ばんない水槽

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
奄美大島以南、インド洋、太平洋

カクレクマノミ

学名
Amphiprion ocellaris
英名
Clown anemonefish

特徴

一般的に魚はイソギンチャクの毒に麻痺するが、本種はこの毒に対する免疫性をもっている。外敵が現れるとイソギンチャクに逃げ込み身を守る。雄性先熟である本種は、群れの中で一番大きなメスが死ぬと一番大きなオスがメスに生まれ変わる。

飼育スタッフより

オレンジと白の縞模様がきれいなお魚です!イソギンチャクの中から外の様子を探る様子もかわいいです!

海水魚

分類
フグ目ハリセンボン科
分布
世界中の温帯、熱帯海域

ハリセンボン

学名
Diodon holocanthus
英名
Porcupinefish

特徴

鋭いトゲが全身を覆っている。危険を感じると大量の水や空気を吸い込み大きく体を膨らませ、トゲを立て威嚇する。「ハリセンボン」という名前はこの様子からつけられているが、トゲは1000本もなく350本ほどと言われている。トゲ自体に毒性はない。

飼育スタッフより

人を見かけるとご飯をねだるように近づいてきてくれる様子がかわいいです!勢いが良すぎて水が跳ねちゃうことも。

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
高知県以南、インド洋、太平洋

ナンヨウハギ

学名
Paracanthurus hepatus
英名
Palette surgeonfish

特徴

鮮やかな青色の体色に体側には黒のライン、尾とひれは明るい黄色という非常に美しい魚。1匹で行動することは少なく、自然界では大きな群れを形成して生活をしている。近年、毒をもっていることが判明している。

飼育スタッフより

あの有名なキャラクターを思い浮かべるのではないでしょうか?深い青色の身体がきれいなお魚!

海水魚

分類
カサゴ目フサカサゴ科
分布
奄美大島以南、インド洋、太平洋

オニダルマオコゼ

学名
Synanceia verrucosa
英名
Stonefish

特徴

体色は黒色や褐色、黄色などが多く、海底の岩やサンゴに擬態していることが多い。見分けがつかないためベテランのダイバーでも気づかず踏みつけてしまうことがある。背びれのトゲには強力な毒があり、刺されると激しい痛みを伴い死にいたることもある。

飼育スタッフより

岩にそっくりな体と強面の顔をしているお魚!ご飯のお魚を一瞬で丸呑みにしてしまいます!

海水魚

分類
スズキ目キンチャクダイ科
分布
インド洋、西太平洋

アデヤッコ

学名
Pomacanthus xanthometopon
英名
Blue face angelfish

特徴

大型の魚で日本では稀な種。幼魚と成魚で体色が大きく異なり、幼魚は青地に白色のしま模様が入っている。成魚は頭部が青色、眼の周りには黄色が入り、背びれに大きな黒色の斑がある。雑食性で、藻類や付着生物、サンゴのポリプなどを食べる。

飼育スタッフより

青と白の縦縞模様がチャームポイント!この模様は幼魚の特徴です!

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
千葉県以南、インド洋、太平洋

アケボノチョウチョウウオ

学名
Chaetodon melannotus
英名
Blackback butterflyfish

特徴

黄色で縁取られた白い体側に、黒色の斑点が細かく斜めに入っているのが特徴。岩礁域やサンゴ礁域に生息しており、サンゴのポリプや底生の小動物を食べる。「チョウチョウウオ」の由来は泳ぐ姿が「お花畑をひらひらと飛ぶチョウ」に似ていることから付けられている。

飼育スタッフより

黄色く縁取られたような体と白と黒の模様がきれいなお魚。おちょぼ口のようでかわいらしいです!

海水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

アカハチハゼ

学名
Valenciennea strigata
英名
Blueband goby

特徴

砂を口にふくみ、エラで濾(こ)し取り、砂だけをエラから吐き出してエサを食べるのが特徴。主に砂の中にいる微小な甲殻類や有機物をエサとしている。体色は乳白色で前頭部は鮮やかな黄色をしており、頬には光沢のある青色の縦帯が入っている。

飼育スタッフより

砂をはむはむしている姿がかわいらしいお魚です!顔にある青い模様も綺麗です!

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
琉球諸島、西太平洋

アカネハナゴイ

学名
Pseudanthias dispar
英名
Peach fairy basslet

特徴

数匹のオスと複数のメスからなる群れで生活をしている。生活をしていく中で群れの中のオスがいなくなるか、少なくなるとメスの中で一番大きな個体がオスへと性転換することがある。

飼育スタッフより

薄いオレンジの優しそうな体色をしたお魚です!ヒレをひらひらとさせながら泳ぐ姿がかわいいです!

海水魚

分類
フグ目ハコフグ科
分布
紀伊半島以南、インド、太平洋

コンゴウフグ

学名
Lactoria cornuta
英名
Longhorn cowfish

特徴

幼魚期はサイコロのような形で愛らしい姿をしているが、成長すると眼の上や尾ひれに長いトゲをもつ特徴的な姿となる。刺激やストレスに反応し、皮膚から粘液性の毒を出し外敵から身を守っている。

飼育スタッフより

頭に生えた二本のトゲが特徴的なお魚です!普段は折りたたまれている尾びれは扇のように開きます!

海水魚

分類
トゲウオ目ヨウジウオ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

クロウミウマ

学名
Hippocampus kuda
英名
Spotted seahorse

特徴

タツノオトシゴの仲間で、体色は黒色や茶色、黄色など生息環境によって変化している。細長い管状の吻(ふん)の先端に小さな口があり、小魚やプランクトンを吸い込んで捕食する。

飼育スタッフより

海藻などにつかまって休憩したり、ゆっくり泳いでいる姿がとても癒されます!ご飯の時は餌を素早く吸い込みます!

海水魚

分類
スズキ目ゴンベ科
分布
相模湾以南、インド洋、太平洋

クダゴンベ

学名
Oxycirrhites typus
英名
Longnose hawkfish

特徴

管のように長く前に突出した吻(ふん)が名前の由来。体色は赤色で細い網目模様を形成している。赤色のため目立つように見えるが、枝サンゴなどの間に隠れると保護色となり敵に見つかりにくい。

飼育スタッフより

赤いチェック柄のような体色と長くとがった口がチャームポイント!細長い口で岩の隙間などにいる甲殻類を食べています!

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
高知県以南、インド洋、太平洋

キイロハギ

学名
Zebrasoma flavescens
英名
Yellow tang

特徴

名前の通り体色は鮮やかな黄色となり、尾部にある白いトゲが目立つ。体高が高く大きな背びれと尻びれが特徴。吻(ふん)はやや突出し、吻先に小さな口がある。主に海藻などの藻類をエサとしている。

飼育スタッフより

綺麗な黄色の体がチャームポイントのお魚ですが、尾びれ近くにはトゲももっています!

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

ミスジリュウキュウスズメダイ

学名
Dascyllus aruanus
英名
Whitetail dascyllus

特徴

名前の通り3本の黒いスジが入っているのが特徴。一尾のオスが複数のメスを従えて生活している。甲殻類や藻類、底生動物などを食べる。

飼育スタッフより

黒と白の体色が特徴的なお魚です!黒い筋模様は名前の通り3つ入っています!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
千葉県以南、インド洋、太平洋

ホンソメワケベラ

学名
Labroides dimidiatus
英名
Bluestreak cleaner wrasse

特徴

他の魚の体についている寄生虫や口の中の食べ残しなどを食べる「掃除屋」として知られる。そのため、大型魚の近くにいても襲われることはない。

飼育スタッフより

他の魚のお口の中の食べ残しや体についた寄生虫を食べてくれる海のお掃除屋さんです!

海水魚

分類
トゲウオ目ヘコアユ科
分布
相模湾以南、インド洋、太平洋

ヘコアユ

学名
Aeoliscus strigatus
英名
Razorfish

特徴

普段は頭を下にして泳いでいるが、敵に襲われるなど危険が迫ると体を水平にし、かなりのスピードで移動する。細長い体型と黒いしま模様でウニのトゲに擬態している。名前の「ヘコ」は「逆さ」の意味をもつ。「アユ」とつくが、鮎の仲間ではない。

飼育スタッフより

逆さまになって泳ぐ姿がチャームポイントのお魚です!小さな甲殻類などが大好物!

海水魚

分類
スズキ目キンチャクダイ科
分布
ミクロネシア、ハワイ諸島、西太平洋

フレームエンゼルフィッシュ

学名
Centropyge loricula
英名
Flame angel fish

特徴

鮮やかな赤色の体色で、4本から5本の黒色のしま模様が体側に入る。水深の浅いサンゴ礁域に生息し、小型の甲殻類や藻類などを食べる。

飼育スタッフより

鮮やかなオレンジの体色に黒い縞模様が特徴的なお魚です!サンゴ水槽との相性ばっちり!

海水魚

分類
スズキ目テンジクダイ科
分布
インドネシア

プテラポゴンカウデルニィ

学名
Pterapogon kauderni
英名
Banggai cardinalfish

特徴

インドネシアに生息する固有種。全てのひれが細長く伸びており、白い体色に三本の黒い横帯が入る。親が口の中で子を育てるマウスブルーディングと呼ばれる繁殖形態をもっており、本種はオスが口の中で卵が孵化(ふか)するまで保護する。オスはその間の20?30日間エサを食べない。

飼育スタッフより

黒と白の星空のようなヒレが綺麗なお魚です!大きな口で卵を育てるマウスブリーダー!

海水魚

分類
スズキ目アイゴ科
分布
奄美大島以南、西太平洋

ヒフキアイゴ

学名
Siganus unimaculatus
英名
Blotched foxface

特徴

前に突き出した吻(ふん)が火を吹いているように見えることから名前に「ヒフキ」とついた。背びれや腹びれ、尻びれには鋭いトゲがあり毒を有する。

飼育スタッフより

吻(ふん/口元)が火を吹いている口に見えるので、「ヒフキ」と名前がついています!ヒレのトゲには毒もあります!

鳥類・その他

分類
イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科
分布
奄美大島以南、西太平洋

ハタゴイソギンチャク

学名
Stichodactyla gigantea
英名
Giant carpet anemone

特徴

カクレクマノミやアカホシカニダマシが好んで共生する大型のイソギンチャクで、強力な毒をもっている。体色は茶色や黄色、青色、緑色など豊富なカラーバリエーションが存在する。

飼育スタッフより

カクレクマノミと相性ばっちりなイソギンチャクです!カクレクマノミの安全な隠れ家となっています!

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
琉球諸島、西太平洋

ネッタイスズメダイ

学名
Pomacentrus moluccensis
英名
Lemon damsel

特徴

鮮やかな黄金色の体色をしており、胸びれの基底とエラ蓋(ぶた)の上部に、小さな黒斑が見られる。他のスズメダイと一緒にいることも多く、枝状のサンゴ周辺にいることが多い。

飼育スタッフより

とても丈夫で、お宅での飼育もしやすい種類です。
海水魚に挑戦してみたい方の入門種としてオススメです!

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
沖縄諸島以南、インド洋、太平洋

ニセネッタイスズメダイ

学名
Pomacentrus amboinensis
英名
Ambon damsel

特徴

名前に「ニセ」がついている通り、ネッタイスズメダイとよく似ている。見分け方として、本種には胸びれの付け根にある黒色斑のサイズが大きいことで判別がつく。幼魚期には背びれに特徴的な眼状斑があるが、成長に伴い消失する。

飼育スタッフより

ネッタイスズメダイと一緒で、スキンダイビングでも見かけることの多い種類。
水中で見分けるのはとても難しいので、海で見かけたらぜひ写真を撮って、後で種類を当ててみてください!

海水魚

分類
ウナギ目アナゴ科
分布
奄美大島以南、モルディブ、フィリピン

ニシキアナゴ

学名
Gorgasia preclara
英名
Splendid garden eel

特徴

橙色の体色に白色の帯が入り、織物の「錦」のように華やかであることが名前の由来である。潮の流れの方向に頭を向け、流れてくる動物プランクトンを食べる。危険を察知するとすぐに砂の中に全身を隠す。普段から体が半分近く砂の中に隠れているが、全長は40cmほどある。

飼育スタッフより

形はチンアナゴとそっくりですが、実はチンアナゴより少しだげ背びれが大きいのが特徴。
チンアナゴはケンカの時口を開けて睨みをきかせますが、ニシキアナゴは体と一緒に背びれを震わせてケンカをします!

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
奄美大島以南、西太平洋

デバスズメダイ

学名
Chromis viridis
英名
Blue green chromis

特徴

青緑色の体色をしているが、光の当たり具合によって色が変化する。スズメダイ科の中では珍しく性格が穏やか。下の歯が前向きに突き出ている様子「出歯(でば)」が名前の由来。

飼育スタッフより

館内2Fフロアの沖縄の空と波打ち際の海岸を再現した空間では、本種の群れを見ることができます。
デバスズメダイの群れの美しさをぜひご覧ください!

海水魚

分類
ウナギ目アナゴ科
分布
高知県以南、インド洋、太平洋

チンアナゴ

学名
Heteroconger hassi
英名
Spotted garden eel

特徴

顔つきが日本犬の狆(チン)に似ていることが名前の由来。潮の流れの方向に頭を向け、流れてくる動物プランクトンを食べる。危険を察知するとすぐに砂の中に全身を隠す。普段から体が半分近く砂の中に隠れているが、全長は30cmほどある。

飼育スタッフより

尾から粘液を出すことで砂を固めて、砂の中に上手に潜っています!

海水魚

分類
スズキ目キンチャクダイ科
分布
相模湾以南、インド洋、太平洋

タテジマキンチャクダイ

学名
Pomacanthus imperator
英名
Emperor angelfish

特徴

幼魚と成魚で全く異なる見た目をしている。幼魚は青の体色に白の渦巻き模様があり、その見た目から「ウズマキ」と呼ばれる。成魚は多数の黄色い縦しま模様が入る。幼魚から成魚へ成長時、これらをミックスしたような体の模様になる。完全に成長するまでは約2年かかる。

飼育スタッフより

魚の縞模様は、頭を上にした時の縞模様の向きで縦か横か決まります。
本種は頭を上にしたら縦向きに縞模様が入っているので、縦縞です!

海水魚

分類
スズキ目クロユリハゼ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

ハタタテハゼ

学名
Nemateleotris magnifica
英名
Fire goby

特徴

体の前半部が白色、後半部が赤色のグラデーションをした体色で、背びれが長く立ち上がっているのが特徴。この背鰭が旗を立てているように見えることから、名前がつけられた。

飼育スタッフより

なんだか気が強そうに見えますが、実際はおとなしい性格をしています!
小さな群れを作って暮らしているので探してみてください!

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウミトサカ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ヤワタコアシトサカ

学名
Sinularia mollis
英名
Finger coral

特徴

水流の流れが良い水深10~30m付近で大きな群落を作るサンゴ。沖縄県近海にも生息する。体色はグリーンや茶褐色の個体が多いほか、イエローやグリーンなど珍しい個体も存在する。

飼育スタッフより

沖縄の海でも見ることができるサンゴです!ふわふわして見える枝部分がキュート!

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウミヅタ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ムラサキハナヅタ(スターポリプ)

学名
Pachyclavularia violacea
英名
Star polyps

特徴

柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。岩肌に覆い被さるように成長する。ポリプの中心部が星形に見えることから通称「スターポリプ」と呼ばれる。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

ポリプが一斉に開いている様子はまるで草原のようです!紫の身体でポリプの色がとっても映えています!

サンゴ

分類
スナギンチャク目スナギンチャク科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

マメスナギンチャク

学名
Zoanthus sp.
英名
Zoanthus sp.

特徴

柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。骨格の代わりに砂を取り込んで体の一部を作っていることから、和名に「スナ」が入っている。

※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」になる部分。

飼育スタッフより

産地によってカラーバリエーションが豊富なサンゴです!緑や赤、黄色のポリプを一斉に開いている姿は見ていて癒されます!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ヒユサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ヒユサンゴ(オオバナサンゴ)

学名
Trachyphyllia geoffroyi
英名
Banana coral

特徴

骨格が中央から放射状に延びるサンゴ。体色は全体的に蛍光色で、カラーバリエーションは非常に豊富。特に、数種の色が含まれている「マルチカラー」と呼ばれる個体はコレクターからも人気の種となる。

※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。
※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

鮮やかな蛍光色の身体が綺麗なサンゴです!見た目も相まって水槽内に咲く一輪の花のようです!

サンゴ

分類
イシサンゴ目オオトゲサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ハナガタサンゴ

学名
Symphyllia valenciennesii
英名
Lobophyllia

特徴

丸みを帯び、ザラザラとした表面を持つサンゴ。形や模様、カラーバリエーションも豊富で体色はグリーン、オレンジ、レッド、パープル等が存在する。

飼育スタッフより

もこもこして見える身体と綺麗な体色が特徴的なサンゴです!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ハマサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ハナガササンゴ

学名
Goniopora lobata
英名
Flower pot coral

特徴

イソギンチャクのような形状のポリプを長く伸ばす姿が特徴。体色は主にグリーン系とレッド系が多い。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

長いポリプが特徴的なサンゴです!ポリプが水流でゆらゆら揺られている様子は見ていて癒されます!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ハイマツミドリイシ

学名
Acropora millepora
英名
Cluster acropora coral

特徴

放射状に広がり成長するサンゴ。体の構造の1つであるポリプが毛の様に伸びる。水流で伸びたポリプのたなびく様子が美しいミドリイシの一種。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

身体が細かく放射状に枝分かれしていて、そのたくさんの枝から一斉にポリプを広げている様子が魅力的なサンゴです!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ハナサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ナガレハナサンゴ

学名
Euphyllia fimbriata
英名
Anchor coral

特徴

ポリプの先端が船の錨(いかり)型に見えることから、英名は「アンカーコーラル」と呼ばれる。体色は主にグリーンが多く、イエローやゴールドなどカラーバリエーションも豊富。サンゴの中でも強い毒を持っており、他のサンゴを襲うことがある。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

特徴的なポリプの形が魅力のサンゴです!UVライトを当てるとポリプの先端が幻想的に光ります!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

トゲスギノキミドリイシ

学名
Acropora formosa
英名
Staghorn coral

特徴

樹枝状に分かれ長く伸び成長する種類。やや管状に突出し角張った形をしているのが特徴。青色や濃い緑色の個体がある。波浪の影響が少ない礁斜面や岩礁域、潮通しのよい礁池など水深10m以下の場所に生息する。

飼育スタッフより

長い枝のように枝分かれしている身体が特徴的です!名前にスギノキってついていますが、あまり杉の木に見えませんよね…。

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

トゲコモンサンゴ

学名
Montipora hispida
英名
Montipora hispida

特徴

岩盤に覆い被さるようにして成長するサンゴ。成長すると中央部は不規則に盛り上がった形となる。体色は緑褐色が多い。

飼育スタッフより

名前の通りトゲトゲしているものの、ミドリイシのような枝状のサンゴとはまた違ったダイナミックな見た目が魅力です!
水槽の上の方を探してみてください!

サンゴ

分類
イシサンゴ目サザナミサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

タバネサンゴ

学名
Caulastrea tumida
英名
Faviidae coral

特徴

花束のように集まり形成される、花束状群体と呼ばれるサンゴ。上からは半円形状に見える。体色は色鮮やかな緑色が多く水中でも良く目立つ。

飼育スタッフより

サンゴは、自然界では卵と精子がそれぞれ入った「バンドル」を口から出して繁殖します!
口は円の中心にあるので、観察してみてください!

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウチワヤギ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ススキムレヤギ

学名
Rumphella aggregata
英名
Bushy whipcoral

特徴

見た目が「ススキ」のような形をしていることが名前の由来。沖縄県近海にも生息する。定期的に脱皮をしサンゴの中では珍しい特徴を持つ。

飼育スタッフより

フサフサして見えるのは「ポリプ」という部分。
この「ポリプ」でエサを捕まえて食べて、栄養にします!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ヒラフキサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

シコロサンゴ

学名
Pavona decussata
英名
Plate coral

特徴

骨格が硬い「ハードコーラル」の一種。ポリプは比較的小さく、体色はグリーンや茶褐色が多い。沖縄県近海でも見ることができ、防波堤の上から観察できることもある。

※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。
※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

モコモコした見た目がキュートなサンゴ。でも触るととても固いです!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ハナサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

コエダナガレハナサンゴ(タコアシサンゴ)

学名
Euphyllia divisa
英名
Frogspawn coral

特徴

触手の先端が複雑に枝分かれしており、見た目がタコ足のように見えることから別名「タコアシサンゴ」とも呼ばれる。豊富なカラーバリエーションを持ち、褐色や蛍光グリーンなど様々な色が存在する。

飼育スタッフより

蛍光グリーンに見える部分は、サンゴが紫外線や青色の光を受けて発光しているんです!
これはサンゴのもつ緑色蛍光タンパク質の働きによるものです。
自然の綺麗な色を観察してみてください!

サンゴ

分類
イシサンゴ目クサビライシ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

クサビライシ

学名
Fungia sp.
英名
Fungia coral

特徴

円盤状で山のような形をしている単体性のサンゴ。骨格は中央から放射状に広がって延びる。名前の「クサビラ」はキノコの古語で、見た目とその形が由来になっている。体色はオレンジ、グリーン、紫などカラーバリエーションも豊富。

※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。
※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

サンゴは基本的には固着した後は動くことができない種類が多いですが、クラビライシの仲間は動くことができるタイプもいます!
もしかしたらゆっくり移動するところが見られるかも?

サンゴ

分類
イシサンゴ目ウミバラ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

キッカサンゴ

学名
Echinophyllia aspera
英名
Chalice coral

特徴

板状の骨格が特徴で覆い被さるように成長するサンゴ。体色はグリーン、オレンジ、パープルなどバリエーションが豊富。

※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」になる部分。

飼育スタッフより

実はサンゴの水槽は飼育員がウェットスーツを着て中に入ってお掃除しています。
お掃除の時に体が当たって、キッカサンゴの様な平べったいサンゴを割ってしまわないかドキドキしながら作業しています…!!

サンゴ

分類
ウミトサカ目チヂミトサカ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

カワラフサトサカ

学名
Capnella sp.
英名
Kenya tree coral

特徴

柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。形は樹状で小さなポリプが開いているのが特徴。体色はグリーンや褐色の個体が存在する。沖縄県近海にも生息し、岩場や枝サンゴのがれきの上などに群生する。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

水の流れに揺られている姿がとても可愛らしく、癒されます!

サンゴ

分類
イシサンゴ目オオトゲサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

カクオオトゲキクメイシ

学名
Acanthastrea lordhowensis
英名
Micromussa coral

特徴

ポリプ1つ1つが大きくふっくらと膨らみ成長することが特徴。体色はオレンジ、赤、緑、ピンクと豊富なカラーバリエーションを持ち、青色の光を当てると発光しているように見える。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

肉厚な共肉に包まれていて、なんだか暖かそうだと思いませんか?

サンゴ

分類
Scopalinida目Scopalinidae科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

オレンジスポンジ

学名
Stylissa massa
英名
Lumpy orange sponge

特徴

見た目がオレンジで体の構造がスポンジ状であることから名前が付けられた。外見上サンゴ(刺胞動物)に見えるが本種は海綿動物の1種となる。海水中の栄養分を吸収して成長する。

飼育スタッフより

綺麗なオレンジ色が水槽のワンポイントになってくれます!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ハナサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

オオナガレハナサンゴ

学名
Catalaphyllia jardinei
英名
Elegance coral

特徴

イソギンチャクのような触手をいっぱいに広げ扇状の群体を作る。別名「トランペットコーラル」とも呼ばれる。生息地は限られているため見つけることが難しいレアな種類。

飼育スタッフより

触手がユラユラ揺れている姿は、見ているだけで心が癒されます!

サンゴ

分類
ホネナシサンゴ目イソギンチャクモドキ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

オオイソギンチャクモドキ(エレファントイヤー)

学名
Amplexidiscus fenestrafer
英名
Giant cup mushroom coral

特徴

薄く平たい形をした「ディスクコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。岩に覆い被さるように成長する。形が象の耳に見えることから別名「エレファントイヤー」とも呼ばれる。

飼育スタッフより

ひっそりと岩にくっついているので、よく見ておかないと岩と見間違えて見逃してしまうかも知れません!
どこにいるかぜひ探してみてください!

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウミトサカ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ウミキノコ

学名
Sarcophyton sp.
英名
Leather coral

特徴

柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。見た目が「キノコ」の形をしていることが名前の由来。ポリプが閉じている時と開いている時で見た目が異なり、閉じている時はまさにキノコのシルエットだが、開くと美しいサンゴに変貌する。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

ポリプが開いている時の姿はもちろん、閉じている時の姿もとっても可愛いらしく、そんな素敵な二面性に心が惹かれます!

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウミアザミ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ウミアザミ

学名
Xenia sp.
英名
Pulse coral

特徴

外見上区別のつきにくい複数種のサンゴを総称して「ウミアザミ」と呼ぶ。特徴は幹とそこから伸びるポリプの状態に差が出ることにより見分ける。体色はいずれもパープル、ホワイト、グレーなどが多い。

※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。

飼育スタッフより

骨格を持たない(骨片をもつ)柔らかいサンゴで、ソフトコーラルと言います。
水中でゆらゆらと揺られている姿にとても癒されます!

サンゴ

分類
イシサンゴ目キサンゴ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ウネリスリバチサンゴ

学名
Turbinaria frondens
英名
Yellow cup coral

特徴

形は円形や楕円形があり、縁は波打ったすり鉢型となる。体色は褐色や緑がかった群体が存在する。

飼育スタッフより

すり鉢型の見た目が特徴的で名前の由来にもなっています。
お皿形に成長する個体や、うねりの強いすり鉢形に成長する個体など、群体により個性が出るのも魅力の一つです!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
全世界の熱帯・温帯海域

ウスエダミドリイシ

学名
Acropora tenuis
英名
Purple tipped acropora

特徴

樹枝卓状のサンゴ。体色は緑色や褐色の個体が多い。波浪の影響が少ない礁斜面や岩礁域、潮通しのよい礁池など水深10m以下の場所に生息する。

飼育スタッフより

体色のバリエーションが豊富なのも特徴の一つです。褐色や緑色だけでなく紫やクリーム色など、同じ種でも違った姿を見ることができます!

サンゴ

分類
-
分布
熱帯・温帯海域

ウスコモンサンゴ

学名
Montipora aequituberculata
英名
Encrusting pore coral

特徴

群体性のサンゴの一種。平らで薄く広がる。比較的に成長の早いことが特徴であり、サンゴの破片が岩の被覆にくっつき、そこから成長することもある。茶やグリーン色、朱色などが存在する。

飼育スタッフより

サンゴ礁のサンゴといえば!という形のサンゴです。光の量によって成長する向きが変わるという特徴があります。

鳥類・その他

分類
十脚目オトヒメエビ科
分布
千葉県以南、太平洋

オトヒメエビ

学名
Stenopus hispidus
英名
Banded coral shrimp

特徴

沿岸付近のサンゴ礁や岩場に生息している。ウツボやハタなどの大型魚の体に付き、食べかすなどを食べる。大型魚の体を綺麗にするのでクリーナーと呼ばれる。普段から共生をしているため大型魚に食べられてしまうことはほとんどない。

飼育スタッフより

エビの仲間は脱皮をするので、脱皮柄が水槽内にあるかもしれません。
体の一部分だけ転がっていてもびっくりしないでください!

海水魚

分類
フグ目フグ科
分布
琉球諸島、小笠原諸島、インド洋、太平洋

コクテンフグ

学名
Arothron nigropunctatus
英名
Blackspotted puffer

特徴

体に黒い点が散在するのことが名前の由来。体色は個体によっては青・黄・白など変化があり、強い毒をもつ。サンゴ礁に生息し甲殻類や軟体動物を捕食する。

飼育スタッフより

英名ではドッグフェイス・パファー(犬顔フグ)と呼ばれているほど、かわいらしいお顔です。

海水魚

分類
フグ目ハコフグ科
分布
和歌山県以南、インド洋、太平洋

ミナミハコフグ

学名
Ostracion cubicus
英名
Yellow boxfish

特徴

見たままの通り、箱型の形状が名前の由来。幼魚の体色は鮮やかな黄色で多数の黒い斑点模様が入る。成魚は黄褐色の体色に黒色点で覆われた白色点の模様が入る。刺激やストレスに反応し、皮膚から粘液性の毒を出し外敵から身を守っている。

飼育スタッフより

別名「幸せの黄色いサイコロ」と言われており、幼魚の時は体色がはっきりしていてとてもかわいいです。

海水魚

分類
スズキ目ネズッポ科
分布
琉球列島~西太平洋、サンゴ礁

ニシキテグリ

学名
Synchiropus splendidus
英名
Mandarinfish

特徴

全長5cm~7cm程度。青く色鮮やかな斑点などの模様が特徴。漢字で「錦手繰」といい、「錦」は色鮮やかな体色を表し、「手繰」は手繰り網によく漁獲されることから由来されている。

飼育スタッフより

鮮やかな体色がとても綺麗で、別名マンダリンフィッシュと言われているほど、体の模様が繊細で、美しいお魚さんです!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
駿河湾以南

ヤンセンニシキベラ

学名
Thalassoma jansenii
英名
Jansen's wrasse

特徴

※現在展示はしておりません。

体側には黒色の斜帯があり、斜帯の間は白や黄色をしている。斜帯の形は個体差が大きい。浅い岩礁やサンゴ礁域に生息する。

飼育スタッフより

黒と白や黄色の帯がかわいいお魚です。この帯模様は個体によって大きく変わります。まさに多様性。

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
駿河湾以南、小笠原

ゴマハギ

学名
Zebrasoma scopas
英名
Twotone tang

特徴

体色が変異的な個体が多く、黒が強い/黄色みが強い等の個体もいる。サンゴ礁域に生息し藻類などを食べる。

飼育スタッフより

真っ黒な個体から真っ黄色な個体まで、個体差が非常に大きいお魚です。本当に同じ魚?

海水魚

分類
スズキ目イソギンポ科
分布
琉球列島以南

ヤエヤマギンポ

学名
salarias fasciatus
英名
Jewelled blenny

特徴

主にサンゴ礁域 に生息している。名前 の由来は八重山諸島 でよくみられることが 由来。

飼育スタッフより

生息地からそのまま名前が付けられたお魚です。体表が砂の色そっくりなので、見つけるのにはコツが必要です。

鳥類・その他

分類
十脚目クモガニ科
分布
相模湾以南の西太平洋

モクズショイ

学名
Camposcia retusa
英名
Spider decorator crab

特徴

※現在展示はしておりません。

体にマジックテープのような毛が生えており、そこにカイメン類や海藻などを付着させて身を隠す。藻の屑を背負っているように見えることが名前の由来。

飼育スタッフより

身の回りの物を集めて背中にしょっています。
まれに海藻だけではなくサンゴなども背負っている時もあるので、よく観察してみてください!

海水魚

分類
スズキ目テンジクダイ科
分布
神奈川県、和歌山県、愛媛県、高知県、琉球列島

キンセンイシモチ

学名
Ostorhinchus properuptus
英名
Southern orange-lined cardinal fish

特徴

オレンジ~黄色の体色に白~淡青色の縦帯が入るテンジクダイの仲間。他のテンジクダイと同様に口内で卵を育てる口内保育をする。

飼育スタッフより

オレンジに白のストライプがかわいいお魚です。受精卵が孵化するまで口の中で卵を守り続ける献身的な一面も。

海水魚

分類
フグ目フグ科
分布
相模湾以南、伊豆諸島、琉球列島、小笠原諸島

シマキンチャクフグ

学名
Canthigaster velentini
英名
Valentin's sharpnose puffer

特徴

全長10㎝程度の小型のフグ。インド洋~太平洋、紅海など幅広く生息する。肝臓や卵巣だけではなく皮膚からも毒を出す。

飼育スタッフより

見た目が非常によく似たノコギリハギというお魚がいますが、そちらには毒がありません。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
八丈島、和歌山県以南

ミツボシキュウセン

学名
Halichoeres trimaculatus
英名
Threespot wrasse

特徴

雄の体色は緑色っぽく、雌は白色もしくは赤みがかかる。サンゴ礁域やその周辺の砂底、アマモ場に生息する。夜になると砂に潜る。

飼育スタッフより

名前の三つ星は尾びれ付近やエラの近くにある黒い点のことです。でも、たまに二つ星になってる子もいます。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
三宅島、相模湾以南

イナズマベラ

学名
Halichoeres nebulosus
英名
Nebulous wrasse

特徴

主にサンゴ礁その周辺の岩礁域に生息している。頬の部分の「へ」の字状の赤い模様が特徴。特にオスではっきりと観察できる。

飼育スタッフより

一見目立ってしまいそうなこの見た目ですが、生息地である岩礁域ではこれがうまく馴染みます。

海水魚

分類
スズキ目ゴンべ科
分布
和歌山県田辺湾以南

ホシゴンベ

学名
Paracirrhites forsteri
英名
Blackside hawkfish

特徴

顔に赤褐色の斑点がたくさんあることが名前の由来。体長は20㎝程度で小型の甲殻類や小魚を食べる。

飼育スタッフより

顔の斑点が非常に特徴的なお魚です。人によってはこのお魚、かなり苦手かもしれません。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
和歌山県以南、八丈島、

ニセモチノウオ

学名
Pseudocheilinus hexataenia
英名
Sixline wrasse

特徴

青っぽい体色に6本前後の橙色の縦帯がある。サンゴ礁に生息し体長は9㎝程度で甲殻類などを食べる。

飼育スタッフより

名前にニセとついていますが、これはこのお魚がモチノウオの亜科であることからこの名前が付きました。

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
駿河湾以南の太平洋岸、伊豆諸島、琉球列島、小笠原諸島

ヤマブキベラ

学名
thalassoma lutescens
英名
Yellow-brown wrasse

特徴

メスは名前の通りきれいな山吹色をしている。オスは頭部に赤い帯状の模様が目立ち体色は青緑色になる。ベラ科でよく観察されるメスからオスへ性転換をする。

飼育スタッフより

メスのころにも頭部に赤い模様はみられるのですが、オスに比べると色は薄めです。比べてみると一目瞭然。

海水魚

分類
スズキ目キンチャクダイ科
分布
八丈島、和歌山県以南、小笠原諸島、インド・太平洋(紅海およびハワイ諸島は除く)

ルリヤッコ

学名
Centropyge bispinosa
英名
Twospined angelfish

特徴

体は楕円形に近く体長は8cm程。体には紫色の横帯があり、体色は地域・個体によってかなり差がある。雑食性で岩に付着した生物や藻類を食べる

飼育スタッフより

体の周りがきれいな瑠璃色をしたお魚です。中心部はオレンジ系の暖色で、コントラストがとってもキレイです。

海水魚

分類
スズキ目キンチャクダイ科
分布
和歌山県以南、八丈島、小笠原、台湾、フィリピン

アカハラヤッコ

学名
Centropyge ferrugata
英名
Rusty angelfish

特徴

体長は8cm程。体色は茶褐色で腹部は赤みを帯びる為、この和名となった。尾びれは暗色で体には黒色班が多数ある。

飼育スタッフより

名前の通り赤色のお腹が特徴的なお魚です。背びれは暗色なので、この赤がとてもよく映えます。

海水魚

分類
アンコウ目カエルアンコウ科
分布
伊豆諸島、琉球列島、インド・太平洋域など

イロカエルアンコウ

学名
Antennarius pictus
英名
Painted frogfish

特徴

赤や黄、茶など体色の変異が多く、周囲の環境に擬態する。頭の上のイリシウム(竿部分)とエスカ(疑似餌部分)と呼ばれる器官を使って小魚をおびき寄せ捕食する。

飼育スタッフより

水槽の中をよーく見てみると色とりどりのイロカエルアンコウが隠れています。ぜひ探してみてください!

海水魚

分類
アンコウ目カエルアンコウ科
分布
南日本、インド・太平洋域など

クマドリカエルアンコウ

学名
Antennarius maculatus
英名
Warty frogfish

特徴

赤や黄、茶など体色の変異が多く、周囲の環境に擬態する。頭の上のイリシウム(竿部分)とエスカ(疑似餌部分)と呼ばれる器官を使って小魚をおびき寄せ捕食する。

飼育スタッフより

イロカエルアンコウと似ていますが、一番の違いは各ヒレが別の色でふちどりされているところです。歌舞伎の化粧の「隈取」に似ていることから名付けられています。

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
インド洋、中・西部太平洋

マダガスカルバタフライフィッシュ

学名
Chaetodon madagaskariensis
英名
Seychelles butterflyfish

特徴

白い体色に「く」の形をした黒色横帯があり、身体の後半部分や尾びれのオレンジ色が鮮やかなチョウチョウウオ。サンゴのポリプや小さな甲殻類を捕食する。

飼育スタッフより

体の模様が個性的なチョウチョウオです。当館では、数種類のチョウチョウオの仲間を飼育しているので見比べてみても面白いです!

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
インド洋、中・西部太平洋

コラーレバタフライフィッシュ

学名
Chaetodon collare
英名
Redtail butterflyfish

特徴

眼の後ろにある白線が襟(えり)に見えることから、ラテン語で襟を意味するコラーレが名前の由来になっている。また、眼の上の眉毛のようになっている模様も特徴的。サンゴのポリプなどを捕食している。

飼育スタッフより

黄色と黒色のグラデーションカラーがとても美しいチョウチョウオの仲間になります。丸みのあるひれがとても可愛いです!

海水魚

分類
スズキ目ネズッポ科
分布
西部太平洋

ルビードラゴネット

学名
Synchiropus sycorax
英名
Ruby dragonet

特徴

鮮やかな赤い体色が特徴的。小さな口で砂や岩やサンゴなどに付着した微生物をついばんで捕食する。オスは大きな背びれをもち、これを広げることでメスにアピールする。

飼育スタッフより

ルビーのように綺麗な赤い体色がとても魅力的なお魚です。岩やサンゴのまわりなどを泳いでいます。

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
インド洋、西太平洋

ハシナガチョウチョウウオ

学名
Chelmon rostratus
英名
Copperband butterflyfish

特徴

5本あるオレンジ色の横帯が特徴的なチョウチョウウオ。岩やサンゴ等の隙間にいる小さな甲殻類などを捕食するため他のチョウチョウウオに比べて吻(ふん)が長い。

飼育スタッフより

吻(ふん)とよばれる長い口をもち、当館で飼育している他のチョウチョウオの仲間と比べ、少し形に違いがあるので分かりやすいと思います。オレンジの縦のしま模様が特徴です。

鳥類・その他

分類
マルスダレガイ目ザルガイ科
分布
西太平洋、インド洋など

ヒメジャコガイ

学名
Tridacna crocea Lamark
英名
Crocus giant clam

特徴

シャコガイ科の中で最小の種。海中に漂う微小な生き物を食べることもあるが、主に体内に住んでいる褐虫藻が光合成で作った栄養をもとに活動している。そのため、光が届きやすい浅瀬に多く生息している。

飼育スタッフより

色もサイズも可愛いらしいシャコガイです!
青いフリルが水槽の中に浮いているみたいで癒されます!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
インド・西太平洋、奄美大島以南

コエダミドリイシ

学名
Acropora microphthalma
英名
Staghorn coral

特徴

群体の枝は細長く伸び、全体的に樹枝卓上に広がる。ミドリイシの中でも成長スピードが速い。

飼育スタッフより

以前は沖縄でも見られたのですが、温暖化の影響により姿を消した過去があります。

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
長崎県以南

スギノキミドリイシ

学名
Acropora formosa
英名
Staghorn Coral

特徴

樹枝状に分かれ長く伸び成長する種類で潮通しのよい礁池・礁湖や、波浪の影響の少ない礁斜面や岩礁域の水深10m以浅で見られる。枝全体もしくは枝の先端部のみ青みがかったものがある。

飼育スタッフより

それぞれが鹿の角のような形をしたかわいらしいサンゴです。ですが名前はスギノキ(杉の木)ミドリイシ。

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
高知県以南

コユビミドリイシ

学名
Acropora digitifera
英名

特徴

波当たりの強い礁縁から礁斜面の浅所に生息。枝の先端が白くなることが多い。大潮干潮時に露出する場所にも大きな群落を形成する。

飼育スタッフより

名前の通り、小指のような枝が並んだサンゴです。波が強い場所で育つと枝が短くなるという特徴があります。

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
種子島以南

ハリエダミドリイシ

学名
Acropora aculeus
英名

特徴

細い枝状のサンゴで礁斜面や岩礁斜面の水深10m 以浅で見られる。

飼育スタッフより

ハードコーラルと呼ばれる骨格を持つ硬いサンゴです。お掃除の時は、折らないように気を付けながら作業しています!

サンゴ

分類
イシサンゴ目ミドリイシ科
分布
種子島以南

エダコモンサンゴ

学名
Montipora digitata
英名

特徴

礁池内の浅所に生息し、枝状に成長する。

飼育スタッフより

ハードコーラルと呼ばれる骨格を持つ硬いサンゴです。根元が太く、上に向かって長く伸びて成長していきます。

海水魚

分類
スズキ目イソギンポ科
分布
琉球列島、インド、太平洋

フタイロカエルウオ

学名
Ecsenius bicolor
英名
Bicolor blenny

特徴

サンゴ礁に生息し、地域によって多少の差異はあるが、基本的な体色は体前半は前半が暗色で後半が橙色。

飼育スタッフより

サンゴや岩の陰によく隠れていますが、ごはんをあげると出てきてくれます。

海水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
奄美大島以南、インド、西太平洋

イチモンジコバンハゼ

学名
Gobiodon albofasciatus
英名
Whitelined coral goby

特徴

幼魚、成魚で体色が異なり、幼魚の時は体色は灰色っぽく、体側に太い縦帯が2本あり、頭部・尾ひれに黒色斑点が多数あるが成魚になると黒一色となる。ミドリイシ類の枝の間に生息する。

飼育スタッフより

黒一色の小型ハゼでサンゴ礁に生息する魚です。水槽ではよくサンゴの間などで生活しています。ぜひ探してみてください。

鳥類・その他

分類
イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科
分布
琉球列島、インド洋、西太平洋など

センジュイソギンチャク

学名
Radianthus ritteri
英名
Magnificent sea anemone

特徴

水深10m前後のサンゴ礁斜面や水路の斜面にある岩礁に付着して生息する。大型のイソギンチャクで触手環の直径は50cm~80cmになり、時に1mを超し、カクレクマノミと共棲している姿を見ることが出来る。

飼育スタッフより

黄緑色の触手がユラユラと揺れていてとても綺麗です。
クマノミが間から顔を覗かしているときもあり、まるでお魚用のカーテンみたいです!

サンゴ

分類
ウミトサカ目クダサンゴ科
分布
奄美大島・小笠原諸島以南

クダサンゴ

学名
Tubipora musica
英名
organ-pipe coral

特徴

たくさんの花が密集しているような見た目をしている。八放サンゴ類としては特異な骨格を持ち、その骨格がパイプオルガンの気管に似る為、英名でオルガンパイプのサンゴと名前になっている。

飼育スタッフより

まるでお花のような見た目をしているのが特徴で可愛らしいサンゴです。

海水魚

分類
トゲウオ目ヨウジウオ科
分布
伊豆半島以南。インド・太平洋。

オイランヨウジ

学名
Doryrhamphus dactyliophorus
英名
Banded pipefish

特徴

沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に生息し、動物プランクトンや小型の甲殻類、無脊椎動物を捕食する。卵胎生でメスはオスの腹部に卵を産み付ける。

飼育スタッフより

赤と白のしま模様がとても特徴的な魚です。ストローのような口でプランクトンなどを吸い込んで食べます。

海水魚

分類
スズキ目ハゼ科
分布
和歌山県以南、琉球列島

キイロサンゴハゼ

学名
Gobiodon akinawae
英名
Yellow clown goby

特徴

名前の通り黄色の体色で体長が3cmほど。サンゴ礁域のミドリイシ類の枝の隙間に生息する事が多い。

飼育スタッフより

黄色の小型のハゼで愛嬌ある見た目をしています。基本的にサンゴの上で生活しています。

鳥類・その他

分類
十脚目モエビ科
分布
屋久島以南、太平洋からインド洋

シロボシアカモエビ

学名
Lysmata debelius
英名
Blood red fire shrimp

特徴

足の先端が白く、ホワイトソックスシュリンプという別名があり、他の生物の体表や口腔内についた寄生虫などを食べる習性をもち、クリーナーシュリンプと呼ばれる。

飼育スタッフより

真っ赤な体とワンポイントの白い靴下がかわいいエビです。海や水槽のお掃除屋さんとしても大活躍。

鳥類・その他

分類
アカヒトデ目コブヒトデ科
分布
ニューカレドニア、メラネシア、インドネシア、フィリピン、屋久島以南など

コブヒトデモドキ

学名
Pentaceraster alveolatus
英名
Cushion sea star

特徴

全長20cmほどになる大型のヒトデで水深20m以浅の岩礁や砂地に生息する。岩や砂の表面などに付着しているコケや、生き物の死骸などを食べる。

飼育スタッフより

赤いトゲのようなコブがイカしたヒトデです。モドキというほど、コブヒトデとはあんまり似ていない気がします。

海水魚

分類
スズキ目ネズッポ科
分布
西部太平洋

ピクチャードラゴネット

学名
Synchiropus picturatus
英名
Picturesque dragonet

特徴

スポッテッドマンダリンとも呼ばれる。蛍光のグリーンとオレンジのリングに縁取られた多数の黒色斑紋リング状の模様がある。小さな甲殻類や多毛類などの生物を捕食する。

飼育スタッフより

小型の魚で黒色の水玉模様がとてもキュート!主に岩のまわりやサンゴ礁で生活します。

海水魚

分類
スズキ目チョウチョウウオ科
分布
琉球列島、小笠原諸島、屋久島など

アケボノチョウチョウウオ

学名
Chaetodon melannotus
英名
Blackback butterflyfish

特徴

ポリプを主に藻類、小型の甲殻類など様々なものを食べる雑食性。体は白色で背びれ方向に伸びる黒い斜線があり、それを囲むように頭やひれが黄色くなっている。

飼育スタッフより

少し丸っこいフォルムがとても可愛らしいです。和名であるアケボノチョウチョウオは水平線からの夜明けにさしてくる太陽の光から由来しています。

サンゴ

分類
ウミトサカ目ウミトサカ科
分布
本州中部以南の岩礁域

ベニウミトサカ

学名
Alcyonium gracillimum
英名

特徴

柔らかい体をもつ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。体の中に大きな骨格はなく、細胞の中に骨片という小さな骨をもっているのが特徴。そのためウミトサカの仲間は伸び縮みしやすく、伸びた時と縮んだ時の大きさが2倍近く違うこともある。本種はウミトサカの中でも日陰で生息し、プランクトンなどを捕食し生活している。

飼育スタッフより

ソフトコーラルと呼ばれる骨格を持たない柔らかい体が特徴です。水槽を彩る鮮やかなオレンジ色が美しいです。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
沖縄県以南の西部太平洋

パープルクイーンアンティアス

学名
Pseudanthias tuka
英名
Yellowstriped fairy basslet

特徴

サンゴ礁域や岩礁域で小さな群れを作って暮らす。群れの中で大きい個体は性転換を行いオスになりやすい。同じくハタ科のハナゴイとかなり似ているが、本種はオスの吻先が尖って下あごが黄色くなり、メスは背びれから尾ひれにかけて黄色の帯をもつことで、見分けることができる。

飼育スタッフより

紫色の体色がとても魅力的な魚です。見た目も名前も美しい!

海水魚

分類
ウナギ目ウツボ科
分布
奄美大島以南、インド洋、太平洋

ハナヒゲウツボ

学名
Rhinomuraena quaesita
英名
Ribbon eel

特徴

鼻先から管状に伸びた鼻孔が花弁のように見えることが名前の由来。青色の体色に鼻先から背びれにかけて鮮やかな黄色が入っている。雄性先熟の特性を持ち、ある程度成長するとメスに性転換し全体が黄色へと変化する。ウツボの中ではおとなしい性質。

飼育スタッフより

当館ではまだ幼魚のため黒色をしています。成長すると鮮やかな体色になるので、これからの成長が楽しみです!

海水魚

分類
スズキ目スズメダイ科
分布
西部太平洋、インド洋

シリキルリスズメダイ

学名
Chrysiptera parasema
英名
Goldtail Demoiselle

特徴

浅いサンゴ礁域の枝サンゴ周りでよく見られる魚。小さな群れか単独で生活している。藻類や動物プランクトンなどを食べる。繁殖の際はペアを作り、産卵後はオスが卵を守る習性がある。

飼育スタッフより

ルリスズメダイによく似ていますが、尾びれだけ黄色です。

鳥類・その他

分類
分布
カリブ海、バハマなど

カリビアンゴルゴニア

学名
Colorful sea rod
英名
Diodogorgia nodulifera

特徴

ヤギというサンゴの仲間で、硬い骨格をもつ。本種は黄色、オレンジ、赤などの色のバリエーションがある。暗い所に生息しているため、光を必要としない代わりにプランクトンなどのエサから栄養を摂取している。

飼育スタッフより

本種は暗いところに生息していますが、当館では明るい水槽にいるのでしっかり観察することができます。飼育している色はオレンジに赤の水玉模様です。元気な時は赤いところからポリプ(餌を捕まえるところ)が出てきます。写真映え間違いないなし!

海水魚

分類
フグ目ハコフグ科
分布
琉球列島、小笠原諸島、八丈島など

ウミスズメ

学名
Lactoria diaphana
英名
Roundbelly cowfish

特徴

ハコフグの仲間であり、外敵に襲われそうになったりなどのストレスなどを感じると体から粘着性の毒を出して身を守ろうとする。小さな甲殻類などを捕食している。

飼育スタッフより

食欲旺盛です。可愛らしいおちょぼ口で餌を吸い込んで食べます。運が良ければごはんを食べている様子が見れるかもしれません!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
沖縄諸島以南の琉球列島、屋久島

クジャクベラ

学名
Paracheilinus carpenteri
英名
Carpenter's flasher wrasse

特徴

鮮やかな赤い体色が特徴的なベラの仲間。オスがメスにアピールする際にひれを広げ、体色を婚姻色に変えてメスに求愛する『フラッシング』という行動を行うことがある。

飼育スタッフより

鳥のクジャクのようにクジャクベラの雄は雌にアピールするためにひれを広げます。

海水魚

分類
スズキ目ハタ科
分布
沖縄諸島、小笠原諸島、東インド‐西太平洋

サラサハタ

学名
Chromileptes altivelis
英名
Humpback Grouper

特徴

白い体色に黒いまだら模様、頭から背びれにかけて体高が盛り上がる独特な形が特徴のハタの仲間。性転換を行う魚であり、生まれたときはメス、成長するにしたがってオスとなる。

飼育スタッフより

黒色の水玉模様が特徴の魚です。ふわふわとゆっくり泳ぎます。

サンゴ

分類
ウミトサカ目ホソヤギ科
分布
東北地方以南

フトヤギ

学名
Euplexaura crassa
英名

特徴

影になっている場所に生息するサンゴの仲間。光は必要とせず、小さなプランクトンなどを捕まえて栄養を補給している。色は赤、青、黄色などのバリエーションがある。

飼育スタッフより

名前の通りヤギ系の中でも枝の部分が太くなっています。当館では、似ている種類も飼育していますが少し違いがあるので比べてみると面白いです。

海水魚

分類
スズキ目ネズッポ科
分布
インド洋~西部太平洋

スターリードラゴネット

学名
Synchiropus stellatus
英名
Starry dragonet

特徴

ニシキテグリ等と同じネズッポ科の魚。這うように泳いで移動し、砂や岩、サンゴなどの表面にいる小さな甲殻類や微生物を捕食している。ルビードラゴネットより体の白色部分が多い。

飼育スタッフより

ルビードラゴネットにとても似ていますが、少し違いがあります。同じ水槽で飼育しているので違いを見比べてみると面白いです!

海水魚

分類
スズキ目ニザダイ科
分布
インド洋

パウダーブルータン

学名
Acanthurus leucosternon
英名
Powderblue surgeonfish

特徴

食性は草食で、岩などについている藻類を捕食する。鮮やかな青い体色に黄色の背びれが特徴の魚。20㎝程度にまで成長する。

飼育スタッフより

青色と黄色の綺麗な体色をしたハギの仲間の魚です。当館にいる個体はまだまだ小さいですが、大きくなると20㎝ぐらいまで成長するといわれています。これからの成長が楽しみです!

海水魚

分類
スズキ目ベラ科
分布
中・西部太平洋

パステルグリーンラス

学名
Halichoeres chloropterus
英名
Pastel-green wrasse

特徴

『グリーンラス』や『ライムラス』と呼ばれることもある。名前の通り、淡い緑色の体が特徴のベラの仲間。成長するにつれ、オスとメスで別の体色の変化がある。

飼育スタッフより

実は珍しい、全身緑色の海水魚です!

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