バトルの始め方

• 準備

  • おたがいに自分のデッキをよく切り、ウラ向きにして置きます。

  • 選んだプレイヤーカードをウラ向きにして置きます。

  • デッキの上から5枚引き、相手に見えないように持ち、手札とします。
    バトル中は手札からカードを出して使います。

  • 手札から最初に戦闘を行うCOST1のモンスターカードを選びウラ向きにしてバトルステージに出します。

    COST1のモンスターカードが手札に1枚もない場合は、相手にないことを確認してもらい手札をデッキに戻して引きなおします。
    相手の手札にCOST1のモンスターカードが1枚もないときは、相手が手札を引きなおした回数分だけデッキの上からカードを引くことができます。

  • 手札にまだCOST1のモンスターカードがあるときは、ウラ向きにしてスタンバイに出すことができます。

  • おたがいにバトルステージとスタンバイにカードを置き終えたら、プレイヤーカードとエリアに出したモンスターカードをオモテ向きにしてバトルスタートです。

• スタートフェイズ

  

  おたがいにバトルモンスターを選び、先攻・後攻を決めるフェイズです。
  前のラウンドで先攻だったプレイヤーから先にスタンバイに置かれたモンスターカードを1枚選び、バトルモンスターとしてバトルステージにセットします。
  このとき、バトルモンスターとストックに置かれたモンスターのCOSTの合計がプレイヤーカードのプレイヤーポイント（PP）より大きいときはCOSTオーバーとなり負けとなります。COSTとPPには常に気を配りCOSTオーバーにならないようにしましょう。

  バトルステージにセットしたおたがいのバトルモンスターのSPDをくらべ数字の高いほうがこのラウンドは先攻になります。同じ数字の時は、ジャンケンで勝ったプレイヤーが先攻となります。

  カード効果で先攻・後攻が決められることもあります。

  手札からバトルステージにモンスターを直接出すことはできません。
  スタンバイにモンスターがいないプレイヤーは、そのラウンドにおいてバトルモンスターがいない扱いになります。これを「ブランク」と言います。

  ブランクのときバトルモンスターにかかるカード効果がすべて無効になります。

• メインフェイズ

  

  バトルの様々な準備をするフェイズです。

  自分のメインフェイズがくるたびに山札の上から1枚引いて、手札に加えます。これは、必ずしなければならず、このとき山札が1枚もないプレイヤーは、その時点で負けになります。
  前のラウンドに最後の山札を引いてなくなった時点では、まだ負けではありません。

  メインフェイズでは以下の行動を、可能な限り、好きな順で好きなだけ行えます。

  手札からスタンバイにモンスターを出す

  手札にプレイヤーレベル以下のCOSTをもつモンスターカードがあれば、スタンバイに出すことができます。
  スタンバイに出すことができるモンスターカードは5枚までです。スタンバイが空いていれば、自分のメインフェイズに、何枚でも出すことができます。

  モンスターを進化させる

  自分のエリアに出ているモンスターから進化する進化モンスターが手札にあれば、指定されたモンスターの上に重ねて出し、進化させることができます。

  サポートカードを使う

  武器カードを使う

  スタンバイに出ているモンスターと同じ属性の武器カードが手札にあれば使うことができます。装備するモンスターの隣に置き、武器カードに書かれたステータスの分モンスターのステータスを強化します。
  自分のフェイズに何枚でも使えますが、武器カードは各モンスター1枚しか装備できません。
  バトルモンスターに直接武器カードを使うことはできません。
  特別な指示なく、装備した武器カードを外したり付け替えたりすることはできません。
  装備したモンスターが攻撃を行ったラウンドのエンドフェイズに装備された武器カードはドロップに置きます。

  アシストカードを使う

  手札にアシストカードがあれば使うことができます。使うことを相手に伝え、カードに書かれていることをして特に指示がないかぎりドロップします。
  自分のフェイズに何枚でも使えます。

  アシストカードは、最初のラウンドでは使うことはできません

  アシストカードの中には、プレイヤーやモンスターに装備するアイテムとして特別な使い方をするアシストカードもあります。アイテムと書かれたアシストカードは装備するプレイヤー・モンスターの隣に置き、モンスターに装備したアイテムは攻撃を行ったラウンドのエンドフェイズにドロップに置きます。アイテムはプレイヤー・各モンスターに1枚のみ装備できます。
  バトルモンスターに直接アイテムを使うことはできません。
  特別な指示なく、装備したアイテムを外したり付け替えたりすることはできません。

  フィールドカードを使う

  手札にフィールドカードがあれば使うことができます。使うことを相手に伝え、エリアに置いたままにします。どちらかのプレイヤーが別の名前のフィールドを出したら、前に出ていたフィールドは効果を失い、持ち主のドロップに置きます。すでに出ているフィールドと同じ名前のフィールドは、出すことができません。
  フィールドカードは自分のフェイズに1枚しか使えません。

  カードの特技、効果を使う

  特技・効果をもつ、プレイヤーカード、モンスターカードがあれば使うことができます。使うことを相手に伝え、カードに書いてあることを行います。
  エリアに出ているだけで自動的に効果がはたらく特技・効果もあります。

• アタックフェイズ

  

  上記の場合は…

  

  ダメージの計算

  相手にあたえるダメージは以下の順番で行います。

  あたえるダメージの計算

  （自分のバトルモンスターのATK）−（相手のバトルモンスターのDEF）=相手へあたえるダメージ
  おたがいサポートカードなどのステータス変動の効果を加えたステータスで計算します。

  ダメージが変動する効果の計算(攻撃側)

  カード効果などによりダメージを変動させる効果が攻撃モンスターに発動しているときはそれを加えます。

  属性相性の計算

  自分のバトルモンスターの属性が相手のバトルモンスターの属性を有利とする時はダメージが2倍になり、不利とするときはダメージが半分になります。

  ダメージが変動する効果の計算（防御側）

  カード効果などによりダメージを変動させる効果が攻撃をうけるモンスターに発動しているときはそれを加えます。

  2回攻撃の計算

  攻撃をあたえるモンスターのSPDが攻撃をうけるモンスターのSPDより2倍以上あるとき攻撃を2回行います。1~4をもう一度行い2回目のダメージを計算します。
  後攻プレイヤーが攻撃を行うときもカードの効果などによって、攻撃をあたえるモンスターのSPDが攻撃をうけるモンスターのSPDより2倍以上となるときは攻撃を2回行います。

  • ダメージの計算でダメージがゼロまたはマイナスになった場合は、ダメージの計算がそこで終了します。この場合ダメージはあたえられないことになります。
  • ブランク状態のプレイヤーへの攻撃は、ダメージの計算は無視され、攻撃をあたえるバトルモンスターのATKがあたえるダメージになります。

• エンドフェイズ

  

  おたがいのフェイズが終了したらバトルモンスターをストックにCOSTが見えるように重ねて置きます。装備していたカードはドロップされます。

  進化モンスターがバトルモンスターのときは、進化モンスターと進化前モンスターの2体をストックにCOSTが見えるように置きます。

  エンドフェイズで発動するカード効果などがあれば処理を行います。

• バトルの勝敗

  以下のうち、どれか1つでも条件を満たすと勝敗が決まります。

  • 先に相手のライフポイント（LP）をゼロにしたプレイヤーの勝ちです。
  • 山札がなくなり、自分のメインフェイズの最初に山札が引けないプレイヤーは、残りのLPに関係なく負けになります。前のラウンドに、山札がなくなった時点では、まだ負けではありません。
    カード効果などによって山札を引く指示がされた時に山札がない場合は負けにはなりません。
  • 自分のバトルモンスターとストックに置かれたモンスターカードのCOSTの合計が、自分のプレイヤーカードに書かれたプレイヤーポイント（PP）をこえるとCOSTオーバーとなり、その時点で負けになります。カードの効果などによってCOSTオーバーした時もその時点で負けになります。