ちゅらさんリーフ

海水魚

分類
スズキ目ブダイ科
分布
高知県柏島、小笠原諸島以南、インド、太平洋

オビブダイ

学名
Scarus schlegeli
英名
Yellowband parrotfish

特徴

雌雄で体色が異なり、オスは体の後半に背中から腹に特徴的な横帯が見られる。サンゴ礁域や岩礁域に生息しており、岩に付着した藻類や甲殻類などを捕食する。

飼育スタッフより

オスの身体にある帯(おび)のような模様が名前の由来になっています!若干暗い体色と青い帯のコントラストが綺麗です!

海水魚

分類
スズキ目ブダイ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋(紅海・ハワイ諸島をのぞく)

イチモンジブダイ

学名
Scarus forsteni
英名
Forsten's parrotfish

特徴

オスは全体的に青みを帯びた体色をしており、胸びれや尾ひれには鮮やかな桃色帯が入っているのが特徴。一方でメスは赤みを帯びた体色をしており、オスと大きく異なる。

飼育スタッフより

オスの模様とメスの模様が特徴的で見分けやすいブダイです!特にメスは身体中央にある青い模様ですぐに判別できます!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
奄美大島以南、インド洋、太平洋

ギチベラ

学名
Epibulus insidiator
英名
Slingjaw wrasse

特徴

エサを食べる時、吻(ふん)を前方に長く伸ばしサンゴの隙間にいる甲殻類などを一瞬で吸い込む様子が特徴的である。また体色の変異が多く、同じ個体でも環境によって黄色から茶褐色や暗色に変色し、別の魚に見えるほど大きく変わる。

飼育スタッフより

顔の下にあるトゲにも見える部分は実は顎です!ご飯を食べるときは口が一気に伸びちゃいます!

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
千葉県以南、インド洋、太平洋

ヒメフエダイ

学名
Lutjanus gibbus
英名
Humpback red snapper

特徴

幼魚は青みがかった体色をしているが、成魚になると体高も高くなり、体色も赤色を帯びる。岩礁域やサンゴ礁域に生息し、魚類や甲殻類、無脊椎動物などを捕食する。

飼育スタッフより

綺麗な赤色のお魚で群れになって泳ぎます!幼魚の時は少し青っぽい色をしています!

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
紀伊半島以南、インド洋、西太平洋

サザナミトサカハギ

学名
Naso vlamingii
英名
Bignose unicornfish

特徴

テングハギの仲間だが頭部には角状突起がなく、口先が膨らんでいる。ふだんはサンゴ礁に生息し、礁外縁の崖近くで大きな群れを作ることもある。動物プランクトンなどをエサにしている。繁殖期のオスは体色を濃く変化させメスを追いかける。

飼育スタッフより

白身魚なので、バター焼きや煮つけなどで美味しくいただけます!

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
千葉県以南、インド洋、太平洋

テングハギモドキ

学名
Naso hexacanthus
英名
Sleek unicornfish

特徴

鱗が小さく皮が丈夫なのが特徴。角状突起はないが、尾の付け根に2本のトゲをもっているためテングハギの仲間。サンゴ礁域の斜面で大きな群れを作って生活している。動物プランクトンなどをエサにしている。

飼育スタッフより

テングハギに少し似ていますが、サンゴ礁の外側あたりが好きなテングハギと違い、テングハギモドキは水深が深めで潮通しの良いところが好きな傾向にあります!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
琉球諸島、西太平洋

シチセンベラ

学名
Choerodon fasciatus
英名
Harlequin tuskfish

特徴

オレンジと白のしま模様が入っており、青い歯が特徴。体にオレンジの線が7本あることが名前の由来。岩礁やサンゴ礁に生息し単独で生活する。肉食性で海底に住む小魚や甲殻類などを食べる。

飼育スタッフより

一目見たら中々忘れられない見た目のお魚。
ベラというお魚の仲間特有の鋭い歯を持っているので、口元をよーく見てみてください!

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
茨城県以南の大平岸、長崎、琉球列島、小笠原諸島など

ニセカンランハギ

学名
Acanthurus dussumieri Valenciennes
英名
Pencil surgeonfish

特徴

クロハギやオスジクロハギと似ているが、本種は尾柄にあるトゲが白い皮膜に覆われている。体長30cm以上に成長する。主に藻類を捕食し甲殻類も食べることもある。

飼育スタッフより

まるでメガネをかけてるような目元とおちょぼ口がとってもキュートです。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
南西諸島以南、インド洋、太平洋

メガネモチノウオ

学名
Cheilinus undulatus
英名
Humphead wrasse

特徴

目を通る黒色の縦線が眼鏡をかけているように見えることが名前の由来。成長に伴い大きくなる頭のコブがナポレオンの軍隊帽に似ていることから、別名「ナポレオンフィッシュ」と呼ばれる。大きなコブをもつのはオスのみである。

飼育スタッフより

当館では幼魚を飼育しており、日々少しずつ成長しているのを見ると、とても癒されます。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
駿河湾以南、インド洋、太平洋

ユカタハタ

学名
Cephalopholis miniata
英名
Coral hind

特徴

赤色の体色に鮮やかな青色の斑点が特徴で、別名「アオホシハタ」とも呼ばれる。小魚や甲殻類を主食とするが、タコやイカなどの大きな軟体動物も捕食する場合がある。

飼育スタッフより

はっきりとした色合いの体色で、水槽の雰囲気を明るくしてくれます。

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
琉球諸島、小笠原諸島、トカラ列島、南大東島など

ヒラニザ

学名
Acanthurus mata
英名
Elongate surgeonfish

特徴

南日本の岩礁やサンゴ礁域に生息している。目を横切る短い黄帯が特徴。体色は青みがかり、多数の細い鮮青色の縦帯が入っている。他のニザダイ科の魚類と同様に尾柄部分には棘を持っている。

飼育スタッフより

普段はきれいな縦のストライプがよく見えますが、何かに警戒している時は体色が黒っぽくなります。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
琉球列島、八丈島、伊豆大島、小笠原諸島

ヒトスジモチノウオ

学名
Oxycheilinus unifasciatus
英名
Ringtail maori wrasse

特徴

ベラ科の中で比較的に大きく40cm以上までに成長する。体色は個体によって褐色や赤茶色などがあり、眼球の後方からエラ蓋付近まで褐色の線が伸び、尾柄部に白い横帯がある。肉食性で小魚や甲殻類を捕食する。

飼育スタッフより

名前の由来は、尾柄部にある1本の白い模様から来ているとも言われており、目の後ろには2本の赤い線があるのも特徴です。
特徴的な見た目なのでぜひ探してみてください。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
琉球列島、八丈島、伊豆大島、小笠原諸島

バラハタ

学名
Variola louti
英名
Yellow-edged lyretail

特徴

成長すると体長が60cmに達する大型種。ひれの後端が黄色く、体側に青紫色や薄桃色の小斑が多く散在する。生息場所によって食べたものに含まれているシガテラ毒が蓄積することがある。

飼育スタッフより

のんびり屋さんで、よくサンゴの隙間に身を潜めて休んでいます。

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
伊豆諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県、屋久島、吐?喇列島、琉球列島

アマミスズメダイ

学名
Chromis chrysura
英名
Stout chromis

特徴

幼魚は目の上に青い縦線が入り各ひれも青くなる。体色は黄色味を帯びる。成魚になるにつれての体色は黒く尾びれだけが白くなる。成魚になると群れで生活し動物プランクトンや付着藻類などを食べる。

飼育スタッフより

クロスズメダイも同じような色で幼魚から成魚への変色をするのですが、なにか法則があるのでしょうか。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
伊豆諸島、相模湾以南の太平洋岸、山口県、九州北西岸、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。

アカハタ

学名
Epinepphelus fasciatus
英名
Blacktip grouper

特徴

体色は全体的に赤く体側には濃淡による横帯が5本程度入る。状況によって体色は変化する。沖縄の方言ではハンゴーミーバイ

飼育スタッフより

真っ赤な体が派手なお魚ですが、海の中で赤い光は吸収されて見えにくくなるので、お魚界では地味な方なのかも。

海水魚

分類
スズキ目イサキ科
分布
伊豆諸島、伊豆半島以南の太平洋岸、琉球列島、尖閣諸島、小笠原諸島

ヒレグロコショウダイ

学名
Plectorhinchus lessonii
英名
Lesson's thicklip

特徴

体側には黒い縦帯が入り背びれ、尻びれ、帯びれは黄色と黒のまだら模様。幼魚のころは白と黒の縦帯が全体に入る。

飼育スタッフより

幼魚の姿はゴンズイによく似ているので、海でこのお魚の幼魚を見つけた場合ちょっとヒヤッとするかも。

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
静岡県以南の太平洋岸、琉球列島、南大東島、小笠原諸島

オキフエダイ

学名
Lutjanus fulvus
英名
Blacktail snapper

特徴

幼魚には黄色の縦線があり腹びれ、しりびれ、胸びれは黄色く背びれ、尾びれは濃い赤。成長すると黄色の縦線はなくなる。甲殻類や小魚などを食べる。食用にされているが?シガテラ毒を持っていることがある。

飼育スタッフより

個人的には横線があったほうがかわいいと思うのですが、残念ながら大人になると消えてしまいます。

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
千葉県以南

フウライチョウチョウウオ

学名
Chaetodon vagabundus
英名
Vagabond butterflyfish

特徴

トゲチョウチョウウオに似るが黒色帯や黒色斑、背鰭軟条の伸長の有無で見分けられる。雑食性でサンゴのポリプや付着藻類、底生動物などを食べる。

飼育スタッフより

おそらくこの「フウライ」は風来の意味だと思うのですが、自然だと気ままに旅をしているのでしょうか。

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
伊豆諸島、神奈川県三浦半島以南の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島

ナガニザ

学名
Acanthurus nigrofuscus
英名
Brown surgeonfish

特徴

全体的に茶褐色で顔の周りにはオレンジの小さな斑点がある。付着藻類を主に食べる。サンゴ礁域や岩礁域などに生息する。

飼育スタッフより

なんだかのっぺりした印象を受けるお魚です。体のわりに小さなおちょぼ口が特にかわいいポイントです。

海水魚

分類
スズキ目アイゴ科
分布
和歌山県以南、小笠原諸島

ハナアイゴ

学名
Siganus argenteus
英名
Rabbit-faced Spinefoot

特徴

アイゴ科の中では体高が低い。背びれ、腹びれ、尻びれが鋭く毒がある。アイゴ科の幼魚はスクと呼ばれる。

飼育スタッフより

ヒレを大きく開いた姿は一度見たらもう忘れられない、そんな独特の形をしたお魚です。

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
茨城県以南の太平洋岸、伊豆諸島、琉球列島、小笠原諸島、沖ノ鳥島

クロハギ

学名
Acanthurus xanthopterus
英名
Yellowfin surgeonfish

特徴

体色は黒っぽく目の周辺や胸びれが黄色い。尾びれの付け根に可動棘がある。雑食性で藻類や甲殻類などを食べる。

飼育スタッフより

黒というよりは淡いブルーが印象的なお魚。幼魚の時はちゃんと真っ黒です。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
八丈島、相模湾以南の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島

カンモンハタ

学名
Honeycomb grouper
英名
Epinephelus merra

特徴

全身に茶褐色の斑点が広がる。ハタ科の中では小型で25㎝程度の大きさ。サンゴ礁域に生息し甲殻類や小魚を食べる。沖縄ではイシミーバイと呼ばれる。

飼育スタッフより

沖縄では全身に広がる斑点を石に見立てて、イシ(石)ミーバイ(ハタ)と呼びます。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
琉球列島、八丈島、屋久島、小笠原諸島など

ミツバモチノウオ

学名
Cheilinus trilobatus
英名
Tripletail wrasse

特徴

三又に分かれた尾ひれが特徴。体色は成長具合と個体により異なる。若魚は灰色系と黒色系のしま模様が入っており、尾ひれが分かれていない。オスは成長すると50cm程になり、モチノウオ属の中で二番目に大きくなる。

飼育スタッフより

その尾びれから一見名前の由来が明らかそうなお魚ですが、実は由来不明です。三葉か、三歯か、三刃なのか……。

海水魚

分類
スズキ目マンジュウダイ科
分布
琉球列島、屋久島、八丈島など

ナンヨウツバメウオ

学名
Platax orbicularis
英名
Orbicular batfish

特徴

ツバメウオと似ているが、胸びれと腹びれの間にある黒色点が無く、腹びれが黒いことが特徴。幼魚のときは背びれと腹びれが長く伸びており、「ツバメ」に似ているためツバメウオと呼ばれている。

飼育スタッフより

ナンヨウツバメウオは幼魚と成魚で姿が違うんです。とても食欲旺盛!で当館では成魚を飼育しています。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
琉球列島、屋久島、小笠原諸島など

ニジハタ

学名
Cephalopholis urodeta
英名
Darkfin hind

特徴

尾鰭にある二本の白色斜走帯が特徴的なハタ。個体によって体色の変異があり、赤いものや褐色のものもいる。サンゴ礁の浅瀬に生息しており、沖縄ではアカミーバイと呼ばれることもある。

飼育スタッフより

赤色の体色が美しいハタの仲間です。水槽ではサンゴの間や岩の上で休んでる姿をよく見かけます。

海水魚

分類
スズキ目フエダイ科
分布
琉球列島、小笠原諸島、屋久島

マダラタルミ

学名
Macolor niger
英名
Black and white snapper

特徴

成魚と幼魚で色彩が大きく異なり、幼魚は黒い体色をベースに白い縦帯や斑点などの模様があるが、成魚では全身が黒い体色となる。沖縄ではイナフクと呼ばれることがある。

飼育スタッフより

幼魚の頃は可愛らしい模様があるが、成長とともにその模様はだんだん消えていき全身が黒っぽくなります。沖縄では食用でも知られています。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

ヒレグロベラ

学名
Bodianus loxozonus
英名
Blackfin hogfish

特徴

背びれの後ろから尾ひれまである黒色の斑(まだら)模様が特徴。成長すると体長35cmほどになる。水深の浅いサンゴ礁域や岩礁域に生息しており、主に小型の甲殻類などを捕食する。

飼育スタッフより

口元をよーく覗いてみてください!歯がとっても鋭いです!

ページトップへ