ま行

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
インド洋、中・西部太平洋

マダガスカルバタフライフィッシュ

学名
Chaetodon madagaskariensis
英名
Seychelles butterflyfish

特徴

白い体色に「く」の形をした黒色横帯があり、身体の後半部分や尾びれのオレンジ色が鮮やかなチョウチョウウオ。サンゴのポリプや小さな甲殻類を捕食する。

飼育スタッフより

体の模様が個性的なチョウチョウオです。当館では、数種類のチョウチョウオの仲間を飼育しているので見比べてみても面白いです!

爬虫類

分類
有鱗目ヤモリ科
分布
マダガスカル島

マダガスカルミドリヤモリ

学名
Phelsuma madagascariensis
英名
Madagascar day gecko

特徴

ヤモリの足裏にはナノメートルの極細の毛がたくさん生えておりこの毛が細かいことにより分子レベルの引っ張り合う力が生まれる。さらに足の角度を調整することで、この引張力を変えることができ、様々な材質の壁でも垂直に登ることができる。

飼育スタッフより

DMMかりゆし水族館にいる他のヤモリたちと違って、まん丸な目がとっても魅力的です。頭を見ると、まるでハートに見える模様が…!ぜひ探してみてください?

爬虫類

分類
カメ目ヘビクビガメ科
分布
南アメリカ北部

マタマタ

学名
Chelus fimbriatus
英名
Matamata

特徴

名前の由来は現地で皮膚という意味がある。外見は周囲の落ち葉や岩石に擬態するためのカモフラージュと考えられている。ほとんど陸地には上がらずに水底で魚が近くを通るのを待ち、近づいてきた魚を捕食する。

飼育スタッフより

正面から見た顔が特徴的!あのお笑い芸人に似てるかも?

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
琉球列島、小笠原諸島、屋久島

マダラタルミ

学名
Macolor niger
英名
Black and white snapper

特徴

成魚と幼魚で色彩が大きく異なり、幼魚は黒い体色をベースに白い縦帯や斑点などの模様があるが、成魚では全身が黒い体色となる。沖縄ではイナフクと呼ばれることがある。

飼育スタッフより

幼魚の頃は可愛らしい模様があるが、成長とともにその模様はだんだん消えていき全身が黒っぽくなります。沖縄では食用でも知られています。

海水魚

分類
トビエイ目トビエイ科
分布
南日本、世界の熱帯・亜熱帯海域

マダラトビエイ

学名
Aetobatus narinari
英名
Spotted eagle ray

特徴

ひし形の体型と背中側の白色斑点模様が特徴。頭部の先にある尖った吻(ふん)を使い、エサとなる甲殻類などを砂底から探す行動が見られる。横幅は1.5?2mほどになる大型種。

飼育スタッフより

とがった鼻のような吻(ふん)を持っていて、これを使って砂に隠れているご飯を探します!背中のまだら模様が名前の由来です!

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
八丈島、屋久島、琉球列島、小笠原諸島

マダラハタ

学名
Epinephelus polyphekadion
英名
Camouflage grouper

特徴

沖縄の方言では体表が粘液でヌルヌルするためよだれを意味する「ユダヤー」とハタ類につけられる「ミーバイ」を合わせてユダヤーミーバイと呼ばれる。浅海の岩礁やサンゴ礁域に生息し小魚や甲殻類、イカ、タコなどを食べる。

飼育スタッフより

迷彩のような模様がかっこいいお魚ですが、よだれを意味する名前で呼ばれるちょっと不憫なお魚でもあります。

サンゴ

分類
スナギンチャク目スナギンチャク科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

マメスナギンチャク

学名
Zoanthus sp.
英名
Zoanthus sp.

特徴

柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。骨格の代わりに砂を取り込んで体の一部を作っていることから、和名に「スナ」が入っている。

※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」になる部分。

飼育スタッフより

産地によってカラーバリエーションが豊富なサンゴです!緑や赤、黄色のポリプを一斉に開いている姿は見ていて癒されます!

鳥類・その他

分類
アカヒトデ目コブヒトデ科
分布
南西諸島以南、インド洋、西太平洋

マンジュウヒトデ

学名
Culcita novaeguineae
英名
Cushion star

特徴

ヒトデ特有の5本の腕がなく、体が「まんじゅう」のように丸いのが名前の由来。幼若個体は星形をしているが、成長に伴い腕が目立たなくなりまんじゅう型に近づいていく。

飼育スタッフより

まんまるな見た目がとってもかわいいヒトデ。
色のバリエーションが豊富なのでじっくり見てみてください!

哺乳類

分類
食肉目マングース科
分布
南アフリカ

ミーアキャット

学名
Suricate suricatta
英名
Meerkat

特徴

ミーアキャットとはオランダ語で「湖のネコ」という意味だが、マングースの仲間。高いところに立ち上がり、周りを見
渡す姿は天敵から群れを守るための見張りの行動である。食性は雑食性で昆虫やヘビ、サソリなどを食べる。

飼育スタッフより

見た目はキュートでも、狩りをするための鋭い爪と牙は健在です。寝ている姿は可愛いけれど、ご飯を食べる姿はとってもワイルド!

鳥類・その他

分類
旗口クラゲ目ミズクラゲ科
分布
北海道南部以南、世界各地の温帯海域

ミズクラゲ

学名
Aurelia coerulea
英名
Moon jellyfish

特徴

日本沿岸で一般的に見られるクラゲ。世界中にも広い範囲で生息している。傘の縁には細い触手がたくさんあり、この触手を用いて動物プランクトンなどのエサを捕まえる。毒性は少ない。

飼育スタッフより

クラゲといえばこの子!と言っても過言ではないクラゲです!ふわふわと水中を漂っている姿は心が安らぎます…。

鳥類・その他

分類
旗口クラゲ目ミズクラゲ科
分布
琉球諸島、小笠原諸島など

ミズクラゲ属の一種

学名
Aurelia sp.
英名
Moom jellyfish

特徴

ミズクラゲの仲間ではあるが身体的特徴が異なる。本州のミズクラゲは1つ1つの胃の形が丸みを帯びているのに対し、琉球諸島や小笠原諸島に生息しているミズクラゲの仲間は胃の形がハート型である。

飼育スタッフより

沖縄県の近海で見られるミズクラゲです。四つ葉のクローバーのような模様、いわるゆ胃の部分がハート型でとても可愛いですよ!

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

ミスジリュウキュウスズメダイ

学名
Dascyllus aruanus
英名
Whitetail dascyllus

特徴

名前の通り3本の黒いスジが入っているのが特徴。一尾のオスが複数のメスを従えて生活している。甲殻類や藻類、底生動物などを食べる。

飼育スタッフより

黒と白の体色が特徴的なお魚です!黒い筋模様は名前の通り3つ入っています!

鳥類・その他

分類
八腕形目マダコ科
分布
北太平洋など

ミズダコ

学名
Enteroctopus dofleini
英名
North Pacific giant octopus

特徴

全長3mを超える世界最大のタコ。甲殻類を好むがサメなどの大型の生き物も捕食する。岩に卵を産み付けてふ化まで保護することで知られている。

飼育スタッフより

ミズダコという名前の通り、身は水っぽく食用には向かないそうです。大きい体の宿命ですね。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
琉球列島、八丈島、屋久島、小笠原諸島など

ミツバモチノウオ

学名
Cheilinus trilobatus
英名
Tripletail wrasse

特徴

三又に分かれた尾ひれが特徴。体色は成長具合と個体により異なる。若魚は灰色系と黒色系のしま模様が入っており、尾ひれが分かれていない。オスは成長すると50cm程になり、モチノウオ属の中で二番目に大きくなる。

飼育スタッフより

その尾びれから一見名前の由来が明らかそうなお魚ですが、実は由来不明です。三葉か、三歯か、三刃なのか……。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
八丈島、和歌山県以南

ミツボシキュウセン

学名
Halichoeres trimaculatus
英名
Threespot wrasse

特徴

雄の体色は緑色っぽく、雌は白色もしくは赤みがかかる。サンゴ礁域やその周辺の砂底、アマモ場に生息する。夜になると砂に潜る。

飼育スタッフより

名前の三つ星は尾びれ付近やエラの近くにある黒い点のことです。でも、たまに二つ星になってる子もいます。

爬虫類

分類
有隣目ニシキヘビ科
分布
ニューギニア島、オーストラリア北部

ミドリニシキヘビ

学名
Morelia viridis
英名
Green tree python

特徴

樹上棲で湿気の多い森林地帯に生息し、地上に降りてくることがほとんどない。食性は肉食で小動物や鳥類なども捕食する。成長に伴い体色が変化することが特徴で、幼蛇は赤や黄をしている。

飼育スタッフより

危険な見た目をしているが実際は毒がないヘビ。
名前の通りの美しい緑色になるのは大きく成長してから。

淡水魚

分類
フグ目フグ科
分布
タイ、カンボジア

ミドリフグ

学名
Chelonodon nigroviridis
英名
Green spotted pufferfish

特徴

緑色の体色に黒い模様が入るフグ。河口に生息しており成体は主に海に生息している。

飼育スタッフより

飼育員のことを認識しているようで、担当が餌を持って水槽の近くに行くと、大抵近寄って来てくれます。また、びっくりしたときなどにはこんなに小さくてもちゃんと膨らみます。

哺乳類

分類
有毛目オオアリクイ科
分布
南アメリカ北部

ミナミコアリクイ

学名
Tamandua tetradactyla
英名
Southern tamandua

特徴

名前の通り野生ではシロアリを主食とし、40cmにもなる細長い舌をアリ塚に入れ、絡めとるようにして捕食する。非常に強力な爪を持ち、時にはこの爪でアリ塚を破壊する。主に木の上で生活し、長く丈夫な尾を使い木の間を移動する。

飼育スタッフより

歯がなく、長い舌でご飯を食べます。ムキムキの前足と大きな爪があるので「遊んで~」とじゃれる時はケガをしないように気を付けています。噛みついてくる心配はありませんが結構危ない生き物です。でも、とてもかわいいです。

淡水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
奄美大島以南、西太平洋

ミナミトビハゼ

学名
Periophthalmus argentilineatus
英名
Barred mudskipper

特徴

河口付近の泥干潟やマングローブに生息している。エラ呼吸だけでなく皮膚呼吸ができるため、陸上で生活することも多い。体の乾燥を防ぐため全身粘液で覆われている。陸上では胸びれを使い移動するが、驚いたときに尾ひれで跳ねることもある。

飼育スタッフより

たまに水槽を覗くと流木の上で餌を待っていたり、水中に手を入れると手に上ってきたり。見ているだけで癒されます。

海水魚

分類
フグ目ハコフグ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

ミナミハコフグ

学名
Ostracion cubicus
英名
Yellow boxfish

特徴

見たままの通り、箱型の形状が名前の由来。幼魚の体色は鮮やかな黄色で多数の黒い斑点模様が入る。成魚は黄褐色の体色に黒色点で覆われた白色点の模様が入る。刺激やストレスに反応し、皮膚から粘液性の毒を出し外敵から身を守っている。

飼育スタッフより

別名「幸せの黄色いサイコロ」と言われており、幼魚の時は体色がはっきりしていてとてもかわいいです。

哺乳類

分類
被甲目アルマジロ科
分布
南アメリカ

ムツオビアルマジロ

学名
Euphractus sexcinctus
英名
Six-banded armadillo

特徴

熱帯雨林やサバンナ、草原などで巣穴を掘って生活する。危険を感じた時は手足を引き込み甲羅で身を守るか、巣穴に逃げ込む習性がある。雑食性で果実や昆虫類などを食べる。

飼育スタッフより

おなかを出して仲良く並んで寝ている姿がよく見られます!安心しきった姿がとてもかわいいです!

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウミヅタ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ムラサキハナヅタ(スターポリプ)

学名
Pachyclavularia violacea
英名
Star polyps

特徴

柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。岩肌に覆い被さるように成長する。ポリプの中心部が星形に見えることから通称「スターポリプ」と呼ばれる。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

ポリプが一斉に開いている様子はまるで草原のようです!紫の身体でポリプの色がとっても映えています!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
南西諸島以南、インド洋、太平洋

メガネモチノウオ

学名
Cheilinus undulatus
英名
Humphead wrasse

特徴

目を通る黒色の縦線が眼鏡をかけているように見えることが名前の由来。成長に伴い大きくなる頭のコブがナポレオンの軍隊帽に似ていることから、別名「ナポレオンフィッシュ」と呼ばれる。大きなコブをもつのはオスのみである。

飼育スタッフより

当館では幼魚を飼育しており、日々少しずつ成長しているのを見ると、とても癒されます。

淡水魚

分類
ナマズ目ドラス科
分布
タパジョス川、シングー川、パラナイーバ川

メガロドラス

学名
Megalodoras uranoscopus
英名
Giant talking catfish

特徴

体に棘のあるナマズ。産地でのバリエーションが豊富で柄や色味など個体によって違う。成長スピードはおそいが最大で80㎝程になる大型のナマズ。

飼育スタッフより

普段は石のように動かずジッとしていますが、餌を食べるときは結構動きます。底に沈んだ餌を豪快に吸い込みます。

鳥類・その他

分類
フクロウ目メンフクロウ科
分布
ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア

メンフクロウ

学名
Tyto alba
英名
Barn owl

特徴

ハート型の顔をしており、品種によって白色から褐色の顔がある。仮面をつけているように見えることから名前の由来になっている。頭から背中にかけて羽が茶色くなり蛇のような模様が入り、狩りの時に擬態のような役割をしている。肉食性でネズミやカエル・昆虫類を捕食する。

飼育スタッフより

肉食なのでネズミとヒヨコを食べています。大好物はネズミの尻尾!当館の個体は、ヒヨコはあまり好きではないです…。

鳥類・その他

分類
十脚目クモガニ科
分布
相模湾以南の西太平洋

モクズショイ

学名
Camposcia retusa
英名
Spider decorator crab

特徴

※現在展示はしておりません。

体にマジックテープのような毛が生えており、そこにカイメン類や海藻などを付着させて身を隠す。藻の屑を背負っているように見えることが名前の由来。

飼育スタッフより

身の回りの物を集めて背中にしょっています。
まれに海藻だけではなくサンゴなども背負っている時もあるので、よく観察してみてください!

鳥類・その他

分類
ペリカン目ペリカン科
分布
アジア南部からアフリカ

モモイロペリカン

学名
Pelecanus onocrotalus
英名
White pelican

特徴

湿地や湖沼に群れで生息しており、大きなクチバシに皮膚が伸長できる袋状の喉袋をもつ。魚を水ごとすくい、クチバシの隙間から水だけ吐き出して捕食する。体長1.5mほどで、羽を広げると3m近くになる。足には大きな水かきがついており水中を泳ぐのに適している。

飼育スタッフより

体が大きく一見強そうに見えますが、実は結構ビビりな一面も…
好きな人は好き!!嫌いな人はとことん嫌い!!そんなペリカンさんですが、いつもスタッフに元気をくれるキーマンなんです。毎日たくさんお魚を食べて元気でいてほしいです。

海水魚

分類
フグ目フグ亜目フグ科
分布
八丈島、小笠原諸島、琉球列島など

モヨウフグ

学名
Arothron stellatus
英名
Stellate puffer

特徴

フグの仲間ではかなり大型になり1mを超えることがある。群れを作らず単独で生活する。皮や卵巣、肝臓に毒があり、フグの中でも毒性が強い。

飼育スタッフより

目の周りまでしっかり入った水玉模様がチャームポイントのフグです。かなり大きくなります。

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