サンゴ
水流の流れが良い水深10~30m付近で大きな群落を作るサンゴ。沖縄県近海にも生息する。体色はグリーンや茶褐色の個体が多いほか、イエローやグリーンなど珍しい個体も存在する。
沖縄の海でも見ることができるサンゴです!ふわふわして見える枝部分がキュート!
柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。岩肌に覆い被さるように成長する。ポリプの中心部が星形に見えることから通称「スターポリプ」と呼ばれる。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
ポリプが一斉に開いている様子はまるで草原のようです!紫の身体でポリプの色がとっても映えています!
柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。骨格の代わりに砂を取り込んで体の一部を作っていることから、和名に「スナ」が入っている。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」になる部分。
産地によってカラーバリエーションが豊富なサンゴです!緑や赤、黄色のポリプを一斉に開いている姿は見ていて癒されます!
骨格が中央から放射状に延びるサンゴ。体色は全体的に蛍光色で、カラーバリエーションは非常に豊富。特に、数種の色が含まれている「マルチカラー」と呼ばれる個体はコレクターからも人気の種となる。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
鮮やかな蛍光色の身体が綺麗なサンゴです!見た目も相まって水槽内に咲く一輪の花のようです!
丸みを帯び、ザラザラとした表面を持つサンゴ。形や模様、カラーバリエーションも豊富で体色はグリーン、オレンジ、レッド、パープル等が存在する。
もこもこして見える身体と綺麗な体色が特徴的なサンゴです!
イソギンチャクのような形状のポリプを長く伸ばす姿が特徴。体色は主にグリーン系とレッド系が多い。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
長いポリプが特徴的なサンゴです!ポリプが水流でゆらゆら揺られている様子は見ていて癒されます!
放射状に広がり成長するサンゴ。体の構造の1つであるポリプが毛の様に伸びる。水流で伸びたポリプのたなびく様子が美しいミドリイシの一種。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
身体が細かく放射状に枝分かれしていて、そのたくさんの枝から一斉にポリプを広げている様子が魅力的なサンゴです!
ポリプの先端が船の錨(いかり)型に見えることから、英名は「アンカーコーラル」と呼ばれる。体色は主にグリーンが多く、イエローやゴールドなどカラーバリエーションも豊富。サンゴの中でも強い毒を持っており、他のサンゴを襲うことがある。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
特徴的なポリプの形が魅力のサンゴです!UVライトを当てるとポリプの先端が幻想的に光ります!
樹枝状に分かれ長く伸び成長する種類。やや管状に突出し角張った形をしているのが特徴。青色や濃い緑色の個体がある。波浪の影響が少ない礁斜面や岩礁域、潮通しのよい礁池など水深10m以下の場所に生息する。
長い枝のように枝分かれしている身体が特徴的です!名前にスギノキってついていますが、あまり杉の木に見えませんよね…。
岩盤に覆い被さるようにして成長するサンゴ。成長すると中央部は不規則に盛り上がった形となる。体色は緑褐色が多い。
名前の通りトゲトゲしているものの、ミドリイシのような枝状のサンゴとはまた違ったダイナミックな見た目が魅力です! 水槽の上の方を探してみてください!
花束のように集まり形成される、花束状群体と呼ばれるサンゴ。上からは半円形状に見える。体色は色鮮やかな緑色が多く水中でも良く目立つ。
サンゴは、自然界では卵と精子がそれぞれ入った「バンドル」を口から出して繁殖します! 口は円の中心にあるので、観察してみてください!
見た目が「ススキ」のような形をしていることが名前の由来。沖縄県近海にも生息する。定期的に脱皮をしサンゴの中では珍しい特徴を持つ。
フサフサして見えるのは「ポリプ」という部分。 この「ポリプ」でエサを捕まえて食べて、栄養にします!
骨格が硬い「ハードコーラル」の一種。ポリプは比較的小さく、体色はグリーンや茶褐色が多い。沖縄県近海でも見ることができ、防波堤の上から観察できることもある。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
モコモコした見た目がキュートなサンゴ。でも触るととても固いです!
触手の先端が複雑に枝分かれしており、見た目がタコ足のように見えることから別名「タコアシサンゴ」とも呼ばれる。豊富なカラーバリエーションを持ち、褐色や蛍光グリーンなど様々な色が存在する。
蛍光グリーンに見える部分は、サンゴが紫外線や青色の光を受けて発光しているんです! これはサンゴのもつ緑色蛍光タンパク質の働きによるものです。 自然の綺麗な色を観察してみてください!
円盤状で山のような形をしている単体性のサンゴ。骨格は中央から放射状に広がって延びる。名前の「クサビラ」はキノコの古語で、見た目とその形が由来になっている。体色はオレンジ、グリーン、紫などカラーバリエーションも豊富。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」となる部分。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
サンゴは基本的には固着した後は動くことができない種類が多いですが、クラビライシの仲間は動くことができるタイプもいます! もしかしたらゆっくり移動するところが見られるかも?
板状の骨格が特徴で覆い被さるように成長するサンゴ。体色はグリーン、オレンジ、パープルなどバリエーションが豊富。 ※骨格:主に炭酸カルシウムなどでできた、サンゴの「骨」になる部分。
実はサンゴの水槽は飼育員がウェットスーツを着て中に入ってお掃除しています。 お掃除の時に体が当たって、キッカサンゴの様な平べったいサンゴを割ってしまわないかドキドキしながら作業しています…!!
柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。形は樹状で小さなポリプが開いているのが特徴。体色はグリーンや褐色の個体が存在する。沖縄県近海にも生息し、岩場や枝サンゴのがれきの上などに群生する。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
水の流れに揺られている姿がとても可愛らしく、癒されます!
ポリプ1つ1つが大きくふっくらと膨らみ成長することが特徴。体色はオレンジ、赤、緑、ピンクと豊富なカラーバリエーションを持ち、青色の光を当てると発光しているように見える。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
肉厚な共肉に包まれていて、なんだか暖かそうだと思いませんか?
見た目がオレンジで体の構造がスポンジ状であることから名前が付けられた。外見上サンゴ(刺胞動物)に見えるが本種は海綿動物の1種となる。海水中の栄養分を吸収して成長する。
綺麗なオレンジ色が水槽のワンポイントになってくれます!
イソギンチャクのような触手をいっぱいに広げ扇状の群体を作る。別名「トランペットコーラル」とも呼ばれる。生息地は限られているため見つけることが難しいレアな種類。
触手がユラユラ揺れている姿は、見ているだけで心が癒されます!
薄く平たい形をした「ディスクコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。岩に覆い被さるように成長する。形が象の耳に見えることから別名「エレファントイヤー」とも呼ばれる。
ひっそりと岩にくっついているので、よく見ておかないと岩と見間違えて見逃してしまうかも知れません! どこにいるかぜひ探してみてください!
柔らかい体を持つ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。見た目が「キノコ」の形をしていることが名前の由来。ポリプが閉じている時と開いている時で見た目が異なり、閉じている時はまさにキノコのシルエットだが、開くと美しいサンゴに変貌する。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
ポリプが開いている時の姿はもちろん、閉じている時の姿もとっても可愛いらしく、そんな素敵な二面性に心が惹かれます!
外見上区別のつきにくい複数種のサンゴを総称して「ウミアザミ」と呼ぶ。特徴は幹とそこから伸びるポリプの状態に差が出ることにより見分ける。体色はいずれもパープル、ホワイト、グレーなどが多い。 ※ポリプ:イソギンチャクのような見た目で触手を広げたもののこと。1つ大体5?30mm程の大きさ。サンゴは必ず1つ以上のポリプから成っている。
骨格を持たない(骨片をもつ)柔らかいサンゴで、ソフトコーラルと言います。 水中でゆらゆらと揺られている姿にとても癒されます!
形は円形や楕円形があり、縁は波打ったすり鉢型となる。体色は褐色や緑がかった群体が存在する。
すり鉢型の見た目が特徴的で名前の由来にもなっています。 お皿形に成長する個体や、うねりの強いすり鉢形に成長する個体など、群体により個性が出るのも魅力の一つです!
樹枝卓状のサンゴ。体色は緑色や褐色の個体が多い。波浪の影響が少ない礁斜面や岩礁域、潮通しのよい礁池など水深10m以下の場所に生息する。
体色のバリエーションが豊富なのも特徴の一つです。褐色や緑色だけでなく紫やクリーム色など、同じ種でも違った姿を見ることができます!
群体性のサンゴの一種。平らで薄く広がる。比較的に成長の早いことが特徴であり、サンゴの破片が岩の被覆にくっつき、そこから成長することもある。茶やグリーン色、朱色などが存在する。
サンゴ礁のサンゴといえば!という形のサンゴです。光の量によって成長する向きが変わるという特徴があります。
群体の枝は細長く伸び、全体的に樹枝卓上に広がる。ミドリイシの中でも成長スピードが速い。
以前は沖縄でも見られたのですが、温暖化の影響により姿を消した過去があります。
樹枝状に分かれ長く伸び成長する種類で潮通しのよい礁池・礁湖や、波浪の影響の少ない礁斜面や岩礁域の水深10m以浅で見られる。枝全体もしくは枝の先端部のみ青みがかったものがある。
それぞれが鹿の角のような形をしたかわいらしいサンゴです。ですが名前はスギノキ(杉の木)ミドリイシ。
波当たりの強い礁縁から礁斜面の浅所に生息。枝の先端が白くなることが多い。大潮干潮時に露出する場所にも大きな群落を形成する。
名前の通り、小指のような枝が並んだサンゴです。波が強い場所で育つと枝が短くなるという特徴があります。
細い枝状のサンゴで礁斜面や岩礁斜面の水深10m 以浅で見られる。
ハードコーラルと呼ばれる骨格を持つ硬いサンゴです。お掃除の時は、折らないように気を付けながら作業しています!
礁池内の浅所に生息し、枝状に成長する。
ハードコーラルと呼ばれる骨格を持つ硬いサンゴです。根元が太く、上に向かって長く伸びて成長していきます。
たくさんの花が密集しているような見た目をしている。八放サンゴ類としては特異な骨格を持ち、その骨格がパイプオルガンの気管に似る為、英名でオルガンパイプのサンゴと名前になっている。
まるでお花のような見た目をしているのが特徴で可愛らしいサンゴです。
柔らかい体をもつ「ソフトコーラル」と呼ばれるサンゴの一種。体の中に大きな骨格はなく、細胞の中に骨片という小さな骨をもっているのが特徴。そのためウミトサカの仲間は伸び縮みしやすく、伸びた時と縮んだ時の大きさが2倍近く違うこともある。本種はウミトサカの中でも日陰で生息し、プランクトンなどを捕食し生活している。
ソフトコーラルと呼ばれる骨格を持たない柔らかい体が特徴です。水槽を彩る鮮やかなオレンジ色が美しいです。
影になっている場所に生息するサンゴの仲間。光は必要とせず、小さなプランクトンなどを捕まえて栄養を補給している。色は赤、青、黄色などのバリエーションがある。
名前の通りヤギ系の中でも枝の部分が太くなっています。当館では、似ている種類も飼育していますが少し違いがあるので比べてみると面白いです。