尖った吻(ふん)を使い、エサとなる甲殻類などを砂底から探す行動が見られる。横幅は1.5?2mほどになる大型種。

飼育スタッフより

とがった鼻のような吻(ふん)を持っていて、これを使って砂に隠れているご飯を探します!背中のまだら模様が名前の由来です!

海水魚

分類
スズキ目ブダイ科
分布
紀伊半島以南、インド、太平洋

ヒブダイ

学名
Scarus ghobban
英名
Blue-barred parrotfish

特徴

※現在展示はしておりません。。

雌雄で色彩が大きく異なる種。メスは黄色っぽい体色で水色の横帯模様が入っており、オスは黄色が薄く全体的に青っぽい体色となる。主に甲殻類や藻類を食べる。

飼育スタッフより

青と黄色の模様が綺麗なお魚です!メスのほうが縞模様がはっきりとしています!

海水魚

分類
スズキ目フエフキダイ科
分布
千葉県以南、インド洋、太平洋

ハマフエフキ

学名
Lethrinus nebulosus
英名
Spangled emperor

特徴

「笛吹き」という名の通り、笛を吹くように吻(ふん)が突き出した顔をしているのが特徴。大きいもので全長1m近くになる。浅瀬から沖合の水深の浅い海域に生息し、小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。

飼育スタッフより

とがった吻(ふん/口元)が特徴的なお魚です!沖縄ではタマンと呼ばれます!

海水魚

分類
メジロザメ目メジロザメ科
分布
南日本、インド洋、太平洋

ツマグロ

学名
Carcharhinus melanopterus
英名
Blacktip reef shark

特徴

体長1.6mほどで、サメの仲間では小型に分類される。背びれ、尾ひれ、尻びれの先端が黒色になっているのが特徴。水深30mほどの浅い海に生息しており、魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。

飼育スタッフより

「ツマ」とは「端っこ」のこと。ヒレの先端が黒いから「ツマグロ」といいます!
ちなみに「ツマジロ」というサメもおり、こちらはヒレの先端が白いです。飼育の難しいサメで、残念ながら当館にはいません!

海水魚

分類
スズキ目マンジュウダイ科
分布
北海道南部以南、インド洋、太平洋

ツバメウオ

学名
Platax teira
英名
Tiera batfish

特徴

高い体高と、背びれと尻びれが長く幅広い体型が特徴。通常は40cmほどの体長のものが多いが、時には1m近くまで成長することもある。沿岸付近の中層で小さな群れを形成する。

飼育スタッフより

成魚の姿からは想像できませんが、幼魚の頃は枯れ葉の様な見た目で自分の身を守って過ごしています!

海水魚

分類
スズキ目タカサゴ科
分布
沖縄県以南、インド洋、太平洋

ササムロ

学名
Caesio caerulaurea
英名
Blue and gold fusilier

特徴

体側の上部に黄色の縦じま帯が入る。クマササハナムロに似るが、本種のほうが体高が高く、体長も大きいのが特徴。沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に群れで生息しており、動物プランクトンを捕食する。

飼育スタッフより

大水槽のタカサゴ(グルグン)たちの群れにお邪魔して一緒に泳いでいます。
尾鰭に黒い点があるのがタカサゴ、黒い線が入っているのがササムロなので、探してみてください!

海水魚

分類
スズキ目トラギス科
分布
八丈島、愛媛県、高知県、琉球列島、西大西洋など

オグロトラギス

学名
Parapercis pacifica
英名
Speckled sandperch

特徴

体色は白を基調に頭部から尾ひれの付け根にかけて多数の褐色点があり、名前の通り尾ひれに大きな黒色斑がある。オスは腹部に小眼状斑列が3つほどありメスは6~7つある。サンゴ礁周辺の砂地でよく見られる。

飼育スタッフより

基本的には水槽の底面にいることの多い種類です。
下の方を探すと、胸びれを手の様に支えにしてじっとしているので探してみてください!

海水魚

分類
フグ目ハリセンボン科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ネズミフグ

学名
Diodon hystrix
英名
Spot-fin porcupinefish

特徴

成長すると体長60cmになり日本国内のハリセンボンの仲間では最大の種類。トゲは短く数も少ない。サンゴ礁域の浅瀬に生息し、肉食性の魚でウニや貝を丈夫な歯でかみ砕いて食べる。

飼育スタッフより

ハリセンボン科の仲間なのでハリセンボンに似ていますが、ハリセンボンよりかなーり大きくなります!

海水魚

分類
スズキ目ヒメジ科
分布
八丈島、小笠原諸島、琉球列島など

ホウライヒメジ

学名
Parupeneus ciliatus
英名
Whitesaddle goatfish

特徴

他のヒメジ科の魚と同じくヒゲのような器官をもっており、このヒゲで砂の中の餌を探す。単独または小さな群れで生息し、甲殻類などを捕食する。

飼育スタッフより

オジサンとよく間違えられますが、ホウライヒメジは黒色斑が尾の付け根に一つ、オジサンは第二背びれの下にもう一つ黒色班があるのが特徴です。

海水魚

分類
ウナギ目ウツボ科
分布
駿河湾、琉球列島、西インド洋、西太平洋など

オナガウツボ

学名
Strophidon sathete
英名
Slender giant moray

特徴

ウツボ科の中で体が細めなタケウツボ属となるが、大きくなると全長3m以上を達し、ウツボ科の中で最大級となる。見た目に反して性格が臆病で、危険を感じると岩の隙間や泥底の中に隠れる。主に内湾に生息しているが、沖縄県ではマングローブ域でも見ることができる。

飼育スタッフより

普段は岩の中に隠れて姿を見られないこともしばしば…。
おなかが減っている時と、お引越しの時には姿を現します!

海水魚

分類
スズキ目フエフキダイ科
分布
和歌山県以南。小笠原。インド、西太平洋

ノコギリダイ

学名
Gnathodentex aureolineatus
英名
Striped large-eye bream

特徴

体長30cm前後になる熱帯魚。体側の腹部には黄色の縦帯があり、体の後方に黄色の大きい斑模様がある。

飼育スタッフより

群れになって泳ぎ、背中の黄色い斑点がとても綺麗です。

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
神奈川県三浦半島以南の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島

ニセクロホシフエダイ

学名
Lutjanus fulviflammma
英名
Longspot snapper

特徴

体長が40cmほどに成長するフエダイ。体側に黄色い縦しまを5本ほどもつ。体の後方に黒い点があり、この斑が名前の由来になっている。

飼育スタッフより

仲間と寄り添いながら泳いでいるのがとっても可愛らしいです!

海水魚

分類
フグ目フグ科
分布
琉球列島、台湾南部、東沙群島、西大西洋

スジモヨウフグ

学名
Arothron manilensis
英名
Narrow-lined puffer

特徴

尾柄まで黄褐色もしくは茶褐色の縦帯があり、この模様は成長するにつれ薄くなっていく。体色は個体差があり、明るい体色をしている個体が多いが、暗色になっている個体もいる。

飼育スタッフより

体に対して小さめな背びれと胸びれを、一生懸命に動かして泳いでいる姿は見ていて凄く癒されます!

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
琉球列島、小笠原諸島、硫黄島、台湾南部

ツチホゼリ

学名
Epinephelus cyanopodus
英名
Speckled blue grouper

特徴

明るい青灰色の体色をしており、体側に斑紋が小さく散らばる。成魚の体長は50cm~70cm程度、大きな個体は1mを超えることもある。海底に穴を掘り隠れ家を作る習性をもつことが名前の由来となっている。

飼育スタッフより

落ち着いた色合いの体色に、ブルーの斑点がとても綺麗です。
大きな体を上手に岩陰に隠して泳いでいるので、ぜひ探して見てください。

海水魚

分類
フグ目フグ亜目フグ科
分布
八丈島、小笠原諸島、琉球列島など

モヨウフグ

学名
Arothron stellatus
英名
Stellate puffer

特徴

フグの仲間ではかなり大型になり1mを超えることがある。群れを作らず単独で生活する。皮や卵巣、肝臓に毒があり、フグの中でも毒性が強い。

飼育スタッフより

目の周りまでしっかり入った水玉模様がチャームポイントのフグです。かなり大きくなります。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
八丈島、屋久島、琉球列島、小笠原諸島

マダラハタ

学名
Epinephelus polyphekadion
英名
Camouflage grouper

特徴

沖縄の方言では体表が粘液でヌルヌルするためよだれを意味する「ユダヤー」とハタ類につけられる「ミーバイ」を合わせてユダヤーミーバイと呼ばれる。浅海の岩礁やサンゴ礁域に生息し小魚や甲殻類、イカ、タコなどを食べる。

飼育スタッフより

迷彩のような模様がかっこいいお魚ですが、よだれを意味する名前で呼ばれるちょっと不憫なお魚でもあります。

海水魚

分類
スズキ目シマイサキ科
分布
北海道以南の太平洋岸 (多くは関東地方以南) 、日本海、瀬戸内海、琉球列島

コトヒキ

学名
Terapon jarbua
英名
Jarbua terapon

特徴

「グゥグゥ」という鳴き声が、琴の音に似ていることからこの名前が付いた。銀白色の体色に、黒色の縦線が3本あり、最大50cmにもなる個体もある。

飼育スタッフより

琴の音を鳴らすからコトヒキ。なんとも雅な名前です。これがもしグゥグゥだと、また違った印象になりますね。

海水魚

分類
スズキ目タカサゴ科
分布
三重県志摩・尾鷲以南の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島

クマササハナムロ

学名
Pterocaesio tile
英名
Dark-banded fusilier

特徴

サンゴ礁に多く、大きな群れを作って生息する。体色は周囲の明るさによって変わり、昼間は青く、夜間など暗い場所では赤くなる。

飼育スタッフより

周囲の明るさで体の色を変える器用なお魚です。しかもこれ、ちゃんと理にかなっているんです。自然ってすごい。

海水魚

分類
スズキ目イサキ科
分布
琉球列島

ホシミゾイサキ

学名
Pomadasys argenteus
英名
Silver grunt

特徴

体色は銀白色で、腹びれとしりびれが黄色い。別名「ガクガク」と呼ばれ、うきぶくろを振動させたときの音が似ていることからそう呼ばれる。

飼育スタッフより

「ガクガク」は沖縄での呼び名なのですが、なんだかちょっと情けない響きでかわいいですね。

海水魚

分類
フグ目フグ科
分布
青森県以南の太平洋岸、日本海、伊豆諸島、九州北岸、琉球列島、小笠原諸島

サザナミフグ

学名
Arothron hispidus
英名
White-spotted puffer

特徴

薄い灰色の体色に白色の斑点、腹側の縦縞のさざなみ模様が特徴。雑食性で、かなり強力な歯を持つ。

飼育スタッフより

お腹の模様が波のように見えることからこの名前が付きました。ちょっととぼけた顔がかわいいお魚です。

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
静岡県、和歌山県、高知県、長崎県、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島、小笠原諸島、沖ノ鳥島

バラフエダイ

学名
Lutjanus bohar
英名
Two-spot red snapper

特徴

体色は一様に赤黒く、最大で1mを超えることもある。肉食性で魚類や無脊椎動物を捕食する。

飼育スタッフより

いろんなものを食べる食性からか、シガテラ毒を抱えがちなお魚です。食べる際は要注意。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
沖縄諸島以南の琉球列島、屋久島など

ヤイトハタ

学名
Epinephelus malabaricus
英名
Malabar grouper

特徴

ヤイトとは「お灸」の意味があり、体表の黒褐色斑点がお灸の跡に見えることが名前の由来となっている。サンゴ礁域や岩礁地帯、マングローブ林などに生息しており、小魚や甲殻類を捕食している。

飼育スタッフより

大水槽の岩の上やサンゴの間でよく休んでいます。ぜひ探して見てください!食用魚でもあり、美味しいそうです。

海水魚

分類
テンジクザメ目トラフザメ科
分布
南日本、インド洋、太平洋

トラフザメ

学名
Stegostoma fasciatum
英名
Zebra shark

特徴

本種の幼魚は名前の由来になった「虎斑(とらふ)」と呼ばれるトラのしま模様の体色をしているが、成長に伴いトラ模様からヒョウのような黒い斑点模様に変化する。体長は2mを超えるが、体の約半分を尾ひれが占める。夜行性のため日中は海底でじっとしている。

飼育スタッフより

当館で飼育しているサメのなかで一番大きい種類になります。大水槽で優雅に泳ぐ姿をぜひご覧ください!

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