海水魚
一般的に魚はイソギンチャクの毒に麻痺するが、本種はこの毒に対する免疫性をもっている。外敵が現れるとイソギンチャクに逃げ込み身を守る。雄性先熟である本種は、群れの中で一番大きなメスが死ぬと一番大きなオスがメスに生まれ変わる。
オレンジと白の縞模様がきれいなお魚です!イソギンチャクの中から外の様子を探る様子もかわいいです!
鋭いトゲが全身を覆っている。危険を感じると大量の水や空気を吸い込み大きく体を膨らませ、トゲを立て威嚇する。「ハリセンボン」という名前はこの様子からつけられているが、トゲは1000本もなく350本ほどと言われている。トゲ自体に毒性はない。
人を見かけるとご飯をねだるように近づいてきてくれる様子がかわいいです!勢いが良すぎて水が跳ねちゃうことも。
鮮やかな青色の体色に体側には黒のライン、尾とひれは明るい黄色という非常に美しい魚。1匹で行動することは少なく、自然界では大きな群れを形成して生活をしている。近年、毒をもっていることが判明している。
あの有名なキャラクターを思い浮かべるのではないでしょうか?深い青色の身体がきれいなお魚!
雌雄で体色が異なり、オスは体の後半に背中から腹に特徴的な横帯が見られる。サンゴ礁域や岩礁域に生息しており、岩に付着した藻類や甲殻類などを捕食する。
オスの身体にある帯(おび)のような模様が名前の由来になっています!若干暗い体色と青い帯のコントラストが綺麗です!
体色は黒色や褐色、黄色などが多く、海底の岩やサンゴに擬態していることが多い。見分けがつかないためベテランのダイバーでも気づかず踏みつけてしまうことがある。背びれのトゲには強力な毒があり、刺されると激しい痛みを伴い死にいたることもある。
岩にそっくりな体と強面の顔をしているお魚!ご飯のお魚を一瞬で丸呑みにしてしまいます!
下あごに2本の長いヒゲがあり、正面から見ると人間の「おじさん」に見えることが名前の由来。ヒゲには味覚を感じることができる器官があり、普段は折りたたんで隠しているが、海底でエサを探すときには素早く動かし捕食する。
口元にあるひげのような器官がチャームポイント!ご飯を探すときはこのひげを一生懸命に動かします!
オスは全体的に青みを帯びた体色をしており、胸びれや尾ひれには鮮やかな桃色帯が入っているのが特徴。一方でメスは赤みを帯びた体色をしており、オスと大きく異なる。
オスの模様とメスの模様が特徴的で見分けやすいブダイです!特にメスは身体中央にある青い模様ですぐに判別できます!
大型の魚で日本では稀な種。幼魚と成魚で体色が大きく異なり、幼魚は青地に白色のしま模様が入っている。成魚は頭部が青色、眼の周りには黄色が入り、背びれに大きな黒色の斑がある。雑食性で、藻類や付着生物、サンゴのポリプなどを食べる。
青と白の縦縞模様がチャームポイント!この模様は幼魚の特徴です!
黄色で縁取られた白い体側に、黒色の斑点が細かく斜めに入っているのが特徴。岩礁域やサンゴ礁域に生息しており、サンゴのポリプや底生の小動物を食べる。「チョウチョウウオ」の由来は泳ぐ姿が「お花畑をひらひらと飛ぶチョウ」に似ていることから付けられている。
黄色く縁取られたような体と白と黒の模様がきれいなお魚。おちょぼ口のようでかわいらしいです!
鮮やかな赤色の体色に大きな目が特徴。夜行性で昼間は岩やサンゴの隙間に身を潜め、夜になると獲物を求め活発に活動する。肉食性で小魚や甲殻類を捕食する。
少し暗い赤色の体と大きな目が特徴です!BYツアー最後の大水槽餌やり体験でとても目立ちます!
砂を口にふくみ、エラで濾(こ)し取り、砂だけをエラから吐き出してエサを食べるのが特徴。主に砂の中にいる微小な甲殻類や有機物をエサとしている。体色は乳白色で前頭部は鮮やかな黄色をしており、頬には光沢のある青色の縦帯が入っている。
砂をはむはむしている姿がかわいらしいお魚です!顔にある青い模様も綺麗です!
数匹のオスと複数のメスからなる群れで生活をしている。生活をしていく中で群れの中のオスがいなくなるか、少なくなるとメスの中で一番大きな個体がオスへと性転換することがある。
薄いオレンジの優しそうな体色をしたお魚です!ヒレをひらひらとさせながら泳ぐ姿がかわいいです!
幼魚期はサイコロのような形で愛らしい姿をしているが、成長すると眼の上や尾ひれに長いトゲをもつ特徴的な姿となる。刺激やストレスに反応し、皮膚から粘液性の毒を出し外敵から身を守っている。
頭に生えた二本のトゲが特徴的なお魚です!普段は折りたたまれている尾びれは扇のように開きます!
タツノオトシゴの仲間で、体色は黒色や茶色、黄色など生息環境によって変化している。細長い管状の吻(ふん)の先端に小さな口があり、小魚やプランクトンを吸い込んで捕食する。
海藻などにつかまって休憩したり、ゆっくり泳いでいる姿がとても癒されます!ご飯の時は餌を素早く吸い込みます!
大きな群れを作って泳ぐ回遊魚。捕食方法が特徴的で、口を大きく開けたまま泳ぎ、海水ごと取り込んだ小魚やプランクトンをエラで濾(こ)しとりながら食べる。
群れを作って泳いでいるお魚で、口を大きく開けて海水ごとプランクトンなどを食べています!
管のように長く前に突出した吻(ふん)が名前の由来。体色は赤色で細い網目模様を形成している。赤色のため目立つように見えるが、枝サンゴなどの間に隠れると保護色となり敵に見つかりにくい。
赤いチェック柄のような体色と長くとがった口がチャームポイント!細長い口で岩の隙間などにいる甲殻類を食べています!
エサを食べる時、吻(ふん)を前方に長く伸ばしサンゴの隙間にいる甲殻類などを一瞬で吸い込む様子が特徴的である。また体色の変異が多く、同じ個体でも環境によって黄色から茶褐色や暗色に変色し、別の魚に見えるほど大きく変わる。
顔の下にあるトゲにも見える部分は実は顎です!ご飯を食べるときは口が一気に伸びちゃいます!
名前の通り体色は鮮やかな黄色となり、尾部にある白いトゲが目立つ。体高が高く大きな背びれと尻びれが特徴。吻(ふん)はやや突出し、吻先に小さな口がある。主に海藻などの藻類をエサとしている。
綺麗な黄色の体がチャームポイントのお魚ですが、尾びれ近くにはトゲももっています!
幼魚は銀白色で、成魚になると金色の体色となり鮮やかな青色の背びれと尻びれをもつ。サンゴ礁域や岩礁域に生息し、食欲が旺盛で魚類や甲殻類を捕食する。
銀色の身体に青い背びれと尻びれが映える綺麗なお魚です!沖縄ではガーラと呼ばれていますよ!
名前の通り鮮やかな瑠璃色の体色をしている。オスは尾ひれまで瑠璃色で、メスは透明色の尾ひれをもつ。強い縄張り意識をもっているため性格は攻撃的である。
青い体色のきれいな海水魚です!沖縄の海でよく見ることができます!
細長い体型に銀色の体色と鮮やかな赤色のひれをもつ深海魚。外洋の深海域に生息しているため、詳しい生態は未だに解明されていない。海流に乗って斜めに傾きながら、立ち泳ぎをする姿勢でゆらゆらと移動する。稀に浅瀬に迷い込んだ姿が目撃される。
一画面では収まりきらない驚きの長さ!頭から生えた赤くて長いヒレも特徴的です!
黄色い体色に、名前の通り体側に4本の縦帯があるのが特徴。沿岸の岩礁域やサンゴ礁域に大きな群れで生息しており、時には何万匹もの群れを形成する。小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
名前の通りに4本の白い線の模様をもっています!沖縄ではビタローとも呼ばれています!
名前の通り3本の黒いスジが入っているのが特徴。一尾のオスが複数のメスを従えて生活している。甲殻類や藻類、底生動物などを食べる。
黒と白の体色が特徴的なお魚です!黒い筋模様は名前の通り3つ入っています!
他の魚の体についている寄生虫や口の中の食べ残しなどを食べる「掃除屋」として知られる。そのため、大型魚の近くにいても襲われることはない。
他の魚のお口の中の食べ残しや体についた寄生虫を食べてくれる海のお掃除屋さんです!
普段は頭を下にして泳いでいるが、敵に襲われるなど危険が迫ると体を水平にし、かなりのスピードで移動する。細長い体型と黒いしま模様でウニのトゲに擬態している。名前の「ヘコ」は「逆さ」の意味をもつ。「アユ」とつくが、鮎の仲間ではない。
逆さまになって泳ぐ姿がチャームポイントのお魚です!小さな甲殻類などが大好物!
鮮やかな赤色の体色で、4本から5本の黒色のしま模様が体側に入る。水深の浅いサンゴ礁域に生息し、小型の甲殻類や藻類などを食べる。
鮮やかなオレンジの体色に黒い縞模様が特徴的なお魚です!サンゴ水槽との相性ばっちり!
インドネシアに生息する固有種。全てのひれが細長く伸びており、白い体色に三本の黒い横帯が入る。親が口の中で子を育てるマウスブルーディングと呼ばれる繁殖形態をもっており、本種はオスが口の中で卵が孵化(ふか)するまで保護する。オスはその間の20?30日間エサを食べない。
黒と白の星空のようなヒレが綺麗なお魚です!大きな口で卵を育てるマウスブリーダー!
名前の通り背びれと尻びれが縦に長く大きい。幼魚の時はひれを広げて泳ぐが、成魚になると閉じた状態で泳ぐようになる。 相手を威嚇するときや驚いたときは鰭を思い切り広げる。
名前の通り、背びれと尻びれが長いお魚です!普段はヒレを閉じていて大きさがなかなかわからないかも…。
幼魚は青みがかった体色をしているが、成魚になると体高も高くなり、体色も赤色を帯びる。岩礁域やサンゴ礁域に生息し、魚類や甲殻類、無脊椎動物などを捕食する。
綺麗な赤色のお魚で群れになって泳ぎます!幼魚の時は少し青っぽい色をしています!
※現在展示はしておりません。。 雌雄で色彩が大きく異なる種。メスは黄色っぽい体色で水色の横帯模様が入っており、オスは黄色が薄く全体的に青っぽい体色となる。主に甲殻類や藻類を食べる。
青と黄色の模様が綺麗なお魚です!メスのほうが縞模様がはっきりとしています!
前に突き出した吻(ふん)が火を吹いているように見えることから名前に「ヒフキ」とついた。背びれや腹びれ、尻びれには鋭いトゲがあり毒を有する。
吻(ふん/口元)が火を吹いている口に見えるので、「ヒフキ」と名前がついています!ヒレのトゲには毒もあります!
「笛吹き」という名の通り、笛を吹くように吻(ふん)が突き出した顔をしているのが特徴。大きいもので全長1m近くになる。浅瀬から沖合の水深の浅い海域に生息し、小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
とがった吻(ふん/口元)が特徴的なお魚です!沖縄ではタマンと呼ばれます!
鮮やかな黄金色の体色をしており、胸びれの基底とエラ蓋(ぶた)の上部に、小さな黒斑が見られる。他のスズメダイと一緒にいることも多く、枝状のサンゴ周辺にいることが多い。
とても丈夫で、お宅での飼育もしやすい種類です。 海水魚に挑戦してみたい方の入門種としてオススメです!
名前に「ニセ」がついている通り、ネッタイスズメダイとよく似ている。見分け方として、本種には胸びれの付け根にある黒色斑のサイズが大きいことで判別がつく。幼魚期には背びれに特徴的な眼状斑があるが、成長に伴い消失する。
ネッタイスズメダイと一緒で、スキンダイビングでも見かけることの多い種類。 水中で見分けるのはとても難しいので、海で見かけたらぜひ写真を撮って、後で種類を当ててみてください!
橙色の体色に白色の帯が入り、織物の「錦」のように華やかであることが名前の由来である。潮の流れの方向に頭を向け、流れてくる動物プランクトンを食べる。危険を察知するとすぐに砂の中に全身を隠す。普段から体が半分近く砂の中に隠れているが、全長は40cmほどある。
形はチンアナゴとそっくりですが、実はチンアナゴより少しだげ背びれが大きいのが特徴。 チンアナゴはケンカの時口を開けて睨みをきかせますが、ニシキアナゴは体と一緒に背びれを震わせてケンカをします!
他のサメと比べ最も典型的なサメの体型をしているが、人を襲うことは滅多にない。主に浅い海に生息しており藻場や岩場、砂泥底でじっとしていることが多い。
当館のタッチプールで一番の気まぐれさん。 人間に触られても良いかな。という気分の時以外は真ん中で休んでいます。 真ん中にいたらそっとしておいてあげてください!
青緑色の体色をしているが、光の当たり具合によって色が変化する。スズメダイ科の中では珍しく性格が穏やか。下の歯が前向きに突き出ている様子「出歯(でば)」が名前の由来。
館内2Fフロアの沖縄の空と波打ち際の海岸を再現した空間では、本種の群れを見ることができます。 デバスズメダイの群れの美しさをぜひご覧ください!
体長1.6mほどで、サメの仲間では小型に分類される。背びれ、尾ひれ、尻びれの先端が黒色になっているのが特徴。水深30mほどの浅い海に生息しており、魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。
「ツマ」とは「端っこ」のこと。ヒレの先端が黒いから「ツマグロ」といいます! ちなみに「ツマジロ」というサメもおり、こちらはヒレの先端が白いです。飼育の難しいサメで、残念ながら当館にはいません!
高い体高と、背びれと尻びれが長く幅広い体型が特徴。通常は40cmほどの体長のものが多いが、時には1m近くまで成長することもある。沿岸付近の中層で小さな群れを形成する。
成魚の姿からは想像できませんが、幼魚の頃は枯れ葉の様な見た目で自分の身を守って過ごしています!
顔つきが日本犬の狆(チン)に似ていることが名前の由来。潮の流れの方向に頭を向け、流れてくる動物プランクトンを食べる。危険を察知するとすぐに砂の中に全身を隠す。普段から体が半分近く砂の中に隠れているが、全長は30cmほどある。
尾から粘液を出すことで砂を固めて、砂の中に上手に潜っています!
幼魚と成魚で全く異なる見た目をしている。幼魚は青の体色に白の渦巻き模様があり、その見た目から「ウズマキ」と呼ばれる。成魚は多数の黄色い縦しま模様が入る。幼魚から成魚へ成長時、これらをミックスしたような体の模様になる。完全に成長するまでは約2年かかる。
魚の縞模様は、頭を上にした時の縞模様の向きで縦か横か決まります。 本種は頭を上にしたら縦向きに縞模様が入っているので、縦縞です!
体側の上部に黄色の縦じま帯が入る。クマササハナムロに似るが、本種のほうが体高が高く、体長も大きいのが特徴。沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に群れで生息しており、動物プランクトンを捕食する。
大水槽のタカサゴ(グルグン)たちの群れにお邪魔して一緒に泳いでいます。 尾鰭に黒い点があるのがタカサゴ、黒い線が入っているのがササムロなので、探してみてください!
体長80-90cmほどになり、沿岸で大きな群れをつくって泳ぎます。 当館ではリアルな映像でお楽しみいただけます!
体の前半部が白色、後半部が赤色のグラデーションをした体色で、背びれが長く立ち上がっているのが特徴。この背鰭が旗を立てているように見えることから、名前がつけられた。
なんだか気が強そうに見えますが、実際はおとなしい性格をしています! 小さな群れを作って暮らしているので探してみてください!
テングハギの仲間だが頭部には角状突起がなく、口先が膨らんでいる。ふだんはサンゴ礁に生息し、礁外縁の崖近くで大きな群れを作ることもある。動物プランクトンなどをエサにしている。繁殖期のオスは体色を濃く変化させメスを追いかける。
白身魚なので、バター焼きや煮つけなどで美味しくいただけます!
鱗が小さく皮が丈夫なのが特徴。角状突起はないが、尾の付け根に2本のトゲをもっているためテングハギの仲間。サンゴ礁域の斜面で大きな群れを作って生活している。動物プランクトンなどをエサにしている。
テングハギに少し似ていますが、サンゴ礁の外側あたりが好きなテングハギと違い、テングハギモドキは水深が深めで潮通しの良いところが好きな傾向にあります!
体色は白を基調に頭部から尾ひれの付け根にかけて多数の褐色点があり、名前の通り尾ひれに大きな黒色斑がある。オスは腹部に小眼状斑列が3つほどありメスは6~7つある。サンゴ礁周辺の砂地でよく見られる。
基本的には水槽の底面にいることの多い種類です。 下の方を探すと、胸びれを手の様に支えにしてじっとしているので探してみてください!
オレンジと白のしま模様が入っており、青い歯が特徴。体にオレンジの線が7本あることが名前の由来。岩礁やサンゴ礁に生息し単独で生活する。肉食性で海底に住む小魚や甲殻類などを食べる。
一目見たら中々忘れられない見た目のお魚。 ベラというお魚の仲間特有の鋭い歯を持っているので、口元をよーく見てみてください!
成長すると体長60cmになり日本国内のハリセンボンの仲間では最大の種類。トゲは短く数も少ない。サンゴ礁域の浅瀬に生息し、肉食性の魚でウニや貝を丈夫な歯でかみ砕いて食べる。
ハリセンボン科の仲間なのでハリセンボンに似ていますが、ハリセンボンよりかなーり大きくなります!
体に黒い点が散在するのことが名前の由来。体色は個体によっては青・黄・白など変化があり、強い毒をもつ。サンゴ礁に生息し甲殻類や軟体動物を捕食する。
英名ではドッグフェイス・パファー(犬顔フグ)と呼ばれているほど、かわいらしいお顔です。
クロハギやオスジクロハギと似ているが、本種は尾柄にあるトゲが白い皮膜に覆われている。体長30cm以上に成長する。主に藻類を捕食し甲殻類も食べることもある。
まるでメガネをかけてるような目元とおちょぼ口がとってもキュートです。
幼魚は背びれに眼状斑をもっているが、成長するにつれ、眼状斑が薄く見えなくなっていき、体色は黒っぽい色へと変わっていく。
大人と子供で見た目が変わり、成長を分かりやすく見守れます!
体に黒い横帯を5本入っており、ロクセンスズメダイに似ている。本種は尾ひれの上下に黒い線をもっていないことと、背中が黄色くなっていることでロクセンスズメダイと判別できる。雑食性で何でも食べる。
派手な見た目のため一見食べられなさそうですが、刺身や塩焼きがとっても美味です!
他のヒメジ科の魚と同じくヒゲのような器官をもっており、このヒゲで砂の中の餌を探す。単独または小さな群れで生息し、甲殻類などを捕食する。
オジサンとよく間違えられますが、ホウライヒメジは黒色斑が尾の付け根に一つ、オジサンは第二背びれの下にもう一つ黒色班があるのが特徴です。
ウツボ科の中で体が細めなタケウツボ属となるが、大きくなると全長3m以上を達し、ウツボ科の中で最大級となる。見た目に反して性格が臆病で、危険を感じると岩の隙間や泥底の中に隠れる。主に内湾に生息しているが、沖縄県ではマングローブ域でも見ることができる。
普段は岩の中に隠れて姿を見られないこともしばしば…。 おなかが減っている時と、お引越しの時には姿を現します!
大型海水魚の一種で、体長3m・体重100kg以上に達する個体もいる。大きな背びれと、やりのような形をした上あごが特徴。時速100kmを超える速さで海面をジャンプしながら泳ぐことがある。イワシやアジなどの小魚やイカなどを捕食する。
野生の姿を再現した大迫力の映像を大きなスクリーンにてご覧いただけます。
目を通る黒色の縦線が眼鏡をかけているように見えることが名前の由来。成長に伴い大きくなる頭のコブがナポレオンの軍隊帽に似ていることから、別名「ナポレオンフィッシュ」と呼ばれる。大きなコブをもつのはオスのみである。
当館では幼魚を飼育しており、日々少しずつ成長しているのを見ると、とても癒されます。
赤色の体色に鮮やかな青色の斑点が特徴で、別名「アオホシハタ」とも呼ばれる。小魚や甲殻類を主食とするが、タコやイカなどの大きな軟体動物も捕食する場合がある。
はっきりとした色合いの体色で、水槽の雰囲気を明るくしてくれます。
体長30cm前後になる熱帯魚。体側の腹部には黄色の縦帯があり、体の後方に黄色の大きい斑模様がある。
群れになって泳ぎ、背中の黄色い斑点がとても綺麗です。
南日本の岩礁やサンゴ礁域に生息している。目を横切る短い黄帯が特徴。体色は青みがかり、多数の細い鮮青色の縦帯が入っている。他のニザダイ科の魚類と同様に尾柄部分には棘を持っている。
普段はきれいな縦のストライプがよく見えますが、何かに警戒している時は体色が黒っぽくなります。
主にサンゴイソギンチャクやタマイタダキイソギンチャクと共生している。頭部に幅の広い白色横帯をもつのが特徴。幼魚のときは白色横帯が2~3本あるが、成長するにつれて頭部の線以外は消えていく。
きれいなオレンジ色の姿が水槽の中でも一際目を引きます!
見たままの通り、箱型の形状が名前の由来。幼魚の体色は鮮やかな黄色で多数の黒い斑点模様が入る。成魚は黄褐色の体色に黒色点で覆われた白色点の模様が入る。刺激やストレスに反応し、皮膚から粘液性の毒を出し外敵から身を守っている。
別名「幸せの黄色いサイコロ」と言われており、幼魚の時は体色がはっきりしていてとてもかわいいです。
ベラ科の中で比較的に大きく40cm以上までに成長する。体色は個体によって褐色や赤茶色などがあり、眼球の後方からエラ蓋付近まで褐色の線が伸び、尾柄部に白い横帯がある。肉食性で小魚や甲殻類を捕食する。
名前の由来は、尾柄部にある1本の白い模様から来ているとも言われており、目の後ろには2本の赤い線があるのも特徴です。 特徴的な見た目なのでぜひ探してみてください。
成長すると体長が60cmに達する大型種。ひれの後端が黄色く、体側に青紫色や薄桃色の小斑が多く散在する。生息場所によって食べたものに含まれているシガテラ毒が蓄積することがある。
のんびり屋さんで、よくサンゴの隙間に身を潜めて休んでいます。
体長が40cmほどに成長するフエダイ。体側に黄色い縦しまを5本ほどもつ。体の後方に黒い点があり、この斑が名前の由来になっている。
仲間と寄り添いながら泳いでいるのがとっても可愛らしいです!
尾柄まで黄褐色もしくは茶褐色の縦帯があり、この模様は成長するにつれ薄くなっていく。体色は個体差があり、明るい体色をしている個体が多いが、暗色になっている個体もいる。
体に対して小さめな背びれと胸びれを、一生懸命に動かして泳いでいる姿は見ていて凄く癒されます!
明るい青灰色の体色をしており、体側に斑紋が小さく散らばる。成魚の体長は50cm~70cm程度、大きな個体は1mを超えることもある。海底に穴を掘り隠れ家を作る習性をもつことが名前の由来となっている。
落ち着いた色合いの体色に、ブルーの斑点がとても綺麗です。 大きな体を上手に岩陰に隠して泳いでいるので、ぜひ探して見てください。
全長5cm~7cm程度。青く色鮮やかな斑点などの模様が特徴。漢字で「錦手繰」といい、「錦」は色鮮やかな体色を表し、「手繰」は手繰り網によく漁獲されることから由来されている。
鮮やかな体色がとても綺麗で、別名マンダリンフィッシュと言われているほど、体の模様が繊細で、美しいお魚さんです!
フグの仲間ではかなり大型になり1mを超えることがある。群れを作らず単独で生活する。皮や卵巣、肝臓に毒があり、フグの中でも毒性が強い。
目の周りまでしっかり入った水玉模様がチャームポイントのフグです。かなり大きくなります。
※現在展示はしておりません。 体側には黒色の斜帯があり、斜帯の間は白や黄色をしている。斜帯の形は個体差が大きい。浅い岩礁やサンゴ礁域に生息する。
黒と白や黄色の帯がかわいいお魚です。この帯模様は個体によって大きく変わります。まさに多様性。
体色が変異的な個体が多く、黒が強い/黄色みが強い等の個体もいる。サンゴ礁域に生息し藻類などを食べる。
真っ黒な個体から真っ黄色な個体まで、個体差が非常に大きいお魚です。本当に同じ魚?
主にサンゴ礁域 に生息している。名前 の由来は八重山諸島 でよくみられることが 由来。
生息地からそのまま名前が付けられたお魚です。体表が砂の色そっくりなので、見つけるのにはコツが必要です。
オレンジ~黄色の体色に白~淡青色の縦帯が入るテンジクダイの仲間。他のテンジクダイと同様に口内で卵を育てる口内保育をする。
オレンジに白のストライプがかわいいお魚です。受精卵が孵化するまで口の中で卵を守り続ける献身的な一面も。
沖縄の方言では体表が粘液でヌルヌルするためよだれを意味する「ユダヤー」とハタ類につけられる「ミーバイ」を合わせてユダヤーミーバイと呼ばれる。浅海の岩礁やサンゴ礁域に生息し小魚や甲殻類、イカ、タコなどを食べる。
迷彩のような模様がかっこいいお魚ですが、よだれを意味する名前で呼ばれるちょっと不憫なお魚でもあります。
全長10㎝程度の小型のフグ。インド洋~太平洋、紅海など幅広く生息する。肝臓や卵巣だけではなく皮膚からも毒を出す。
見た目が非常によく似たノコギリハギというお魚がいますが、そちらには毒がありません。
雄の体色は緑色っぽく、雌は白色もしくは赤みがかかる。サンゴ礁域やその周辺の砂底、アマモ場に生息する。夜になると砂に潜る。
名前の三つ星は尾びれ付近やエラの近くにある黒い点のことです。でも、たまに二つ星になってる子もいます。
主にサンゴ礁その周辺の岩礁域に生息している。頬の部分の「へ」の字状の赤い模様が特徴。特にオスではっきりと観察できる。
一見目立ってしまいそうなこの見た目ですが、生息地である岩礁域ではこれがうまく馴染みます。
顔に赤褐色の斑点がたくさんあることが名前の由来。体長は20㎝程度で小型の甲殻類や小魚を食べる。
顔の斑点が非常に特徴的なお魚です。人によってはこのお魚、かなり苦手かもしれません。
青っぽい体色に6本前後の橙色の縦帯がある。サンゴ礁に生息し体長は9㎝程度で甲殻類などを食べる。
名前にニセとついていますが、これはこのお魚がモチノウオの亜科であることからこの名前が付きました。
メスは名前の通りきれいな山吹色をしている。オスは頭部に赤い帯状の模様が目立ち体色は青緑色になる。ベラ科でよく観察されるメスからオスへ性転換をする。
メスのころにも頭部に赤い模様はみられるのですが、オスに比べると色は薄めです。比べてみると一目瞭然。
幼魚は目の上に青い縦線が入り各ひれも青くなる。体色は黄色味を帯びる。成魚になるにつれての体色は黒く尾びれだけが白くなる。成魚になると群れで生活し動物プランクトンや付着藻類などを食べる。
クロスズメダイも同じような色で幼魚から成魚への変色をするのですが、なにか法則があるのでしょうか。
体色は全体的に赤く体側には濃淡による横帯が5本程度入る。状況によって体色は変化する。沖縄の方言ではハンゴーミーバイ
真っ赤な体が派手なお魚ですが、海の中で赤い光は吸収されて見えにくくなるので、お魚界では地味な方なのかも。
体側には黒い縦帯が入り背びれ、尻びれ、帯びれは黄色と黒のまだら模様。幼魚のころは白と黒の縦帯が全体に入る。
幼魚の姿はゴンズイによく似ているので、海でこのお魚の幼魚を見つけた場合ちょっとヒヤッとするかも。
幼魚には黄色の縦線があり腹びれ、しりびれ、胸びれは黄色く背びれ、尾びれは濃い赤。成長すると黄色の縦線はなくなる。甲殻類や小魚などを食べる。食用にされているが?シガテラ毒を持っていることがある。
個人的には横線があったほうがかわいいと思うのですが、残念ながら大人になると消えてしまいます。
トゲチョウチョウウオに似るが黒色帯や黒色斑、背鰭軟条の伸長の有無で見分けられる。雑食性でサンゴのポリプや付着藻類、底生動物などを食べる。
おそらくこの「フウライ」は風来の意味だと思うのですが、自然だと気ままに旅をしているのでしょうか。
全体的に茶褐色で顔の周りにはオレンジの小さな斑点がある。付着藻類を主に食べる。サンゴ礁域や岩礁域などに生息する。
なんだかのっぺりした印象を受けるお魚です。体のわりに小さなおちょぼ口が特にかわいいポイントです。
アイゴ科の中では体高が低い。背びれ、腹びれ、尻びれが鋭く毒がある。アイゴ科の幼魚はスクと呼ばれる。
ヒレを大きく開いた姿は一度見たらもう忘れられない、そんな独特の形をしたお魚です。
体色は黒っぽく目の周辺や胸びれが黄色い。尾びれの付け根に可動棘がある。雑食性で藻類や甲殻類などを食べる。
黒というよりは淡いブルーが印象的なお魚。幼魚の時はちゃんと真っ黒です。
全身に茶褐色の斑点が広がる。ハタ科の中では小型で25㎝程度の大きさ。サンゴ礁域に生息し甲殻類や小魚を食べる。沖縄ではイシミーバイと呼ばれる。
沖縄では全身に広がる斑点を石に見立てて、イシ(石)ミーバイ(ハタ)と呼びます。
「グゥグゥ」という鳴き声が、琴の音に似ていることからこの名前が付いた。銀白色の体色に、黒色の縦線が3本あり、最大50cmにもなる個体もある。
琴の音を鳴らすからコトヒキ。なんとも雅な名前です。これがもしグゥグゥだと、また違った印象になりますね。
サンゴ礁に多く、大きな群れを作って生息する。体色は周囲の明るさによって変わり、昼間は青く、夜間など暗い場所では赤くなる。
周囲の明るさで体の色を変える器用なお魚です。しかもこれ、ちゃんと理にかなっているんです。自然ってすごい。
体色は銀白色で、腹びれとしりびれが黄色い。別名「ガクガク」と呼ばれ、うきぶくろを振動させたときの音が似ていることからそう呼ばれる。
「ガクガク」は沖縄での呼び名なのですが、なんだかちょっと情けない響きでかわいいですね。
体側には5本の幅広い黒色横帯があり、尾びれにも黒色の線が入る。浅い岩礁域やサンゴ礁に生息し、藻類やプランクトンを食べる。
尾びれの線まで含めてロクセン(六線)スズメダイ。非常に食いしん坊で、環境が変わってもすぐにご飯を食べ始めます。
薄い灰色の体色に白色の斑点、腹側の縦縞のさざなみ模様が特徴。雑食性で、かなり強力な歯を持つ。
お腹の模様が波のように見えることからこの名前が付きました。ちょっととぼけた顔がかわいいお魚です。
体色は一様に赤黒く、最大で1mを超えることもある。肉食性で魚類や無脊椎動物を捕食する。
いろんなものを食べる食性からか、シガテラ毒を抱えがちなお魚です。食べる際は要注意。
体は楕円形に近く体長は8cm程。体には紫色の横帯があり、体色は地域・個体によってかなり差がある。雑食性で岩に付着した生物や藻類を食べる
体の周りがきれいな瑠璃色をしたお魚です。中心部はオレンジ系の暖色で、コントラストがとってもキレイです。
体長は8cm程。体色は茶褐色で腹部は赤みを帯びる為、この和名となった。尾びれは暗色で体には黒色班が多数ある。
名前の通り赤色のお腹が特徴的なお魚です。背びれは暗色なので、この赤がとてもよく映えます。
三又に分かれた尾ひれが特徴。体色は成長具合と個体により異なる。若魚は灰色系と黒色系のしま模様が入っており、尾ひれが分かれていない。オスは成長すると50cm程になり、モチノウオ属の中で二番目に大きくなる。
その尾びれから一見名前の由来が明らかそうなお魚ですが、実は由来不明です。三葉か、三歯か、三刃なのか……。
赤や黄、茶など体色の変異が多く、周囲の環境に擬態する。頭の上のイリシウム(竿部分)とエスカ(疑似餌部分)と呼ばれる器官を使って小魚をおびき寄せ捕食する。
水槽の中をよーく見てみると色とりどりのイロカエルアンコウが隠れています。ぜひ探してみてください!
イロカエルアンコウと似ていますが、一番の違いは各ヒレが別の色でふちどりされているところです。歌舞伎の化粧の「隈取」に似ていることから名付けられています。
白い体色に「く」の形をした黒色横帯があり、身体の後半部分や尾びれのオレンジ色が鮮やかなチョウチョウウオ。サンゴのポリプや小さな甲殻類を捕食する。
体の模様が個性的なチョウチョウオです。当館では、数種類のチョウチョウオの仲間を飼育しているので見比べてみても面白いです!
眼の後ろにある白線が襟(えり)に見えることから、ラテン語で襟を意味するコラーレが名前の由来になっている。また、眼の上の眉毛のようになっている模様も特徴的。サンゴのポリプなどを捕食している。
黄色と黒色のグラデーションカラーがとても美しいチョウチョウオの仲間になります。丸みのあるひれがとても可愛いです!
鮮やかな赤い体色が特徴的。小さな口で砂や岩やサンゴなどに付着した微生物をついばんで捕食する。オスは大きな背びれをもち、これを広げることでメスにアピールする。
ルビーのように綺麗な赤い体色がとても魅力的なお魚です。岩やサンゴのまわりなどを泳いでいます。
5本あるオレンジ色の横帯が特徴的なチョウチョウウオ。岩やサンゴ等の隙間にいる小さな甲殻類などを捕食するため他のチョウチョウウオに比べて吻(ふん)が長い。
吻(ふん)とよばれる長い口をもち、当館で飼育している他のチョウチョウオの仲間と比べ、少し形に違いがあるので分かりやすいと思います。オレンジの縦のしま模様が特徴です。
ツバメウオと似ているが、胸びれと腹びれの間にある黒色点が無く、腹びれが黒いことが特徴。幼魚のときは背びれと腹びれが長く伸びており、「ツバメ」に似ているためツバメウオと呼ばれている。
ナンヨウツバメウオは幼魚と成魚で姿が違うんです。とても食欲旺盛!で当館では成魚を飼育しています。
ヤイトとは「お灸」の意味があり、体表の黒褐色斑点がお灸の跡に見えることが名前の由来となっている。サンゴ礁域や岩礁地帯、マングローブ林などに生息しており、小魚や甲殻類を捕食している。
大水槽の岩の上やサンゴの間でよく休んでいます。ぜひ探して見てください!食用魚でもあり、美味しいそうです。
尾鰭にある二本の白色斜走帯が特徴的なハタ。個体によって体色の変異があり、赤いものや褐色のものもいる。サンゴ礁の浅瀬に生息しており、沖縄ではアカミーバイと呼ばれることもある。
赤色の体色が美しいハタの仲間です。水槽ではサンゴの間や岩の上で休んでる姿をよく見かけます。
成魚と幼魚で色彩が大きく異なり、幼魚は黒い体色をベースに白い縦帯や斑点などの模様があるが、成魚では全身が黒い体色となる。沖縄ではイナフクと呼ばれることがある。
幼魚の頃は可愛らしい模様があるが、成長とともにその模様はだんだん消えていき全身が黒っぽくなります。沖縄では食用でも知られています。
幼魚の時はタイドプールなどの浅場で見られるが、成魚は沿岸の浅い岩礁域から水深150m以浅に生息する。見た目からチョウチョウウオの仲間に見えるが、メジナやイスズミの近縁種となる。
黄色の体色に黒いしま模様が美しい魚です。水槽の厄介者カーリー(イソギンチャクの仲間)を食べてくれます。
太平洋沿岸部に生息する底生性のサメ。貝や甲殻類などを食べるため「サザエ割り」と呼ばれることもある。
性格が温厚で人を襲うことはないサメです。普段は群れで生活し、じっとしています。タッチプールで触ることができます。ぜひ触ってみてください!
サンゴ礁に生息し、地域によって多少の差異はあるが、基本的な体色は体前半は前半が暗色で後半が橙色。
サンゴや岩の陰によく隠れていますが、ごはんをあげると出てきてくれます。
幼魚、成魚で体色が異なり、幼魚の時は体色は灰色っぽく、体側に太い縦帯が2本あり、頭部・尾ひれに黒色斑点が多数あるが成魚になると黒一色となる。ミドリイシ類の枝の間に生息する。
黒一色の小型ハゼでサンゴ礁に生息する魚です。水槽ではよくサンゴの間などで生活しています。ぜひ探してみてください。
本種の幼魚は名前の由来になった「虎斑(とらふ)」と呼ばれるトラのしま模様の体色をしているが、成長に伴いトラ模様からヒョウのような黒い斑点模様に変化する。体長は2mを超えるが、体の約半分を尾ひれが占める。夜行性のため日中は海底でじっとしている。
当館で飼育しているサメのなかで一番大きい種類になります。大水槽で優雅に泳ぐ姿をぜひご覧ください!
沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に生息し、動物プランクトンや小型の甲殻類、無脊椎動物を捕食する。卵胎生でメスはオスの腹部に卵を産み付ける。
赤と白のしま模様がとても特徴的な魚です。ストローのような口でプランクトンなどを吸い込んで食べます。
名前の通り黄色の体色で体長が3cmほど。サンゴ礁域のミドリイシ類の枝の隙間に生息する事が多い。
黄色の小型のハゼで愛嬌ある見た目をしています。基本的にサンゴの上で生活しています。
幼魚の時は色彩豊かな体色をしているが、成長するにつれて黒色に変わる。
幼魚と成魚でだいぶ見た目が違う魚です。タッチプールには色彩豊かな体色の幼魚が泳いでいます。ぜひ探してみてください!
背びれの後ろから尾ひれまである黒色の斑(まだら)模様が特徴。成長すると体長35cmほどになる。水深の浅いサンゴ礁域や岩礁域に生息しており、主に小型の甲殻類などを捕食する。
口元をよーく覗いてみてください!歯がとっても鋭いです!
スポッテッドマンダリンとも呼ばれる。蛍光のグリーンとオレンジのリングに縁取られた多数の黒色斑紋リング状の模様がある。小さな甲殻類や多毛類などの生物を捕食する。
小型の魚で黒色の水玉模様がとてもキュート!主に岩のまわりやサンゴ礁で生活します。
ポリプを主に藻類、小型の甲殻類など様々なものを食べる雑食性。体は白色で背びれ方向に伸びる黒い斜線があり、それを囲むように頭やひれが黄色くなっている。
少し丸っこいフォルムがとても可愛らしいです。和名であるアケボノチョウチョウオは水平線からの夜明けにさしてくる太陽の光から由来しています。
ヒウチダイ科の中では一番大きくなる。口が大きいためムロアジ程度の大きさであれば食べることが出来る。
深海に生息する魚です。食用でもあり美味しいそうです。当館では、冷水魚コーナーで見ることができます。
サンゴ礁域や岩礁域で小さな群れを作って暮らす。群れの中で大きい個体は性転換を行いオスになりやすい。同じくハタ科のハナゴイとかなり似ているが、本種はオスの吻先が尖って下あごが黄色くなり、メスは背びれから尾ひれにかけて黄色の帯をもつことで、見分けることができる。
紫色の体色がとても魅力的な魚です。見た目も名前も美しい!
吻が長く伸びている姿が特徴のトゲウオの仲間。吻はストローのように筒状になっている。普段は頭を少し下向きにしている。
吻(ふん)とよばれるストローのような口をもっているのが特徴の魚です。この吻を使って吸い込んでごはんを食べます。
鼻先から管状に伸びた鼻孔が花弁のように見えることが名前の由来。青色の体色に鼻先から背びれにかけて鮮やかな黄色が入っている。雄性先熟の特性を持ち、ある程度成長するとメスに性転換し全体が黄色へと変化する。ウツボの中ではおとなしい性質。
当館ではまだ幼魚のため黒色をしています。成長すると鮮やかな体色になるので、これからの成長が楽しみです!
浅いサンゴ礁域の枝サンゴ周りでよく見られる魚。小さな群れか単独で生活している。藻類や動物プランクトンなどを食べる。繁殖の際はペアを作り、産卵後はオスが卵を守る習性がある。
ルリスズメダイによく似ていますが、尾びれだけ黄色です。
ハコフグの仲間であり、外敵に襲われそうになったりなどのストレスなどを感じると体から粘着性の毒を出して身を守ろうとする。小さな甲殻類などを捕食している。
食欲旺盛です。可愛らしいおちょぼ口で餌を吸い込んで食べます。運が良ければごはんを食べている様子が見れるかもしれません!
鮮やかな赤い体色が特徴的なベラの仲間。オスがメスにアピールする際にひれを広げ、体色を婚姻色に変えてメスに求愛する『フラッシング』という行動を行うことがある。
鳥のクジャクのようにクジャクベラの雄は雌にアピールするためにひれを広げます。
白い体色に黒いまだら模様、頭から背びれにかけて体高が盛り上がる独特な形が特徴のハタの仲間。性転換を行う魚であり、生まれたときはメス、成長するにしたがってオスとなる。
黒色の水玉模様が特徴の魚です。ふわふわとゆっくり泳ぎます。
ニシキテグリ等と同じネズッポ科の魚。這うように泳いで移動し、砂や岩、サンゴなどの表面にいる小さな甲殻類や微生物を捕食している。ルビードラゴネットより体の白色部分が多い。
ルビードラゴネットにとても似ていますが、少し違いがあります。同じ水槽で飼育しているので違いを見比べてみると面白いです!
食性は草食で、岩などについている藻類を捕食する。鮮やかな青い体色に黄色の背びれが特徴の魚。20㎝程度にまで成長する。
青色と黄色の綺麗な体色をしたハギの仲間の魚です。当館にいる個体はまだまだ小さいですが、大きくなると20㎝ぐらいまで成長するといわれています。これからの成長が楽しみです!
『グリーンラス』や『ライムラス』と呼ばれることもある。名前の通り、淡い緑色の体が特徴のベラの仲間。成長するにつれ、オスとメスで別の体色の変化がある。
実は珍しい、全身緑色の海水魚です!