海水魚
下あごに2本の長いヒゲがあり、正面から見ると人間の「おじさん」に見えることが名前の由来。ヒゲには味覚を感じることができる器官があり、普段は折りたたんで隠しているが、海底でエサを探すときには素早く動かし捕食する。
口元にあるひげのような器官がチャームポイント!ご飯を探すときはこのひげを一生懸命に動かします!
頭部の腹側にある頭鰭(とうき)と呼ばれる特殊なひれが牛の鼻に見えることから名前がつけられた。この頭鰭を用いて海底の砂を巻き上げながら、甲殻類や貝類などの底生生物を見つけ出し捕食する。
どこか愛嬌のある顔をしているお魚です!口元も笑っているように見えるかも…?
鮮やかな赤色の体色に大きな目が特徴。夜行性で昼間は岩やサンゴの隙間に身を潜め、夜になると獲物を求め活発に活動する。肉食性で小魚や甲殻類を捕食する。
少し暗い赤色の体と大きな目が特徴です!BYツアー最後の大水槽餌やり体験でとても目立ちます!
大きな群れを作って泳ぐ回遊魚。捕食方法が特徴的で、口を大きく開けたまま泳ぎ、海水ごと取り込んだ小魚やプランクトンをエラで濾(こ)しとりながら食べる。
群れを作って泳いでいるお魚で、口を大きく開けて海水ごとプランクトンなどを食べています!
幼魚は銀白色で、成魚になると金色の体色となり鮮やかな青色の背びれと尻びれをもつ。サンゴ礁域や岩礁域に生息し、食欲が旺盛で魚類や甲殻類を捕食する。
銀色の身体に青い背びれと尻びれが映える綺麗なお魚です!沖縄ではガーラと呼ばれていますよ!
黄色い体色に、名前の通り体側に4本の縦帯があるのが特徴。沿岸の岩礁域やサンゴ礁域に大きな群れで生息しており、時には何万匹もの群れを形成する。小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
名前の通りに4本の白い線の模様をもっています!沖縄ではビタローとも呼ばれています!
ひし形の体型と背中側の白色斑点模様が特徴。頭部の先にある尖った吻(ふん)を使い、エサとなる甲殻類などを砂底から探す行動が見られる。横幅は1.5?2mほどになる大型種。
とがった鼻のような吻(ふん)を持っていて、これを使って砂に隠れているご飯を探します!背中のまだら模様が名前の由来です!
※現在展示はしておりません。。 雌雄で色彩が大きく異なる種。メスは黄色っぽい体色で水色の横帯模様が入っており、オスは黄色が薄く全体的に青っぽい体色となる。主に甲殻類や藻類を食べる。
青と黄色の模様が綺麗なお魚です!メスのほうが縞模様がはっきりとしています!
「笛吹き」という名の通り、笛を吹くように吻(ふん)が突き出した顔をしているのが特徴。大きいもので全長1m近くになる。浅瀬から沖合の水深の浅い海域に生息し、小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
とがった吻(ふん/口元)が特徴的なお魚です!沖縄ではタマンと呼ばれます!
体長1.6mほどで、サメの仲間では小型に分類される。背びれ、尾ひれ、尻びれの先端が黒色になっているのが特徴。水深30mほどの浅い海に生息しており、魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
「ツマ」とは「端っこ」のこと。ヒレの先端が黒いから「ツマグロ」といいます! ちなみに「ツマジロ」というサメもおり、こちらはヒレの先端が白いです。飼育の難しいサメで、残念ながら当館にはいません!
高い体高と、背びれと尻びれが長く幅広い体型が特徴。通常は40cmほどの体長のものが多いが、時には1m近くまで成長することもある。沿岸付近の中層で小さな群れを形成する。
成魚の姿からは想像できませんが、幼魚の頃は枯れ葉の様な見た目で自分の身を守って過ごしています!
体側の上部に黄色の縦じま帯が入る。クマササハナムロに似るが、本種のほうが体高が高く、体長も大きいのが特徴。沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に群れで生息しており、動物プランクトンを捕食する。
大水槽のタカサゴ(グルグン)たちの群れにお邪魔して一緒に泳いでいます。 尾鰭に黒い点があるのがタカサゴ、黒い線が入っているのがササムロなので、探してみてください!
体色は白を基調に頭部から尾ひれの付け根にかけて多数の褐色点があり、名前の通り尾ひれに大きな黒色斑がある。オスは腹部に小眼状斑列が3つほどありメスは6~7つある。サンゴ礁周辺の砂地でよく見られる。
基本的には水槽の底面にいることの多い種類です。 下の方を探すと、胸びれを手の様に支えにしてじっとしているので探してみてください!
成長すると体長60cmになり日本国内のハリセンボンの仲間では最大の種類。トゲは短く数も少ない。サンゴ礁域の浅瀬に生息し、肉食性の魚でウニや貝を丈夫な歯でかみ砕いて食べる。
ハリセンボン科の仲間なのでハリセンボンに似ていますが、ハリセンボンよりかなーり大きくなります!
他のヒメジ科の魚と同じくヒゲのような器官をもっており、このヒゲで砂の中の餌を探す。単独または小さな群れで生息し、甲殻類などを捕食する。
オジサンとよく間違えられますが、ホウライヒメジは黒色斑が尾の付け根に一つ、オジサンは第二背びれの下にもう一つ黒色班があるのが特徴です。
ウツボ科の中で体が細めなタケウツボ属となるが、大きくなると全長3m以上を達し、ウツボ科の中で最大級となる。見た目に反して性格が臆病で、危険を感じると岩の隙間や泥底の中に隠れる。主に内湾に生息しているが、沖縄県ではマングローブ域でも見ることができる。
普段は岩の中に隠れて姿を見られないこともしばしば…。 おなかが減っている時と、お引越しの時には姿を現します!
体長30cm前後になる熱帯魚。体側の腹部には黄色の縦帯があり、体の後方に黄色の大きい斑模様がある。
群れになって泳ぎ、背中の黄色い斑点がとても綺麗です。
体長が40cmほどに成長するフエダイ。体側に黄色い縦しまを5本ほどもつ。体の後方に黒い点があり、この斑が名前の由来になっている。
仲間と寄り添いながら泳いでいるのがとっても可愛らしいです!
尾柄まで黄褐色もしくは茶褐色の縦帯があり、この模様は成長するにつれ薄くなっていく。体色は個体差があり、明るい体色をしている個体が多いが、暗色になっている個体もいる。
体に対して小さめな背びれと胸びれを、一生懸命に動かして泳いでいる姿は見ていて凄く癒されます!
明るい青灰色の体色をしており、体側に斑紋が小さく散らばる。成魚の体長は50cm~70cm程度、大きな個体は1mを超えることもある。海底に穴を掘り隠れ家を作る習性をもつことが名前の由来となっている。
落ち着いた色合いの体色に、ブルーの斑点がとても綺麗です。 大きな体を上手に岩陰に隠して泳いでいるので、ぜひ探して見てください。
フグの仲間ではかなり大型になり1mを超えることがある。群れを作らず単独で生活する。皮や卵巣、肝臓に毒があり、フグの中でも毒性が強い。
目の周りまでしっかり入った水玉模様がチャームポイントのフグです。かなり大きくなります。
沖縄の方言では体表が粘液でヌルヌルするためよだれを意味する「ユダヤー」とハタ類につけられる「ミーバイ」を合わせてユダヤーミーバイと呼ばれる。浅海の岩礁やサンゴ礁域に生息し小魚や甲殻類、イカ、タコなどを食べる。
迷彩のような模様がかっこいいお魚ですが、よだれを意味する名前で呼ばれるちょっと不憫なお魚でもあります。
「グゥグゥ」という鳴き声が、琴の音に似ていることからこの名前が付いた。銀白色の体色に、黒色の縦線が3本あり、最大50cmにもなる個体もある。
琴の音を鳴らすからコトヒキ。なんとも雅な名前です。これがもしグゥグゥだと、また違った印象になりますね。
サンゴ礁に多く、大きな群れを作って生息する。体色は周囲の明るさによって変わり、昼間は青く、夜間など暗い場所では赤くなる。
周囲の明るさで体の色を変える器用なお魚です。しかもこれ、ちゃんと理にかなっているんです。自然ってすごい。
体色は銀白色で、腹びれとしりびれが黄色い。別名「ガクガク」と呼ばれ、うきぶくろを振動させたときの音が似ていることからそう呼ばれる。
「ガクガク」は沖縄での呼び名なのですが、なんだかちょっと情けない響きでかわいいですね。
薄い灰色の体色に白色の斑点、腹側の縦縞のさざなみ模様が特徴。雑食性で、かなり強力な歯を持つ。
お腹の模様が波のように見えることからこの名前が付きました。ちょっととぼけた顔がかわいいお魚です。
体色は一様に赤黒く、最大で1mを超えることもある。肉食性で魚類や無脊椎動物を捕食する。
いろんなものを食べる食性からか、シガテラ毒を抱えがちなお魚です。食べる際は要注意。
ヤイトとは「お灸」の意味があり、体表の黒褐色斑点がお灸の跡に見えることが名前の由来となっている。サンゴ礁域や岩礁地帯、マングローブ林などに生息しており、小魚や甲殻類を捕食している。
大水槽の岩の上やサンゴの間でよく休んでいます。ぜひ探して見てください!食用魚でもあり、美味しいそうです。
本種の幼魚は名前の由来になった「虎斑(とらふ)」と呼ばれるトラのしま模様の体色をしているが、成長に伴いトラ模様からヒョウのような黒い斑点模様に変化する。体長は2mを超えるが、体の約半分を尾ひれが占める。夜行性のため日中は海底でじっとしている。
当館で飼育しているサメのなかで一番大きい種類になります。大水槽で優雅に泳ぐ姿をぜひご覧ください!