鳥類・その他
地球上で最も謎に包まれた生物の1つと言われる世界最大級の無脊椎動物。不明な点が多く、未だ詳しい生態は解明されていない。全長18m、体重1t以上にもなる個体が発見されている。水深500m以深の深海に生息している。2012年、生きた姿が初めて発見された。
大きな瞳でこちらをのぞき込んできたり、大画面に迫ってくる姿は大迫力です!
淡水魚
大型のナマズの仲間。細長く平たい体型をしており、ヒゲを6本もつ。名前は体の背面から体側にかけて黒い虎模様が入ることに由来する。魚類や甲殻類などを大きな口で吸い込むようにして捕食する。
本来はもう少し薄い体型の魚なんですが、当館の個体はとても食いしん坊で…。少し体の厚みのある固体になりました。
ダイヤモンドの様な輝きからダイヤモンドテトラと呼ばれるテトラの仲間。この輝きはウロコの構造によって生み出している。
ダイヤモンドのように、キラキラと輝いている魚です。ヒレも大きく、目の上が赤いのが特徴です。
日本周辺に生息する世界最大のカニ。脚を広げると最大4mを越すが時に素早く動き魚を捕食する事がある。春になると産卵のために浅瀬に来ることもある。
深海に生息する巨大なカニであり、足がとても長く迫力満点です。当館では、冷水魚コーナーで見ることができます。
傘の下にスポンジ状の口腕(こうわん)を八本もち、その先にタコの足に似た付属器があるのが特徴。主に温暖な海域の波の穏やかな湾内に生息している。体内に褐虫藻(かっちゅうそう)が共生しており、褐虫藻が光合成を行うことでエネルギーを得ている。毒性は弱いが、触れると痛む場合がある。
傘の白い水玉模様には、炭酸カルシウム(サンゴの骨格や鶏の卵の成分)が含まれています。 傘の強度を高めるためだと考えられていますが、まだ詳しいことは解明されていません。 ぜひ他のクラゲと比べて観察してみてください!
海水魚
幼魚と成魚で全く異なる見た目をしている。幼魚は青の体色に白の渦巻き模様があり、その見た目から「ウズマキ」と呼ばれる。成魚は多数の黄色い縦しま模様が入る。幼魚から成魚へ成長時、これらをミックスしたような体の模様になる。完全に成長するまでは約2年かかる。
魚の縞模様は、頭を上にした時の縞模様の向きで縦か横か決まります。 本種は頭を上にしたら縦向きに縞模様が入っているので、縦縞です!
サンゴ
花束のように集まり形成される、花束状群体と呼ばれるサンゴ。上からは半円形状に見える。体色は色鮮やかな緑色が多く水中でも良く目立つ。
サンゴは、自然界では卵と精子がそれぞれ入った「バンドル」を口から出して繁殖します! 口は円の中心にあるので、観察してみてください!
本種は蛇のような顔立ちからスネークヘッドとよばれ、鰓呼吸だけでなく空気呼吸を行うことが可能であり、定期的に水面に空気を吸いに来る。
美しさなど、スネークヘッドの中でも最高峰と呼ばれているお魚です!正面から見るお顔はとても愛くるしく、かわいいときれいを兼ね備えたお魚だと思います。
顔つきが日本犬の狆(チン)に似ていることが名前の由来。潮の流れの方向に頭を向け、流れてくる動物プランクトンを食べる。危険を察知するとすぐに砂の中に全身を隠す。普段から体が半分近く砂の中に隠れているが、全長は30cmほどある。
尾から粘液を出すことで砂を固めて、砂の中に上手に潜っています!
明るい青灰色の体色をしており、体側に斑紋が小さく散らばる。成魚の体長は50cm~70cm程度、大きな個体は1mを超えることもある。海底に穴を掘り隠れ家を作る習性をもつことが名前の由来となっている。
落ち着いた色合いの体色に、ブルーの斑点がとても綺麗です。 大きな体を上手に岩陰に隠して泳いでいるので、ぜひ探して見てください。
高い体高と、背びれと尻びれが長く幅広い体型が特徴。通常は40cmほどの体長のものが多いが、時には1m近くまで成長することもある。沿岸付近の中層で小さな群れを形成する。
成魚の姿からは想像できませんが、幼魚の頃は枯れ葉の様な見た目で自分の身を守って過ごしています!
体長1.6mほどで、サメの仲間では小型に分類される。背びれ、尾ひれ、尻びれの先端が黒色になっているのが特徴。水深30mほどの浅い海に生息しており、魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
「ツマ」とは「端っこ」のこと。ヒレの先端が黒いから「ツマグロ」といいます! ちなみに「ツマジロ」というサメもおり、こちらはヒレの先端が白いです。飼育の難しいサメで、残念ながら当館にはいません!
河口域周辺、マングローブ内の浅場に多く見られるハゼ。体内にフグ科の生物の持つテトロドトキシンを持っておりハゼとしては特異的である。
河口域で本種を探していると、3cm前後の個体に混じってたまに7cm前後の個体が現れます。大きい個体は体表の模様が大きくてとてもかっこいいです。
南アメリカのアマゾン川原産で、横から見ると円盤(ディスク)型の体を持つことから、この名がつけられた。円盤状の体型に鮮やかな模様が入り「熱帯魚の王様」と呼ばれている。
熱帯魚といえばディスカス!その中でも、担当はブルー系が推しです。とても美しい青色の中に赤い模様があるので、ぜひよく観察してみてください。
青緑色の体色をしているが、光の当たり具合によって色が変化する。スズメダイ科の中では珍しく性格が穏やか。下の歯が前向きに突き出ている様子「出歯(でば)」が名前の由来。
館内2Fフロアの沖縄の空と波打ち際の海岸を再現した空間では、本種の群れを見ることができます。 デバスズメダイの群れの美しさをぜひご覧ください!
鱗が小さく皮が丈夫なのが特徴。角状突起はないが、尾の付け根に2本のトゲをもっているためテングハギの仲間。サンゴ礁域の斜面で大きな群れを作って生活している。動物プランクトンなどをエサにしている。
テングハギに少し似ていますが、サンゴ礁の外側あたりが好きなテングハギと違い、テングハギモドキは水深が深めで潮通しの良いところが好きな傾向にあります!
乾燥や低温に比較的強く、森林や砂地など様々な場所に生息する。夜行性で昼間は暗く狭い穴などで休んでおり、夜になると昆虫や小型の小動物などを捕食するため活発に動く。陸生有尾類の中ではかなり大きくなる種で全長20~30cmになる。
丸い鼻先を持ち、正面から見ると愛嬌のある顔付きをしている。 目の前で動くものは何でもご飯だと思っている。
岩盤に覆い被さるようにして成長するサンゴ。成長すると中央部は不規則に盛り上がった形となる。体色は緑褐色が多い。
名前の通りトゲトゲしているものの、ミドリイシのような枝状のサンゴとはまた違ったダイナミックな見た目が魅力です! 水槽の上の方を探してみてください!
樹枝状に分かれ長く伸び成長する種類。やや管状に突出し角張った形をしているのが特徴。青色や濃い緑色の個体がある。波浪の影響が少ない礁斜面や岩礁域、潮通しのよい礁池など水深10m以下の場所に生息する。
長い枝のように枝分かれしている身体が特徴的です!名前にスギノキってついていますが、あまり杉の木に見えませんよね…。
他のサメと比べ最も典型的なサメの体型をしているが、人を襲うことは滅多にない。主に浅い海に生息しており藻場や岩場、砂泥底でじっとしていることが多い。
当館のタッチプールで一番の気まぐれさん。 人間に触られても良いかな。という気分の時以外は真ん中で休んでいます。 真ん中にいたらそっとしておいてあげてください!
本種の幼魚は名前の由来になった「虎斑(とらふ)」と呼ばれるトラのしま模様の体色をしているが、成長に伴いトラ模様からヒョウのような黒い斑点模様に変化する。体長は2mを超えるが、体の約半分を尾ひれが占める。夜行性のため日中は海底でじっとしている。
当館で飼育しているサメのなかで一番大きい種類になります。大水槽で優雅に泳ぐ姿をぜひご覧ください!
頭部以外は色素がほとんどなく体に鱗(うろこ)もないため、ガラスのように透明な体から内臓や骨が透けて見える。ナマズの仲間で2本の長いヒゲをもち、底層ではなく中層付近を群れで泳ぐ。小さな甲殻類や水生昆虫などをエサとしている。
体にうろこが無く透明な体から内臓や骨などが見えます!スケルトンな魚です! 内臓は透けてないからエサが透けたることはありません!
※現在展示はしておりません。 イルカのようなシルエットからドルフィンと名前につくモルミルスの仲間。野生下では約50㎝ほどまで成長するが成長速度は極めて遅い。
よ~く探すと違う種類が隠れていますね。エレファントノーズの子供と間違われやすいですが、別の種類です。
古代魚の一種で約1億年前から姿をほとんど変えてない。他のガーと異なり、鼻が短くて幅が広いのが特徴。肉食で甲殻類や魚類をエサとして食べる。
プラチナのアリゲーターガーと違い、真っ黒なガーの仲間。体は小さいですが、ほかの大型魚にも負けずエサを食べています。